戸台から鋸岳第一高点・第二高点へ

コース難易度
上級
  • 1泊2日
  • 15時間10分
  • 17km
注意情報
2024年9月現在、第一高点、第二高点間に崩落箇所あり。ザイル等を装備したパーティ以外は進入禁止。

コースガイド

テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
15時間10分
歩行距離
17km
最大高低差
1,665m
水場
大岩下ノ岩小屋
トイレ
なし
 戸台川河原にある広い駐車場東側登山道脇にある指導所で登山届を提出し、ここから広い河原の中を進み、左岸にある三峰川発電所取水口の施設の通路を通ります。台風等の影響でルートが変わるので、周囲をよく見て歩きやすいところを探しながら進みましょう。
 標高1320m付近で角兵衛沢と出会います。ここから戸台川を渡ります。その後、小尾根を越えるように登っていくと、一合目です。ここで道は二手に分かれますが、左へ横岳峠への道は廃道となっています。ここを右へ針葉樹林帯の中を進んでいきます。標高2200m付近で登山道から右に離れ、2~3分ほど進むと大岩下ノ岩小屋に着きます(テント3、4張可能、水あり)。
 登山道に戻り、再びガレ場を登ります。コルに近くなると踏み跡が薄く、登りやすいところを選んでの登高となります。
 やっと着いた標高2550m、角兵衛沢のコルは狭く、ここから南東へ尾根通しに鋸岳の第一高点を目指します。ダケカンバ、ハイマツなどの枝に捕まりながら、20分ほど進むと鋸岳第一高点に着きます。ここでは甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳はもちろん、中央アルプス、さらに遠く北アルプスの峰々を望むことができます。
 第一高点から岩稜上を下っていくと小ギャップです。ここは8mほどの岩壁が垂直に切れています。設置されている鎖を頼りに慎重に下りましょう。小ギャップの底からは右手の小さな尾根通しの鎖を頼りに約15m程登り、ナイフエッジ状の岩を越えると鹿ノ窓です。鹿ノ窓にも長い鎖が設置されています。鹿ノ窓の岩溝から右手の草付きの尾根側を下ると、第三高点につながる岩尾根上にバンド(岩尾根を横切る岩棚)があり、ここを進むと大ギャップからのガレ沢に入ります。ここを距離で15mほど登り返し、第二高点から延びる南西稜に取りつきます。灌木帯の急登を登っていくと第二高点です。頂上には錆びた鉄剣が立っており、眺望もまた素晴らしく、核心部を終えた安堵感が広がることでしょう。
 第二高点から幅広の岩稜を右へ回り込みながら、岩稜と岩稜の間のガラ場を下っていくと中ノ川乗越です(テント3張ほど可能、水なし)。ここからはガレの上をひたすら下ります。標高1850m付近からはカラマツなどの林がところどころ途切れながら続き、やがて林床にみごとな苔を持つ針葉樹林を過ごします。
 戸台川を渡り、ここから10分ほど下ると角兵衛沢に出会います。戸台川沿いに来た道を進んで、戸台の駐車場に着きます。
第一高点から甲斐駒ヶ岳
角兵衛沢のコル。
大キャップ
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