二岐温泉から小白森山、大白森山へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 7時間25分
  • 12.1km

コースガイド

裏那須の秘峰的存在の小白森山と大白森山の稜線歩きです。ブナ林と展望を楽しめます。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
7時間25分
歩行距離
12.1km
最大高低差
842m
水場
なし
トイレ
なし
 二岐温泉へ行くには、東北本線の須賀川駅から福島交通バスが二岐温泉まで1日2往復しています。ほかにも、東北新幹線の新白河駅東口から「湯ったりヤーコン号」が1日1往復。ヤーコン号については、天栄村観光協会(役場産業課内)へ問い合わせるといいでしょう。
 このコースは往復7時間25分と長丁場。体力や時間に自信や余裕がない場合は、小白森山往復だけでも十分楽しめます。また、大白森山から甲子峠を越えて甲子温泉泊まりの日程にすると、さらに思い出深い山行になるでしょう。
 スタート地点の二岐バス停から南へ車道を行くと二俣橋に出ます。さらに進み、T字路を右に曲がったところが小白森山への登山口。車が数台駐車でき、大きな周辺案内図があります。標識を見て、左手の杉林の中を登っていきます。やがてカラマツ林になり、ジグザグに登ると、樹間越しに二岐山の山容が望めるようになります。するとまもなく稜線です。クマザサの茂る尾根道を南へ進むと、ブナの巨木が目立つ樹林帯になり、樹間からは右手に二岐山が、下方には二岐温泉の湯宿が望めます。初夏にはシャクナゲの花が彩り、ネマガリダケが収穫できる快適な尾根道です。秋は紅葉が美しく、ナナカマドの赤い実が彩ってくれます。
 しばらく進むと「蟻の戸渡」と呼ばれるヤセ尾根に出ます。東側が大きく崩壊していますが、注意をすれば、とくに危険な箇所ではありません。蟻の戸渡りから先は、ブナ林が続く上り道。小白森山までの高低差約250m。頑張りどころです。やがて着く小白森山の頂からは大白森山や旭岳、三本槍岳が望まれます。展望を楽しんだら急坂を下り、一杯山へ登り返します。小さな突起の頂きで、目指す大白森山が盛り上がって見え、振り返ると二岐山が大きく見えます。
 さらに登り返すと二杯山。ブナの林から灌木へと緩やかな登り道を進むと、甲子峠への分岐に着き、すぐ先に大白森山の頂上が待っています。ここは阿武隈川と阿賀野川の分水嶺の山とあって、すこぶる展望に恵まれ、眼前には旭岳、遠くには三本槍岳も望まれます。
 北側へ目をやれば二岐山、遠くには磐梯山や吾妻連峰、飯豊山も遠望できるでしょう。なお小白森山~二杯山間はササの刈り払いから数年経つと、ササが深くて道がわかりにくい場合があるので注意してください。
 大白森山から甲子温泉への道は甲子温泉から甲子山、大白森山へ(コースガイド)を参照してください。
樹間から仰ぐ三角峰の二岐山
大白森山から見る二岐山(中央)と小白森山(右)
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