雨に強い防水リュックは、登山で荷物を守るための必須アイテムです。結論からいうと、日帰り登山が中心の初心者には「20〜30L前後の撥水リュック+レインカバー付き」が使いやすく、泊まりや悪天候の山行では「40L以上の容量」や「ロールトップ式の防水モデル」も選択肢になります。
登山歴が浅いと「どのサイズが登山向き?」「完全防水と防水カバー、どちらを選ぶべき?」と悩む場面も多いものです。そこで今回は、防水リュックの選び方を初心者にもわかりやすく整理し、登山に適したおすすめブランドを厳選してご紹介します。
目次
登山に防水リュックが欠かせない理由

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登山では、突然の雨や霧に見舞われることが少なくありません。そんなときに頼りになるのが、防水リュックです。食料や着替え、地図やスマートフォンといった大切な荷物を濡らさず守れるかどうかは、安全な登山に直結します。
もしリュックの中まで水が浸み込んでしまうと、行動食が食べられない、着替えが使えない、スマホやGPSが故障するなど、登山計画が大きく狂う危険性があります。特に初心者は、余裕をもった判断や装備選びが安全につながるため、防水リュックを選ぶことはとても重要です。
| 登山シーン | 防水リュックが役立つ理由 | 濡れた場合のリスク |
| 日帰り登山(急な雨) | 行動食・スマホを守れる | エネルギー切れ、地図が使えない |
| テント泊登山 | 着替えや寝袋を守れる | 体温低下、行動不能のリスク |
| 夏山(夕立や雷雨) | 短時間でも強い雨に対応 | 装備全体が水没レベルで濡れる |
| 秋山(霧や長雨) | 長時間の湿気や雨を防ぐ | 荷物がじわじわ濡れ、重くなる |
一口に防水リュックといっても、容量の違いをはじめ、完全防水のタイプから、防水カバーや止水ジッパーで雨をしのぐタイプまでさまざまな種類があります。実際にどういった点に注意して選べばよいのか、詳しく見ていきましょう。
登山初心者が知っておきたい「防水リュック」の選び方
登山で使う防水リュックは、通勤や街歩き用と違って「山の環境に対応できる設計」が求められます。ここでは、登山初心者が失敗しないために確認しておきたいポイントを整理しました。
①容量:日帰りなら20〜30L、泊まりなら40L以上

日帰り登山なら20〜30L程度が目安です。レインウェア、飲み物、行動食、防寒着、地図、モバイルバッテリーなどを入れても余裕があるサイズを選びましょう。
山小屋泊やテント泊では荷物が増えるため、40L以上を目安にすると安心です。容量が小さすぎると荷物を外付けすることになり、雨で濡れる原因になります。
②防水性能:日帰りは「撥水+レインカバー」が使いやすい
防水リュックには、大きく分けて「完全防水タイプ」と「撥水+レインカバー併用タイプ」があります。
完全防水タイプは、ロールトップ式やターポリン素材などを採用したモデルが多く、雨に強いのが魅力です。ただし、重さや蒸れが気になることもあります。
初心者の日帰り登山なら、まずは撥水性のある軽量リュックにレインカバーを組み合わせる選び方がおすすめです。荷物の中身はドライバッグや防水スタッフバッグで小分けにすると、さらに安心感が高まります。
③背負い心地:防水性だけでなくフィット感も確認

防水性能が高くても、背負い心地が悪いと登山中に疲れやすくなります。肩だけに重さがかからないよう、ショルダーハーネス、チェストストラップ、ヒップベルトの有無を確認しましょう。
背面がメッシュやエアフロー構造になっているモデルなら、汗による蒸れも軽減しやすくなります。
④収納性:濡らしたくないものとすぐ使うものを分ける
登山では、荷物を素早く取り出せるかどうかも重要です。スマートフォン、地図、行動食、レインウェアなどは、すぐ取り出せる位置に入れられると便利です。
ただし、ポケットが多すぎると雨の侵入口が増えることもあります。メイン収納はシンプルにし、濡らしたくないものはドライバッグで小分けするのがおすすめです。
登山におすすめの防水リュックブランド6選
防水リュック選びに迷ったときは、まず信頼できるブランドから絞り込むのがコツ。ここでは、使いやすい防水リュックを展開している、定番&注目のブランド6社をご紹介します。
Naturehike(ネイチャーハイク)
コスパと大容量で初心者縦走にも対応するアウトドアブランド
ネイチャーハイクは、軽量かつ大容量のバックパックを手がけ、防水・撥水性のモデルも多く展開しています。40L前後のモデルやレインカバー付きのモデルも見つけやすく、登山+旅行+防災用途まで幅広く対応しやすいのが魅力です。
代表モデル例
ブランドの特徴
・大容量モデルがあり、荷物が多い登山にも対応
・レインカバー付きモデルを選びやすい
・価格を抑えつつ、登山用として必要な機能を備えたモデルが多い
こんな人におすすめ
・縦走を目指していて容量重視したい初心者
・コストを抑えつつ防水・耐久性もあるリュックが欲しい人
・荷物を多めに持つ登山やキャンプを始めたい人
Columbia(コロンビア)
アウトドア初心者に優しい価格帯+日帰り向けモデルが探しやすいブランド
コロンビアはコストパフォーマンスが良く、日帰り登山に使いやすい容量のバックパックを探しやすいブランドです。完全防水というより、撥水性のあるリュックにレインカバーを組み合わせて使うイメージで選ぶとよいでしょう。
代表モデル例
ブランドの特徴
・日帰り登山に使いやすい25L前後のモデルがある
・価格と機能のバランスが良い
・アウトドア初心者でも選びやすい定番ブランド
こんな人におすすめ
・初めての登山リュックを買いたい人
・日帰り登山中心で、大容量はそこまで必要ない人
・軽量性と価格のバランスを重視する人
HUNTER(ハンター)
デザイン性と耐水性を両立し、街でも使いやすいバッグブランド
ハンターは、日帰りハイキングやタウンユース兼用を考えている人に向いたブランド。オリジナルナイロンバックパックは容量24.5Lで、耐水性のある生地と裏地を採用しています。
代表モデル例
ブランドの特徴
・街でも使いやすいデザイン
・24L前後で日帰りや普段使いに向く
・本格登山より、軽めのハイキングや雨の日の外出向き
こんな人におすすめ
・デザインを重視したい人
・タウンユース兼用として使いたい人
・軽量である程度の耐水性が欲しい人
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
日帰り登山から山小屋泊まで使いやすい定番ブランド
ザ・ノース・フェイスは登山・アウトドア用品で信頼が厚く、トレッキング向けのリュックも豊富です。代表モデルの「テルス25」は、背面パネルの通気性やフィット感、レインカバー内蔵、ハイドレーション対応。
代表モデル例
ブランドの特徴
・日帰り登山に使いやすい容量
・レインカバー内蔵モデルを選べる
・背負い心地や収納性のバランスが良い
こんな人におすすめ
・登山用として長く使える定番モデルを選びたい人
・雨対策と背負いやすさの両方を重視したい人
・日帰り登山から軽めの山小屋泊まで使いたい人
ORTLIEB(オルトリーブ)
防水性を重視する人に向いたドイツブランド
オルトリーブは防水バッグで知られるブランドです。人気のVelocityシリーズは17L・23L・29Lで展開中。ロールトップ式の防水リュックを探している人に向いています。
代表モデル例
ブランドの特徴
・ロールトップ式の防水モデルがある
・雨や水濡れへの安心感が高い
・普段使い・自転車・悪天候時の外出にも使いやすい
こんな人におすすめ
・バッグの中身をできるだけ濡らしたくない人
・電子機器や着替えを持ち歩くことが多い人
・防水性を最優先したい人
ZAT(ザット)
丸洗いしやすく、雨や泥に強いシンプルな防水バッグ
ザットは、耐水性と手入れのしやすさを重視したドライバッグシリーズを展開しています。濡れた衣服や靴をそのまま入れやすく、汚れたあとの手入れがしやすいのが特徴。
代表モデル例
ブランドの特徴
・雨や泥汚れに強い
・丸洗いしやすく、手入れが簡単
・価格を抑えた防水バッグを探しやすい
こんな人におすすめ
・雨や泥などアウトドアの汚れを気にする人
・サブバッグや防災用にも使いたい人
・シンプルな防水リュックを手頃に選びたい人
登山用防水リュックブランドの価格帯比較表
最後に、各ブランドの気になる平均価格帯もチェックしておきましょう。
| ブランド | 平均価格帯 | 特徴 | おすすめポイント |
| ZAT | 2,000〜6,000円 | PVC素材で完全防水、丸洗いOK | サブリュックや雨対策用に最適 |
| Naturehike | 4,000〜12,000円 | 大容量・軽量・レインカバー付き | コスパ良し、縦走や泊まり登山にも対応 |
| Columbia | 7,000〜15,000円 | 比較的手頃で、撥水+レインカバー仕様 | 日帰り登山や初購入に安心 |
| HUNTER | 10,000〜20,000円 | デザイン性と防水性を両立、街でも映える | 主に日帰り登山&タウンユースを考える人に |
| THE NORTH FACE | 12,000〜25,000円 | 高品質でデザイン性良好、普段使いも可 | 長く使える万能モデルを探す人に |
| ORTLIEB | 20,000〜35,000円 | 完全防水仕様で耐久性抜群 | 荷物を絶対に濡らしたくない人に |
防水リュック選びでよくある質問と答え

Q. 登山初心者は完全防水リュックを選ぶべき?
A. 日帰り登山が中心なら、完全防水にこだわりすぎなくても大丈夫です。撥水性のある登山リュックにレインカバーを併用し、スマホや着替えなど濡らしたくないものはドライバッグに入れると安心です。
Q. 防水リュックとレインカバー、登山ではどちらを優先すべき?
A. 初心者は、まず「背負いやすい登山リュック+レインカバー」を優先するのがおすすめです。防水性だけで選ぶと、重かったり蒸れやすかったりして、登山中に疲れやすくなることがあります。
Q. 日帰り登山なら何リットルの防水リュックが使いやすい?
A. 20〜30Lが目安です。レインウェア、防寒着、飲み物、行動食、地図、モバイルバッテリーなどを入れるなら、25L前後が扱いやすいでしょう。
Q. 防水リュックは普段使いと登山で兼用できる?
A. できます。ただし、本格的な登山ではヒップベルトや背面通気性、レインカバーの有無が重要です。街でも使うなら、HUNTERやTHE NORTH FACEのようにデザイン性と機能性のバランスがよいブランドを選ぶと使いやすいでしょう。
登山をもっと安心・快適にする防水リュックを選ぼう

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登山では、突然の雨や霧に備えて防水リュックを用意しておくことが、安全で快適な山行につながります。食料や着替え、スマートフォンといった大切な荷物を守ることは、体力面だけでなく心の安心感にも直結。
ここまでを整理すると、
◆日帰り登山なら20〜30Lの撥水リュック+防水カバー
◆縦走や泊まりなら40L以上の容量で、防水性能の高いモデル
◆普段使いも兼ねたいならデザイン性と防水性を両立したブランド
という選び方が目安になります。
防水リュックを持っていれば、急な天候変化にも落ち着いて対応できるはずです。自分の登山スタイルに合った一つを見つけて、安心して山の景色を楽しんでくださいね。
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