最乗寺から明神ヶ岳・明星ヶ岳へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 6時間25分
  • 13.6km

コースガイド

曹洞宗の古刹、大雄山最乗寺が出発点。荘厳な境内から山中へ。帰路は静かな奥和留沢みはらしコースを下りましょう
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
6時間25分
歩行距離
13.6km
最大高低差
1,016m
水場
なし
トイレ
最乗寺
 箱根越えの最も古い道は、関本〜明神ヶ岳〜宮城野〜碓氷峠〜仙石原〜乙女峠〜御殿場を結ぶものだったそうです。この道は「碓氷道」といわれるものです。明星ヶ岳と乙女峠で2回、箱根外輪山の稜線に乗ることになります。当時の旅人の苦労が偲ばれます。当時の道とは異なるようですが、最乗寺から明神ヶ岳まで少しだけその雰囲気を味わってみましょう。
 道了尊バス停を降りると、目の前に大雄山最乗寺の参道がのびています。その左にのびているのが、明神ヶ岳の登山道です。登山道に入ると左にきれいなトイレがあります。古刹にふさわしく、杉の大木が道の脇にそびえています。厳かな雰囲気を十分に楽しみながら進みましょう。長い石段を登ると山道になり、静かな林を登るようになります。ここを登りきると勾配はゆるみます。登山道の脇には石仏がひっそりとたたずんでいます。
 林道を横断して進むと明神岳見晴小屋という無人の休憩小屋に着きますが廃屋の状態となっており、使用不能です。しかし、小屋の前は広いので、ベンチで休憩していきましょう。
 見晴小屋から10分ほど登ると上空が開け、草原状の尾根道を歩くようになります。後方に広がるのが丹沢山塊。さらに20分登れば神明水です。量は少ないですが、岩の下から清らかな水が湧き出しています。ここから勾配の強い道を登ることになりますが、すぐに傾斜はゆるみ、再び草原状の尾根道を歩くようになります。
 明神水を過ぎると灌木の中を登るようになります。明星ヶ岳の道標が立つ分岐を過ぎると、箱根外輪山の稜線はすぐです。稜線に乗ったら右へひと登りで明神ヶ岳山頂に到着します。
 明神ヶ岳山頂は広く展望に優れています。とくに晴れ渡った日には富士山の好展望台になります。さらに金時山や大涌谷、神山などのほか伊豆半島の山並みなどの展望を得ることもできます。植生保護のロープを越えないようにして、ランチと展望を楽しみましょう。
 山頂から往路を戻ります。最乗寺から登ってきた道を左に分け、下ります。宮城野支所前バス停へ下る鞍部を過ぎ、アップダウンして明星ヶ岳へ向かいます。小さな山頂を確認したら10分ほど稜線を戻ります。右の奥和留沢みはらしコース分岐点から和留沢入口バス停まで下ります。木の根に注意しながら進むと岩場が現れますが、危険を感じるほどではありません。林道を横切り1時間10分で案内看板のある登山口。さらに舗装道路を50分歩けば和留沢入口バス停です。
山頂手前から湘南の海を一望
大雄山最乗寺の登山口。参道の階段からでも登山道に合流することができます。
廃屋の明神岳見晴小屋。
奥和留沢みはらしコースからの展望
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