枝折峠から越後駒ヶ岳へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 11時間10分
  • 14.3km

コースガイド

最初は高低差なく、明神峠あたりからは少しずつ厳しい山になり、展望も開けてくる良い登山道です
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
11時間10分
歩行距離
14.3km
最大高低差
938m
水場
駒ノ小屋
トイレ
駒ノ小屋
 枝折峠の南にある登山口からスタートします。頂上との標高差は1000m未満ですが、距離が長いので頂は遠くに見えるでしょう。灌木の中をしばらく登ると、左下の北ノ又川沿いに銀山平湖畔より集団移転した民宿などのログハウスの集落が見えてきます。温泉もあるので帰りに汗を流してもよいでしょう。貸切のログハウスもあるので、登山の基地にはもってこいです。
 なだらかな登りが続き、林に入ったところで枝折大明神の小祠に到着します。この祠は5〜6人くらい収容可能なので避難小屋としても利用できます。ここには「銀の道」の標識があり、この道は大湯から銀山平に抜ける道でとして車道が出来るまで人々の生活道路として利用されていました。見晴らしの良い明神峠を過ぎ幾つかのピークを登り下りすると道行山分岐です。天候が良ければピークまで登り、守門、未丈、荒沢、中、兎などの展望を楽しむのもよいでしょう。春にはシャクナゲ、夏にはコメツツジの花が群生して咲いています。
 ここから小倉山までは一旦下りになりますが、登山道はぬかるんでいるところが多く歩きにくいので注意が必要です。視界のきかない灌木帯を過ぎると小倉山に到着します。ふり返れば枝折峠が遠くに見え、歩いてきた距離を実感できるでしょう。
 灌木の生い茂る視界のきかない緩斜面を登りしばらくすると百草ノ池のある平坦地に出ます。この池の周り一帯は一時裸地化し、池も埋没しそうでしたが、地元の山の関係者の努力により水辺にハクサンコザクラが咲く元の池に戻り、水面に荒沢岳を映すようになりました。
 ここから登山道は背丈の低い灌木帯となり、見晴らしの良い急登になります。前駒のピークに着くと道はゆるい岩稜へと変わります。岩場の急登を登り終わると駒ノ小屋に到着です。小屋には5月中旬から10月中旬まで不定期ですが管理人が駐在します。
 ここから頂上までは、真夏まで豊富な残雪があり、様々な彩りを添えたお花畑と、残雪のコントラストが見事です。花を堪能しながら30分ほど登ると越後駒ヶ岳頂上に到着します。
 視界が良ければ越後三山の八海山、中ノ岳をはじめとし、守門岳、浅草岳、平ヶ岳、燧ヶ岳、会津朝日岳、遠くは北アルプス連峰、飯豊連峰も一望できます。
 かつては山岳信仰の対象で、昭和30年代には多くの信者が登りましたが、その後減少し現在賑わう登山者の中に信者の姿を見ることはありません。頂上にある猿田彦大神像が往時を偲ばせるのみです。
 下山は往路を枝折峠まで戻ります。
道行山からの越後駒ケ岳。
前駒より山頂方面
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