胎内口から大石山・朳差岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 14時間20分
  • 18.1km
注意情報
2024年10月現在、土砂崩れのため胎内川ダム〜奥胎内ヒュッテ間の林道は通行止

コースガイド

標高が低いながらお花畑が展開する大石山に突き上げるコースです。朳差岳や頼母木山まで往復するのも良いでしょう。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
14時間20分
歩行距離
18.1km
最大高低差
1,296m
水場
標高1090mの水場 他
トイレ
奥胎内キャンプ場 他
 奥胎内ヒュッテ前に一般車両通行止めのゲートがあり、季節限定で登山口まで乗り合いタクシーが運行されています。
 足ノ松沢を渡った広場が登山口です。ブナ林の御用平からいきなり急登になりますが長くは続きません。ロープのある岩場も問題はなく、姫子ノ峰に出ます。腰を下ろしてこれから登る大石山や地神山、頼母木小屋を仰いで汗を拭きます。
 鞍部の岩場は足元が切れているので慎重に通過します。ひと汗かくと滝見場で眼下の足ノ松沢に滝を遠望し、すぐ上に英三ノ峰の標柱があります。大石山方面の展望が開けてきます。
 ヒドノ峰付近の登山道は舟窪の底に戻されています。水場は分岐から北側に標高差49m下ります。遠いのでお勧めはしません。
 水場分岐から木の根が剥き出しのブナ林となり、途中に腰を降ろせる広場があります。
 樹林帯から抜け出しイチジ峰で大石山と地神山を見上げます。頼母木川を挟んだ胎内尾根の一ノ峰と二ッ峰は独特の形から、帽子になぞらえて恵比寿峰・大黒峰と呼称されていました。
 西ノ峰まで来れば高山帯の様相になり、鉾立峰や二王子岳を眺めながら主稜線の分岐に到着します。
 頼母木小屋方面に縦走をする場合でも、分岐に荷物を置いて朳差岳まで往復してくる登山者が珍しくありません。
 分岐から飯豊連峰北端の朳差岳に向かいましょう。独立峰のような鉾立峰の急斜面を登って下り、やっと朳差岳の基部に着きます。愚痴を言いたくなりますが、朳差岳を遠望した時、不動明王が携えている鉾のようなこの峰なしでは物足りません。
 急坂をほぼ登りきった登山道の傍らに、飯豊連峰を紹介した藤島玄翁の記念碑があります。北飯豊には宗教登山の歴史を感じさせる南飯豊と違う、懐かしさがあります。
 朳差小屋は山頂を背景にして、ハクサンイチゲやニッコウキスゲの咲き競う中に建っており、お花畑は種類を替えながら季節を教えてくれます。小屋から朳差岳山頂までは僅かの距離です。小屋は通年無人ですが、清潔な2階建てです。昔ながらのトイレも含めてボランティアの登山者が手入れをしています。
 地神山へ高まっていく山並みの脇に飯豊山が顔を覗かせています。朳差小屋と御西小屋からの眺めは、筆者が大好きな光景です。
 水場は、小屋とトイレの間から南東に下ります。融雪水がなくなると標高差78m下った小沢の水溜りを利用します。水溜りの底から水が湧いているので、筆者はそのまま飲用しています。
 下山は同じ道を引き返します。
イチジ峰
ニッコウキスゲの咲き乱れる朳差小屋と朳差岳山頂
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