早月尾根から剱岳へ

コース難易度
上級
  • 1泊2日
  • 16時間0分
  • 15.6km

コースガイド

早月尾根は冬山登山の代表的なルートだが、その高低差は約2200mと非常に厳しい。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
16時間0分
歩行距離
15.6km
最大高低差
2,299m
水場
馬場島荘
トイレ
馬場島荘
 馬場島からの剱岳は山頂までの標高差が約2200mと長大な尾根を登って行きます。
 登り口には「試練と憧れ」の碑があり、馬場島からいきなりの急登で始まります。標高1000mの松尾平で一度平坦になり緩やかに松尾奥ノ平へと続きます。この先は風の通らない尾根の急登となるが、200m毎に標識があるので便利です。途中木のベンチもあります。展望はほとんどないものの立山杉の巨木があり森林浴が楽しめます。
 松尾奥ノ平を過ぎると木や根をつかみながら本格的な急登が始まり、標高1500mまで登ると展望が開けてきます。標高1800mの急登を登りきると視界が開け、赤谷山の大きな山容が見えます。2000m付近を過ぎると尾根上に池塘が現われ、傾斜が緩い尾根をたどると剱岳早月小屋に到着。コース中唯一の小屋です。
 小屋を後に針葉樹林帯の急登を進みます。途中やせ尾根があり木や岩を乗り越え、標高2600mを過ぎると滑りやすいガレ場の急登となり早月尾根の核心部に入ります。ここまで来ると小窓尾根や剱尾根などの鋭くとがった荒々しい岩壁がすぐそばに見えます。ここから先はもろい岩場が続くので落石に注意です。ペンキ印を見落とさないように気を付けましょう。滑りやすいエボシ岩を通過して、2800mの標識のある小広場を過ぎるとやがてシシ頭に出ます。7月中は池ノ谷側に雪が残ることがあるので要注意。池ノ谷側のバンドに沿う鎖をたどり、続いて現れる岩峰がカニのハサミで一番の難所です。池ノ谷側に付けられた鎖に沿って通過するが、壁に打ち付けられたボルトを通ります。
 一度稜線に出てから長い鎖が付けられた池ノ谷側のガレ場の斜面へ移り、さらに鎖のある岩場を登って細い岩綾となった稜線に出ます。やがて別山尾根との分岐を過ぎ、剱岳神社が見え剱岳山頂に到着です。山頂からの展望は、富山湾に富士山、後立山連峰、北アルプスを一望できます。
 復路は往路を馬場島の登山口まで引き返します。
大日岳からのぞむ夕陽にそまる剱岳
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