須川温泉から栗駒山へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 3時間35分
  • 8.5km
注意情報
昭和湖付近の火山ガス濃度が高く危険なため、苔花台から天狗平の区間が立入禁止になっています。迂回路を設定して2026年に再開通の予定。
お問い合わせは岩手県環境生活部自然保護課

コースガイド

湯治場として1100年以上の歴史を持つ須川温泉から山頂を周回するコース。変化に富んだ火山地形が見られます
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
3時間35分
歩行距離
8.5km
最大高低差
507m
水場
なし
トイレ
須川温泉、昭和湖(使用時期限定)
 栗駒山は岩手県では「酢川岳」と呼ばれ、須川温泉を起点に、名残ヶ原の高山植物と、昭和湖や剣岳の荒々しい火山地形を楽しめる本コースは多くの登山者に利用され親しまれています。
 登山道は須川高原温泉の建屋と、露天風呂にはさまれた源泉が流れる川の脇から始まります。大日岩を右手に眺めて灌木帯を登ると、オイラン(蒸し)風呂の小屋の横を通り抜けます。地熱の湯気が立つ小さな丘を越えて少し下ると、木道が敷かれた名残ヶ原の湿原に出ます。湿原は乾燥化が進んでいますが、初夏から夏にかけてワタスゲやモウセンゴケ・イワイチョウが咲き誇ります。
 湿原南端の分岐は、右折すると賽の河原やゆげ山方面に行く散策路で、登山道は直進します。低木帯を少し登ると苔花台と標識がある産沼コースの分岐ですが、ここも直進。昭和湖から流れてくるゼッタ沢を渡り、火山性ガスの噴出で木々が枯れている地獄谷の左岸を通過します。やがて道が平坦になり青白色の幻想的な水をたたえた昭和湖に着きます。この湖は昭和19年の爆発によってできた火山湖で、湖面に剣岳の荒々しい岩肌を映し出しています。
 昭和湖から左手に進み、階段の急坂を登ります。緩い登りに変わりハイマツが出てくると、県境の天狗平の分岐に着きます。ここを左折して山頂を目指しましょう。天狗岩の横を抜け、展望の良い稜線を進むと、登山者で賑わう栗駒山山頂に着きます。
 下山路は北東側へ下る産沼コースに入ります。間違って宮城県側の中央コースに入る方が多いので、標識をよく確認してください。下り始めは少し急ですが、やがて傾斜の緩い尾根に入ります。このコースは灌木が茂り視界があまり良くないのが難点です。
 山頂から40分で産沼に着きます。右に笊森コースが分岐しますが、笊森避難小屋より下部の登山道は廃道です。産沼から西よりに方向を変えて展望のない低木帯に入ります。ジグザグの急坂を下り、三途の川とゼッタ沢を石飛びで渡渉します。沢から一段登れば苔花台の分岐です。右折し少し下って名残ヶ原南端の散策路の分岐を賽ノ磧方面に進みましょう。少し登った賽ノ磧の火口原は6月初旬にイワカガミの見事なお花畑が見られます。整備された遊歩道を下ると大日岩が見えてきて、すぐに須川温泉に戻れます。
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