新穂高温泉から双六岳・三俣蓮華岳へ

コース難易度
上級
  • 3泊4日
  • 16時間45分
  • 32.6km

コースガイド

新穂高を起点に、わさび平から小池新道を経由して鏡平へ。さらに北アルプス主稜線へ登り、双六岳・三俣蓮華岳を訪れます
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
3泊4日
歩行時間
16時間45分
歩行距離
32.6km
最大高低差
1,770m
水場
わさび平小屋など
トイレ
各小屋
 起点は岐阜県側の北アルプスの玄関口である新穂高温泉。まずは蒲田川左俣に沿ってのびる林道をたどります。まもなくゲートがあり、ここから先は一般車通行禁止。ゲート脇に登山届のポストがあります。左手の穴毛谷の砂防ダム群を眺めたり風穴でクールダウンしながら、林道を歩きます。右岸に移り笠ヶ岳へ向かう笠新道を分けてまもなく、ブナ林に囲まれたわさび平小屋です。ここに宿泊してスタートするのも良いでしょう。
 さらに林道をたどり、蒲田川を渡る手前が小池新道分岐です。ここからよく整備された登山道が始まります。
 流れが聞こえるようになると、堅固な橋のかかる秩父沢出合はすぐです。遅くまで雪渓の残る沢ですが、明るい河原は休憩ポイントです。さらに進んで、秩父小沢を横断します。最後の水場です。灌木の多い斜面をたどり、チボ岩、イタドリヶ原を越え、やがてベンチのあるシシウドヶ原です。ここからトラバース気味に進み、熊の踊り場を過ぎてひと登りで鏡平、鏡池の横に出ます。池に映える槍穂高を楽しんだら、鏡平山荘へ。山荘の名物かき氷がたまりません。
 鏡平山荘から斜上して尾根に出ると、弓折岳分岐です。ここから弓折岳は笠ヶ岳方面へ向かい往復15分ほどです。ここからはほぼ尾根上の道です。遅くまで残る残雪を過ぎるとお花畑ベンチ。シナノキンバイなどのお花畑が広がります。尾根から離れ、少しずつ下ると、鷲羽岳を背景に双六小屋が近づきます。夏期には富山大学の診療所も開設され、この地域の中核となる小屋です。
 双六小屋からは、西鎌尾根経由で槍ヶ岳へ続く道が分かれます。双六岳へは小屋の前からハイマツの斜面を一気に登ります。ひと段落するのが巻道ルート分岐。そのすぐ先が中道分岐です。手入れの良い道をもうひと頑張りで一気に登ります。残雪が多い時期は、中道を途中まで進み、稜線に登るルートとなります。
 頑張って登った稜線は実に広々としています。点々と植物が生え、線状構造土が見られます。振り返ると槍ヶ岳から穂高連峰の稜線が、柔らかな曲線描く稜線上に浮かぶ絶景です。双六岳山頂から稜線伝いに三俣蓮華岳まで足をのばせば、眼下に黒部源流や三俣山荘、正面に鷲羽岳、水晶岳、さらには雲ノ平から薬師岳と山並みがどこまでも続いて見えます。北アルプスの奥地にいることが実感できるでしょう。山頂からはガレた道を下り巻道ルートへ進んで双六小屋へ戻り、新穂高温泉までは往路をたどります。
双六岳は広々とした稜線の向こうに槍・穂高が眺められる独特な景観が広がります。
双六小屋への道から見える鷲羽岳。
静かな鏡平の池と槍ヶ岳
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