高瀬ダムから野口五郎岳・槍ヶ岳へ(裏銀座コース)

コース難易度
上級
  • 4泊5日
  • 34時間25分
  • 51km

コースガイド

抜群の展望を楽しみながら、烏帽子岳・野口五郎岳・鷲羽岳と名山をつないで、槍ヶ岳を目指して歩きます
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
4泊5日
歩行時間
34時間25分
歩行距離
51km
最大高低差
1,890m
水場
岩苔乗越ほか
トイレ
各小屋
 裏銀座コースは、槍ヶ岳が徐々に近づく展望と個性豊かな小屋が楽しみな伝統的な槍ヶ岳登山コースです。タクシー終点の高瀬ダム上を渡り、トンネルを抜け不動沢の吊橋を渡ります。キャンプ場があります。さらに濁沢を右岸に渡り、わずかに上流側に進むとブナ立尾根の取付で、水場があります。ここからブナ立尾根は急ですが、整備された良い道です。烏帽子小屋までの要所に12番から0番まで番号があり、歩く目安になります。登り切った烏帽子小屋に着いたら、花崗岩の岩塔、烏帽子岳を往復しましょう。山頂直下はクサリ場なので慎重に。
 烏帽子小屋からはテント場の横を通り三ッ岳を目指します。コマクサの咲く斜面を登り切ると三ッ岳です。ピークを巻いて進んだ鞍部からは野口五郎岳の堂々とした姿を望めます。ここで稜線コースとお花畑コースに分かれます。稜線コースは三ッ岳西峰を通ります。野口五郎岳手前に家族的な野口五郎小屋があります。
 野口五郎岳山頂で大展望を満喫したら、ザレた斜面を下ります。真砂分岐で湯股へ下る竹村新道を分け、時に大石の転がる道を徐々に下り東沢乗越となります。ここから水晶小屋まではやせ尾根やザレた部分もあるので足元に注意です。水晶小屋から水晶岳は往復約1時間10分ほど。水晶小屋から下り、ワリモ北分岐で岩苔乗越への道を分けます。ここから三俣山荘へは稜線コースと源流コースに分かれます。強風時は源流コースがベターです。
 ワリモ北分岐からなお稜線を進むと、ワリモ岳山頂。山名標柱の裏を登ると、大岩が多く眺めの良い山頂です。いったん標柱まで戻り、鷲羽岳方面へ進むとすぐにロープのあるトラバース。ここを慎重に通過して下り、鷲羽岳へ登り返します。鷲羽岳山頂からは眼下に鷲羽池、彼方に槍ヶ岳の絶景が楽しめます。ザレた道を細かいジグザグで下り、伊藤新道分岐を過ぎれば、まもなく三俣山荘です。
 三俣山荘からはテント場を抜け三俣蓮華岳方面へ。山頂直下の分岐で巻き道を分けます。三俣蓮華岳山頂で黒部五郎岳への道を分け、丸山を通って、中道分岐へ。ここから登り返して双六岳山頂です。槍・穂高の展望を楽しみながら広々とした稜線を進み一気に下ります。中道・巻道が合流し、下りきると双六小屋です。
 双六小屋から新穂高・笠ヶ岳方面への道を分け、樅沢岳へ登ります。いよいよ西鎌尾根です。左俣乗越から千丈乗越まではクサリ場が連続し、気を使うトラバースもあります。小屋の建つ槍ヶ岳の肩までジグザグ登ります。槍ヶ岳山頂まで気を引き締めて往復して、槍沢から上高地バスターミナルへ下山します。
鷲羽池を手前に槍ヶ岳
水晶小屋付近から眺める裏銀座の山並み。
大展望が広がる野口五郎岳山頂。
ニセ烏帽子岳より紅葉に色づく烏帽子岳

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