西之川から瓶ヶ森へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 8時間30分
  • 13.4km

コースガイド

伊予三山の一つ瓶ヶ森。西之川登山口から四国の三大急登の一つを登る原生林のハードルート。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
8時間30分
歩行距離
13.4km
最大高低差
1,467m
水場
瓶壷
トイレ
瓶ヶ森避難小屋
 西之川集落は石鎚山登山ロープウェイ駅の下谷集落を5分ほど自動車で過ぎたあたりの集落で、石鎚方面、土小屋方面、東之川方面の登山の起点となります。西之川集落も通り過ぎて対岸の名古瀬の家屋を見ながら舗装の途切れた西之川林道を名古瀬谷沿いに谷を渡りヘアピンを曲がると名古瀬登山口となります。およそ西之川から徒歩で1時間ほどで到着です。「十郎あれ」という名称のついた登山道を常住を目指して歩きます。この区間は道の崩壊、ザレ場がありロープも張ってあります。ジグザグの急登を登り詰めると常住という(石中寺常住別院があった)場所に出ます。今では更地となった所の傍に安置されていたお不動様が迎えてくれます。常住で一息入れてトラバース気味に道が延び、所々橋がかけられた子持権現方面への分岐を過ぎるとその上には石垣の組まれた広場が現れます。ここが鳥越です。ここで休憩を十分にとり釜床谷を山の名前の由来となった瓶壷を目指して急勾配を進みます。この急坂は四国の三大急登にも数えられ、近年の大雨で一時は通行止めにもなるほど道が荒れていましたが、どうにか復旧しロープやハシゴが掛けられ、通れるようになりました。1時間半登行し、ようやく氷見二千石原の末端にたどり着きます。清冽な水をたたえた岩の窪地=瓶壷が待ってくれています。かつての行者が山頂を目指してようやくここにたどり着きこの瓶壷を見た時どれだけ水の大切さ有難さを思い知った事か往時に思いを馳せずにはいられません。
 ノドを潤した後はこの氷見二千石原の笹に覆われた男山をまず目指します。瓶ヶ森林道の登山口方向に歩くと道標があり、そこから男山を目指して歩きます。途中大きな岩の上にテラスがあり、そこから眺める石鎚は登山案内書の表紙を飾るほど雄大な景色を眺めることができます。そこから10分ほどで頂上、石中寺の奥之院とその裏にお不動様が待つ瓶ヶ森男山となります。南面の崖に感嘆しつつ高知愛媛県境となる尾根を女山へ。ここは瓶ヶ森最高峰1897mで女山女人不動尊が鎮座し、石鎚山のお山開きと同じ7月1日から10日にかけて祭事が催されます。この女山は眺望が360度あり、四国の大きさが体感できます。下山するには下方に最近整備されたエコトイレも設置された瓶ヶ森避難小屋を目指します。テントを張る場合はその案内板に書かれた眺望の良い瓶ヶ森キャンプ場が便利です。分岐に東之川と書かれているのでその方向に進むと30分ほどで台ヶ森鞍部を通ります。この台ヶ森はアケボノツツジが5月には咲き誇る背景の石鎚が映える場所です。どんどん下ると主な分岐が二か所あります。単調な植林帯を過ぎると東之川集落に架かる橋を渡ります。ここも数台の駐車可能な広場と公衆トイレがあります。アスファルト道を30分ほど歩き歴史的遺構の大宮橋を渡るとゴールの西之川です。
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