土小屋から瓶ヶ森を経て伊予富士へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 9時間35分
  • 17.6km

コースガイド

森林限界を超えた予土国境の笹原の広がる四国の屋根を歩く。雄峰の連続するアップダウンのある縦走路。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
9時間35分
歩行距離
17.6km
最大高低差
767m
水場
シラサ峠付近
トイレ
瓶ヶ森登山口
 土小屋の岩黒山荘にその建物に入るように一つの車道があり、そこに縦走路の始まりがあります。縦走路に入ると岩黒山のトラバースが始まり、毎年2回ほど県内外の登山者のボランティア活動で縦走路の笹刈り作業を行っており歩き易く保全されています。20分も進めば瓶ヶ森林道に出ます。ここが名野川越です。自動車、バイク、自転車の往来が多く注意が必要な場所です。先へ進むとよさこい峠(予佐越峠)に土小屋から1時間足らずで到着します。車道を下ればいの町の越裏門集落に下ることができます。トイレ裏に登山道が延び、30分も登ればちょっとした広場に出て1503.1mの三角点が確認できる伊吹山の頂上となります。林道と交差しつつ今度はシラサ峠(白笹峠)に出て2021年4月に改装した山荘しらさに到着します。雲上のカフェで休憩もでき、宿泊も可能です。西に石鎚山を眺めながら瓶ヶ森林道の上部を歩き子持権現の東壁の真下を横切り再び林道に戻り瓶ヶ森登山口に着きます。峠から1時間20分ほどです。トイレもあるので休憩に適しますが、指定キャンプ場ではないのでテント等張るのは厳禁です。
 瓶ヶ森は男山を40分ほどで登り、春にはイシヅチサクラなどが咲く尾根を女山に向かい、頂上をきわめたら少し引き返して瓶ヶ森の東側を下っていきます。コル(鞍部)に吉野川源流の碑があり西黒森への縦走路に接続します。この山は瓶ヶ森林道ができる前は登るのが難しい山でどこから登るにも遠い深山でしたが、林業が盛んだった昭和の時代に長大な林道ができ難易度が大きく下がりました。
 縦走路から少し北にはずれて山頂がある西黒森は、その最頂部への急登が登山者の体力を奪います。ここは訪れる人も少なく静かな山頂を楽しめます。頂上ピストンの後、いったん林道に出て神鳴池の看板を見て、歩き続けると次に続くジネンゴノ頭(自念子の頭)を通ります。この縦走路のピークはどこも眺望がよく、コマーシャルのロケ地になったこともあるほどです。瓶ヶ森林道は別名UFO(雄峰)ラインと呼び、ロケ地巡りのバイク・車がこの辺りでよく休憩をしています。東黒森を過ぎると富士山型の山が前方に出張ってきます。これが300名山の伊予富士です。360度の展望があり、東に寒風山や200名山の笹ヶ峰を眺めることができます。土小屋を出て9時間ほどの時間が経ち一日の行動としては長めです。日が暮れるのが早い秋は下山のことを考えて早出に努めましょう。縦走は桑瀬峠から旧寒風山トンネル南口に下ります。ここは休日にはカフェが開き30台ほどの駐車場、トイレ、休憩舎などがある登山基地です。
瓶ヶ森林道から子持権現山。奥に岩黒山は左に筒上。
イシヅチザクラ 主稜線に多く見られる6月初旬
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