有屋から神室山~火打岳を縦走して親倉見へ

コース難易度
上級
  • 1泊2日
  • 13時間35分
  • 21.1km

コースガイド

神室連峰の核心部を縦走する上級者向けの1泊のコース。東北一のヤセ尾根を満喫できます
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
13時間35分
歩行距離
21.1km
最大高低差
1,107m
水場
神室山避難小屋南側
トイレ
神室山避難小屋
 東北随一のヤセ尾根を有する神室連峰は、雪崩により東斜面がそぎ落とされた東西非対称の山稜が続き、標高からは計り知れないアルペン的な風貌が魅力です。
 ここでは神室山への最短コースである有屋登山口から神室山に登り、連峰最高峰の小又山、神室の怪峰と呼ばれる火打岳を経て槍ヶ先まで縦走し、最上町の親倉見に下りるルートを紹介します。
 有屋登山口の車止めを抜け、金山川右岸の林道を歩きます。林道終点からカツラ・トチノキやブナ林の広がる緩やかな山道を進みます。やがて沢の二股に着くと、ここから稜線まで標高差700mの九十九折りの尾根道が続きます。春日神と刻まれた大岩を見ると、そこから展望の良い灌木帯の登りに変わり、まもなく主稜線上の八幡神ピークに着きます。縦走路を南に進み、レリーフが埋め込まれた岩場の先で西ノ又コースが合流します。そこからヤセ尾根を500m歩けば神室山山頂です。この日は山頂西側のバイオトイレが完備された神室山避難小屋で1泊します。
 翌朝は早めに出発しましょう。縦走路は急な下りで始まります。
 15分ほどで根ノ崎登山口への道を左に分けます。ヤセた主稜線は展望に優れ、小規模ながらお花畑も見られます。急坂を登って天狗森に着くと、優美な山容の小又山がぐっと近づきます。振り返ると神室山が堂々とした姿で聳えています。鋭峰・火打岳が一望できる最高峰の小又山山頂で休憩しましょう。
 小又山から南に700m行くとクロサンショウウオが生息するサンショ平と呼ばれる湿原があります。小刻みなアップダウンが続く縦走路は南東側が切れ落ち高度感抜群です。火打岳手前の鞍部の砂利口から、尖った火打北峰を目指し急なヤセ尾根を登ります。左手の大横川源頭部の雪蝕崖が眼前に広がり迫力満点です
 火打北峰からもう一段登れば火打岳山頂に着きます。縦走してきた主稜線が一望でき、八森山、杢蔵山など連峰南部の山も見えてきます。展望を満喫したら、さらに主稜線をさらに南下して、大尺山、中先を越えて槍ヶ先のピークを目指しましょう。
 槍ヶ先で主稜線を離れ、南東へと伸びるブナ林の尾根道を下ります。677m峰の北側を巻いて急坂を下ると、道が二手に別れ、親倉見へは左の道を下ります。スギの植林地を過ぎるとアカマツの巨木が立つ山神社が現れ、少し下れば廃村になった親倉見登山口に着きます。JR陸羽東線の鵜杉駅まで徒歩で1時間です。
神室山避難小屋付近から小又山(中央)、火打岳(右奥)に続く主稜線縦走路を望む
天を突く火打北峰(右)と火打岳(左)。
神室連峰最高峰の小又山山頂。
火打岳山頂から歩いて来た縦走路を振り返る
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