笹ヶ峰から火打山へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 8時間45分
  • 16.5km

コースガイド

火打山への登山口として、最も一般的な笹ヶ峰登山口から火打山を往復するコース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間45分
歩行距離
16.5km
最大高低差
1,162m
水場
黒沢橋、高谷池ヒュッテ
トイレ
高谷池ヒュッテ
 火打山への登山は日帰りも可能ですが、移動距離が長めなので、余裕を持ちたい場合には、高谷池ヒュッテを利用して1泊2日の行程がお勧めです。
 笹ヶ峰の登山口のゲートを通過し、木道が整備された緩やかな勾配の道を進むと、まずは笹ヶ峰一周歩道との分岐です。ここは左に進みましょう。その後も黒沢橋までは歩きやすい木道の区間が多く、緩やかな傾斜が続きます。沢の音が近づいてくると黒沢橋に到着します。
 黒沢橋を渡り斜面をトラバースしていくと十二曲りが始まります。急斜面につけられた九十九折りの道を登り終えると尾根上に出ます。ここから先の尾根道は更に急で、段差が大きく、手で岩や根っこを掴みながら登ります。次第に傾斜が緩くなると、植生は針葉樹のオオシラビソに変わっています。雰囲気の良いオオシラビソ林を登っていくと、再び木道が現れ、富士見平分岐に到着です。
 火打山へは分岐を左に進みます。小さな起伏の連続とチシマザサの根で少々歩きにくいトラバース道を終え、周囲が開けた笹原を通過すると、三角屋根の高谷池ヒュッテが目の前に現れます。ヒュッテから見る高谷池と火打山は、素晴らしい景色です。
 高谷池ヒュッテから火打山方面へ少し進むと黒沢池との分岐です。分岐を左に進み、ちょっとした岩場を登った所が、通称ロックガーデン、または小天狗の庭と呼ばれる場所です。ここは8月まで雪が残ることもあり、雪解けを追って花が咲いていくことから、比較的遅い時期までハクサンコザクラやツガザクラなどの花を楽しめます。木道を緩やかに下っていくと天狗の庭です。7月中旬に咲くハクサンコザクラの群落や池塘に映る火打山は、一番の見どころといっても良いでしょう。天狗の庭の先の稜線上からは高田平野方面が開けます。急な階段を登り終えると雷鳥平で、ここから上部がライチョウの生息地です。ハイマツに覆われた平らな尾根を抜けると、山頂への最後の急登です。タイミングが良ければ、山頂直下でライチョウに出会えることもあります。木階段を登り切るといよいよ火打山山頂に到着です。間近には今も噴煙を上げている焼山、北アルプスや富士山、佐渡島や能登半島まで見渡せる、360度の大展望を楽しんでください。
 下山は往路を戻りますが、余裕があれば高谷池から茶臼山を越えて、黒沢池を回り富士平へ出て下山すると、より充実した山旅となるでしょう。
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