小田越から早池峰山・鶏頭山へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 9時間10分
  • 11.4km

コースガイド

小田越から早池峰山を経て、鶏頭山まで縦走し、岳へ下りるコース。行動時間が長いので早立ちが基本です
テクニック度
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
9時間10分
歩行距離
11.4km
最大高低差
1,397m
水場
中岳~鶏頭山中間部北側
トイレ
早池峰山頂難小屋 他
 6月中旬から8月上旬の土・日・祝日、岳から江繋までの間はマイカー規制されシャトルバスが運行されます。また貴重な高山植物の環境保護を目的として、山頂避難小屋のトイレは携帯トイレ専用になっています。携帯トイレは小田越登山口で販売しています。
 県道25号の最高地点、小田越から登山道に入ります。オオシラビソの森を緩く登ると、30分ほどで森林限界に達し、一合目御門口に着きます。ここから氷河期の凍結破砕作用によって壊された蛇紋岩の岩塊斜面が続く高山帯に入ります。靴で磨かれた蛇紋岩は非常に滑りやすいので注意して登りましょう。ハヤチネウスユキソウやミヤマオダマキなど様々な花が咲き乱れる登山道の両脇には高山植物保護のロープが張られています。やがて傾斜が緩むと大きな岩塔が立つ五合目御金蔵です。振り返れば薬師岳が綺麗な三角形の姿で望めます。ハイマツ帯の広がる竜ヶ馬場を過ぎると、岩場に設置された2連の鉄ハシゴを登ります。そこから僅かな距離で主稜線の剣ヶ峰分岐に出ます。イワカガミやヨツバシオガマが咲く御田植場の小湿原を通り、門馬コース分岐を過ぎて、すぐに避難小屋や早池峰神社奥宮の建つ早池峰山山頂に着きます。山頂からの展望は360度。秀麗な岩手山、焼石連峰など奥羽山脈の山々が一望でき、南北に北上山地の山並みが連なっています。
 この先の縦走路は、視界が利かないときには迷いやすいので注意が必要です。道が不明確な箇所にはガイドロープが延々と張られています。頂上を離れると登山者が少なくなり、それまでの喧騒がウソのように静かになります。咲き乱れる高山植物を愛でながら緩く下ると、中岳の鞍部でコメツガ・オオシラビソの樹林帯に入り、中岳まで幾つかの岩峰を巻いたり、越えたりしながら進みます。中岳山頂は目立たない岩峰で見落としてしまう方も多いです。
 中岳から地形図の1518mまでの区間は、露岩や岩峰を越して下ります。数mの本格的な岩場の下りは慎重に。岩峰が終わるとオオシラビソの樹林帯に入ります。1468mピークを越した先に、水場100mの標識があり、少量ながら水を得られます。1415mピークを過ぎた地点は南側が切れ落ちているので慎重に通過しましょう。ひと登りで展望の良い鶏頭山山頂に着きます。ヤセ尾根を下ると、お地蔵様のある前鶏頭の山頂です。その岩峰の下で七折ノ滝へ下る道を右に見送ります。すぐに樹林帯に入り、水場のない鶏頭山避難小屋の前を通って、広葉樹林の小尾根をどんどん下れば、車道に飛び出し、岳集落まで10分で着きます。
小田越の西側車道から早池峰山を望む。
小田越コース上部にある鉄製のハシゴ場。
早池峰山山頂から中岳、鶏頭山へ続く縦走路を見る
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