唐松岳から八方尾根

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 3時間25分
  • 4.8km

コースガイド

テクニック度
山行日数
1泊2日
歩行時間
3時間25分
歩行距離
4.8km
最大高低差
水場
トイレ
 唐松岳頂上山荘の南で五竜岳への縦走路と分かれ、八方尾根への下山道に入ります。尾根の南面をトラバースしていくことになりますが、この辺りはクロユリやシナノキンバイ等の高山植物の群生地です。
 道は岩道で、途中崩れたところには板などが渡されています。岩道をしばらく行くと八方尾根の稜線に出ますが、残雪が多く、トラバース道が通行不能の時は、小屋の東から尾根(いわゆる冬期用登山道)を通ってここまで来ることになります。
 道はすっかりなだらかな広い尾根を行くようになり、丸山の頂上に立ちます。丸山ケルンと呼ばれる大きなケルンがあります。周囲の展望が開け、白馬三山や不帰嶮の眺めの良いところで、ザックを下ろして休むのに良い場所です。このあたりはハイマツの中に道が何本もあり、丸山のピークの下でいずれも合流しています。
 丸山のピークから下りは、左側は樹林帯、右側は上部が崩れたガラ場、下部が雪渓になっています。雪渓の下部まで下ることになりますが、この雪渓は「扇の雪渓」と呼ばれ、ここまでは八方ゴンドラ利用の日帰りハイカーが大勢遊びにくるので、賑わっていることが多いです。
 道はダケカンバの林の中を行くのですが、その上部を上ノ樺、下部を下ノ樺と呼ばれています。樹林帯を抜けると、第3ケルンが稜線に立っており、北側の一段下に八方池があります。池の端には、白馬村飯森地区の鎮守の社の奥社があります。
 池を一周して稜線に戻り、ザラ道を少し下ると、逗子開成高校の冬期遭難碑として建てられた大きなケルンがあるので、そこを左に折れて滑りやすい岩のゴロゴロした道をしばらく下ると、第2ケルンに到着です。ここには立派な水洗トイレがあり、その前を通って稜線を下るコースと、右に下りて雪田に沿って稜線の南面の中腹を行くコースに分かれます。しかしどちらも第1ケルンの八方池山荘で一緒になります。南面の中腹を行くコースは、湿原の中の整備された木道を行き、湿性帯の植物を見ながら歩くことができるのでおすすめです。
 第1ケルンからは、グラートクワッドを利用して、黒菱平に下ることになりますが、草原の大斜面をジグザグに整備された道を歩くのも楽しいです。黒菱平からは、アルペンクワッドとゴンドラリフトアダムを乗り継いで八方に下ります。白馬駅には、タクシーか、旅館街の中を10分ほど歩いたところにあるバス停からバスに乗ってむかいましょう。
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