八方尾根から唐松岳、五竜岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 13時間20分
  • 16.5km

コースガイド

名山を結ぶ贅沢な縦走コース。どちらも屈指の好展望で、北アルプスの雰囲気を満喫できます。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
13時間20分
歩行距離
16.5km
最大高低差
1,284m
水場
各山小屋
トイレ
八方尾根・各山小屋
 いずれの登山道もよく整備されています。特に八方尾根の道は歩きやすく、唐松岳のみを往復するなら登山入門コースとしても適しています。
 八方バス停からゴンドラの八方駅までは市街地を歩きます。角ごとに「ゴンドラ」の標識があるので迷う心配はないでしょう。ゴンドラとリフトを乗り継げば、労せずに八方池山荘に到着します。山荘から八方池に登る道はよく整備されています。途中で2度、ふた手に分かれますが、すぐに合流するので、どちらを歩いても構いません。白馬三山を映す八方池の眺めは、本コースの目玉のひとつです。
 八方池をあとにダケカンバの林を抜けると扇雪渓に至ります。例年、8月まで雪が残っています。涼しい上に広く、休憩に適しています。あたりの高木が減り丸山ケルンを過ぎると視界が開け、不帰ノ嶮の岩壁が姿を表します。ここまで登ると稜線は近くです。尾根通しに延びる道をたどれば唐松岳頂上山荘へ。そして道なりにわずかに登れば唐松岳山頂に到着します。展望はバツグンです。白馬三山をはじめ、北アルプス一帯を広く見渡せます。景色を楽しんだら、往路を唐松岳頂上山荘に戻りましょう。山荘前から眺める夕景も格別です。
 唐松岳頂上山荘をあとにして稜線を南に向かうと、すぐに「牛首」と呼ばれる地点に差し掛かります。クサリの架かる岩場なので慎重に足を進めましょう。ペンキ印を頼りにガレ場を下って岩峰を右から巻き、岩場を抜けると大黒岳との鞍部に至ります。大黒岳は西側を巻きます。樹林とハイマツを抜けて登ると白岳との分岐に至ります。ここで遠見尾根を左に分けてわずかに下れば五竜山荘に到着します。山荘から五竜岳を往復します。登りだしは砂礫のゆるやかな道ですが、進むにつれて傾斜が増し、上部に至ってガレ場となります。ペンキ印を確認し、コースを外れず、また落石を起こさないよう慎重に登りましょう。クサリ場を越えると五竜岳山頂。こちらも展望がすばらしいです。
 五竜山荘から往路を白岳の分岐まで戻り、右に進んで遠見尾根に入ります。わずかに下るとクサリ場です。残雪のある時は特に注意しましょう。西遠見山に至ると足元の危うさは無くなります。振り返ると、池の向こうに岩峰を連ねた五竜岳が望めます。このあとも大遠見山、中遠見山、小遠見山と、小さい峰を越えながら下って行きます。道はよく整備されていますので、気をつけて進めば問題ないでしょう。地蔵ノ頭に至るとゴールは近くです。高山植物園を抜ければアルプス平駅に到着します。
白馬三山を映す八方池
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