白馬岳から唐松岳

コース難易度
中級
  • 2泊3日
  • 8時間20分
  • 9.5km

コースガイド

テクニック度
山行日数
2泊3日
歩行時間
8時間20分
歩行距離
9.5km
最大高低差
水場
トイレ
 白馬岳から唐松岳への縦走は、前半の天狗山荘まではなだらかなコースですが、後半には天狗ノ大下りや、岩場に鎖場や梯子などがある不帰キレットといった難路がある長丁場です。山の経験豊富なリーダーに従って歩きましょう。時間に余裕があれば、高山植物の豊富な楽しいコースでもあるので、天狗山荘で一泊するのもおすすめです。
 白馬岳から杓子岳へは、丸山から大きな斜面をジグザグに下り、杓子岳の鞍部からは、またお花畑の中を登り詰めます。杓子岳は、山腹を巻くのが普通ですが、山頂へは鞍部から稜線伝いに岩屑の歩きにくい道を登って行きます。山頂は南北に伸び、信州側は絶壁になっています。
 稜線を南に行き、途中から斜面を斜めに下ると、トラバース道と合流し、鑓ヶ岳の鞍部に出ます。鑓ヶ岳の登りは、最初はきつい登りですが、見かけほどには時間もかからず、小鑓の頭を通り、鑓ヶ岳の山頂へなだらかな登りが続きます。
 山頂から岩屑のザクザクした道を下ると、鑓温泉への分岐点につきます。そこから平らな稜線を少し行くと、左に斜めに下るようになり、雪渓が残る時もあります。下りきったところが天狗平で、ほどなく天狗山荘に到着です。小屋の前には雪解けの冷たい水が流れ、高山植物の豊富なところで、山頂の小屋が混み合うシーズンでも、比較的ゆったりと過ごすことができます。
 小屋の前から少し登れば稜線に出ます。天狗ノ頭から天狗ノ大下りまでは、丘の上を行くような稜線漫歩。高山植物や右手の剱岳を見ながらのんびり歩きましょう。
 やがて、「天狗ノ大下り」と呼ばれる標高差300mの急な下りになりますが、近年は登山者が多く、シーズン中には、ここで渋滞による時間を取られることがあるので注意。下り口から岩を伝い、すぐ右下に下ります。クサリが取り付けてあり、ペンキマークでルートも指示されているので、焦らずゆっくり下っていきましょう。
 不帰の一峰は稜線伝いに登ります。目前に、このコースの核心部である二峰の岩壁が垂直にそそり立っています。どこを登るのか、不安になりますが、取り付いてみると、足場や手掛かりはしっかりして、悪いところにはクサリが付けられています。落ちついて高度を上げれば、やがてアングルの橋を渡り、信州側に回り込みます。そして、岩壁をへつるようにして細いバンド状のところを行きますが、路肩の踏み抜きには十分に注意しましょう。また、ここでは対向者と行き交うことはできないので、十分先を確かめて行動したいところ。道は右に回り込んで岩場の中をマーキングに従って二峰の頂上に出ます。頂上は広いので、ここで一息つきましょう。
 北峰から南峰へは、水平に近い道を越中側に巻き、少し登りjます。再び稜線を伝い、ハイマツの間を抜けると、三峰に到着です。唐松岳の頂上へもうひと登りです。
 唐松岳の山頂からは、今来た不帰キレットの縦走路がよく見えます。また、ここからの五竜岳の威容は、堂々として、印象的です。直下には、唐松岳頂上山荘も見え、尾根を15分ほど下ればたど山荘につきます。
天狗の大下りより不帰一峰・二峰を望む
唐松岳より五竜岳
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