杉谷から高見山へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 3時間55分
  • 6.9km

コースガイド

高見山は眺めれば姿よい秀峰、登れば雄大な展望の名山で、冬の霧氷が特に素晴らしい山です
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
3時間55分
歩行距離
6.9km
最大高低差
778m
水場
高見登山口
トイレ
なし
 登山コースはよく整備され、冬の霧氷シーズンには臨時バスも運行され、ちょっとしたラッシュを見せます。春から初夏にかけてはアセビ、ツツジ、コアジサイなどの花が楽しめ、紅葉は10月中旬から11月上旬でブナ、ヒメシャラの黄葉が見事です。
 高見登山口でバスを下車、道標を見て石段を登り山裾に取り付きます。杉、檜林に入り、撞木松を過ぎしばらく登ると尾根上の平坦なところに出て古市跡に着きます。旧伊勢南街道の古市跡で、昔は紀州、大和、伊勢からの商人が集まり、米や塩、魚などの市が立ったといわれるところです。沓掛場を過ぎ、その先雲母曲という坂道を登っていくと広い道に出て程なく小峠に着きます。小峠には林道が横切っていて、道脇にある石地蔵が旅人の安全を守っています。ここで旧街道と分かれて高見山への急登となります。
 鳥居をくぐり木立を頼りに登ること20分で尾根に達し、杉谷平野分岐で左から平野道が合流します。再び急坂で、左側に続いていた植林も徐々になくなり自然林に変わると、高度も上がり、神武天皇が大和に入る際に立ち止まって大和を眺めたと伝えられる国見岩や、藤原鎌足が三度唱えると揺れだしたという揺岩を道脇に見送ります。ブナとスズタケの茂る尾根伝いの緩やかな登りを行くと、右に少しそれた所に笛吹岩があり、岩頭からは明神平へと延びる山稜が眺められます。
 笛吹岩からわずかで高見山の頂に立ちます。眺めは雄大で北に宇陀、曽爾の山々、南に大峰、台高の諸峰がずらりと並び、東では三峰の山容が展開します。高角神社の小祠の背後には2等三角点の標石と、曽爾側の展望を示した指示盤があります。山頂直下には避難小屋を兼ねた展望台があり、悪天時には有り難い存在です。
 高見山から杉谷平野分岐までは、尾根伝いの道を引き返し、平野への道標に従います。植林帯の山腹を下って行くとトタン葺きの植林小屋跡を見て枝谷を渡ります。逆コースを取った場合の最後の水場です。清流沿いの道は初夏にはコアジサイの淡青紫色の小花が楽しめます。
 しばらく進むと樹齢700年と伝わる高見杉が大きく枝葉を広げており、避難小屋が開放されています。その先で左からの枝谷を渡り、大谷の流れを外れて山腹を絡む平たん路を行くと尾根に出ます。
 植林の中に続く整備された道を下って行くと、平野川に架かる舟ノ浦橋に出て、左に行けば下平野バス停に着きます。
山頂直下の霧氷と後方は曽爾の山々
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