杉谷から高見山をへて明神平へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 8時間35分
  • 19.7km

コースガイド

なだらかなササ原と展望が魅力の台高北部主脈縦走コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
8時間35分
歩行距離
19.7km
最大高低差
1,009m
水場
高見登山口、明神平付近
トイレ
高見峠(大峠)
 高見山から南の明神平へと向かう縦走路は台高山脈の中でもササ原が多くなだらかで、女性的な山容の山となっています。かつては大和と伊勢を結んだ道の名残を示す伊勢辻、源義経伝説のある馬駈場、2等三角点の国見山へと縦走し、大又へと下るコースは素晴らしい展望風景と四季の花が目を楽しませてくれます。
 高見登山口から高見山までは杉谷から高見山へ(コースガイド)を参照してください。高見山から南へ向かい、樹林の中、ジグザグの急斜面を一気に駆け下り高見峠(大峠)に出ます。この峠は旧伊勢南街道の最大の難所で、大管の人たちの杖を止めたところとしても知られています。
 雲ヶ瀬山へは、峠にある道標を見て小道に入ります。クマザサが茂る中テープを目印に進むと、カラマツの植林がまばらに現れ、道はやがて雲ヶ瀬山に向かう登りにさしかかり、振り返ると高見山の山容が大きく垣間見られます。雲ヶ瀬山のピークは樹林に囲まれ展望は得られません。ここから南タワ、ハッピノタワと起伏を越えて、背丈ほどのササヤブを分けて登行するとハンシ山の頂ですが、ここも檜植林に囲まれ展望はありません。
 右寄りに尾根上を進み地蔵谷頭を過ぎると、左手三重県側はアカマツと雑木の自然林に変わり、南へ樹林の中を登り直すと伊勢辻に到着し、大又方面からの道が出合います。辻を左へ進めばわずかで伊勢辻山山頂です。
 広い眺めを楽しみながら下ると、赤ゾレ山との鞍部に出ます。赤ゾレ山は登らず南側の裾を伝いますが、時間が許せば山頂からのワイドな展望を楽しむのも良いでしょう。馬駈ヶ辻に出ると、左に木梶山への小道が分岐します。正面に国見山を望みながらスズタケの茂みを分け、バイケイソウの群落を足元に見て登ると国見山の山頂に着きます。
 国見山から少し下ったところにウシロ嵓があり、岩頭からは薊岳と背後に大峰のスカイラインが遠望できます。あとは水無山の隆起を越えれば泊まり場、明神平はすぐそこです。
 翌日は明神谷沿いに大又へと下ります。道は急ですがよく踏まれていて迷うことはありません。小さな谷を何本か過ぎると明神滝が見えます。その先、道は谷沿いとなり、やがて鉄橋を渡るとほどなく林道終点(登山口)で、あとはのんびり林道を歩いて大又バス停に向かいます。
赤ゾレ山から池木屋山へと続く台高北部主脈
ウシロ嵓からの薊岳と背後に大峰のスカイラインを遠望。
広々と視界の開ける明神平
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