片品ほたか牧場から武尊山

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 6時間45分
  • 12.1km

コースガイド

武尊山の登頂コースの中では、少々長くても岩場が少ない、歩きごたえのあるコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
6時間45分
歩行距離
12.1km
最大高低差
698m
水場
笹清水
トイレ
なし
 武尊山の登山ルートはどのルートも長く、歩行時間も長く、体力的にきついコースが多いですが、片品ほたか牧場からの往復コースは危険個所が少なく比較的歩きやすいコースです。それでも実働8~9時間以上になる日帰り登山としてはきつい山です。
 6月下旬の牧場にはレンゲツツジとベニバナイチヤクソウが咲き、8月にはヤナギランがスキー場の斜面をピンク色に染めます。山中には営業小屋はなく、基本的に日帰り登山になります。公共交通機関は不便なので、マイカーか沼田からのタクシー利用になります。
 片品ほたか牧場から歩き始めます。シラカバの木々が生える草原をゆるやかに登りはじめ、しばらく行った三合平で牧場は終わり、ブナの森に入り、広くたおやかな尾根を登ります。
 広い登山道もだんだんと細くなり、ぬかるみが続きます。ミズバショウを小さくしたようなヒメカイウなどの植物を見て、映画の撮影地の案内板、花咲湿原への分岐を通り、関東有数のブナの巨木の美林を抜けていきます。武尊避難小屋はシンプルな避難小屋で水場もトイレもありません。高山平で田代湿原への分岐を分け、小さなアップダウンを繰り返しながら登ります。やがて展望も開けはじめ、小湿原のあるセビオス岳に到着。夏にはキンコウカの花が咲いています。
 鞍部に一度下ると、左に剣ヶ峰、正面に中ノ岳も見えはじめ、少しずつ勾配が急になり、クサリが設置されている切り立った岩場も現れます。さらに登っていくと、登山道は中ノ岳のピークを通らず南側を巻いていき、中ノ岳直下で前武尊からの登山道と合流します。夏には枯れることもある水場の笹清水、高山植物が多い小さな池の三ツ池の南側を通ります。武尊山も見えはじめ、展望がよく、なだらかで気持ちのよい、草原のトラバース道はアップダウンをしばらく繰り返します。ここがこのコースのハイライト。日本武尊像の下を通り、剣ヶ峰山への分岐を分けると、武尊山山頂はすぐです。
 山頂の展望は南側が特によく、手前には前武尊、剣ヶ峰山、その奥には赤城山と榛名山、さらに西方には浅間山、谷川岳、北には至仏山などの山々の展望が広がっています。
 下山は往路を戻るのが一般的です。タクシー利用の場合にはオグナほたかスキー場などに下ることもできます。
武尊山を目指して。山頂まであと少し。
ブナの森を歩く
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