二ノ谷口から小秀山へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 8時間20分
  • 11km

コースガイド

乙女渓谷、二ノ谷登山口から夫婦滝を経て、小秀山の山頂へと至る登りごたえのあるコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間20分
歩行距離
11km
最大高低差
1,102m
水場
孫滝付近
トイレ
山頂の避難小屋
 御嶽山の南西で、長野県と岐阜県の県境を走る山脈を、阿寺山地と呼びます。この山域は水系から見ると巨大な御嶽山の山域に含まれ、数々の山が連なるが、中でも小秀山はその最高峰であり200名山でもあります。登山道は距離も長く、標高差も1000mを超え、滝あり岩場ありで登りごたえのある山です。
 登山口は2箇所ありますが、滝の多いニノ谷を登り下山は安全な三ノ谷をとるのがおすすめです。バスの場合は加子母の裏木曽渓谷口で下車、登山口まで歩きます。自家用車の場合は、乙女渓谷キャンプ場まで行き、広い駐車場に停めます。
 キャンプ場の中央管理棟横から東本谷に架かる橋を渡り、ニノ谷口からニノ谷の遊歩道に入ります。遊歩道は県によって桟道が架けられ、途中の夫婦岩まで続いています。途中ねじれ滝あたりから道沿いにはシャクナゲの群生地が見られ、和合の滝を過ぎると谷が緩やかになったところに避難小屋があります。一旦地道から急な階段の桟道を登りきると、ようやく夫婦滝の展望台に到着。よく整備されたハイキングコースはここまでで、キャンプに来た家族などは、ここで十分満足できるはずです。
 その先は左側の急斜面を登り滝の上に出て、孫滝の上から急勾配の尾根に取り付く。途中大岩を過ぎ、笹の多い急斜面を登ると、岩壁の狭い尾根に出ます。カモシカ渡りの名がつく最大の難所の1つです。その先は樹林のヤセ尾根が続き、やがて二ノ谷・三ノ谷分岐で三ノ谷道と合流。やがて、コメツガの林となり急坂を登っていくと、前方に兜岩が見えてきます。大岩の難所です。兜岩をよじ登り、上に出ると大岩の上は見晴らしがよく、白草山などの山並みが美しい。北方には御嶽山も望むことが出来ます。
 ここから樹林の中の 湿った道を抜けると、小秀平と呼ばれる第一高原に出ます。コバイケイソウの群落があります。さらに緩やかに登り尾根を超えると第二高原です。前方に小秀山の山頂が近づいてきます。イワカガミの咲くコメツガの森を抜けると小秀山の山頂に到着。手前には立派な避難小屋が建っています。山頂は広くゆっくり休憩するのが良いでしょう。眼下には裏木曽の大樹海が広がり、正面には御嶽山の姿があり、素晴らしい眺めです。
 復路は、二ノ谷・三ノ谷分岐から三ノ谷方面に下ります。檜の人工林の中の安全な道をジクザクに下り、林道に出たらキャンプ場のある二ノ谷口に向けて歩きます。帰りには、麓の加子母大杉地蔵尊にぜひ寄ってみて下さい。
山頂から真正面に御嶽山を望む。
迫力ある夫婦滝
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