毛無山からタカデッキ~雨ヶ岳

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 7時間55分
  • 12.1km

コースガイド

標高2000mに手が届かんとする天子山地の最高峰です。中級者以上の健脚向きで充実度・満足感の高い山行となるでしょう。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
7時間55分
歩行距離
12.1km
最大高低差
1,144m
水場
なし
トイレ
麓地区
 毛無山山頂へは高差1100m余の登高となり、富士登山を除いた当該エリアでは三ツ峠山表登山道と並ぶスケールです。バス便は限られるので、現地前泊やタクシー併用なども考慮し、念入りかつ余裕をもった計画を立てましょう。
 朝霧グリーンパーク入口バス停から西側に分かれる車道を進みます。行く手には毛無山の大きな山体が反り立ちます。麓地区の丁字を左に折れた先が、登山道案内板が設置された毛無山登山口です。金山沢左岸に出ると傾斜も強まり、地蔵峠コースを左に分けます。ひと登りで「毛無山一合目」の標識が現れます。「はさみ岩」など露岩帯の急登が緩んで二合目を越し、金山沢側のスロープをへて不動ノ滝見晴台に上がります。この先は再び急斜面の登高が続きます。四合目、ついでヘリコプターでの救出可能ポイントである平坦地をへて五合目。七合目、八合目と高度を上げるにつれ、天子山地南部や遠く安倍川左岸の山々も顔を出し、春ならばツツジが登山道を彩ります。顕著な露岩を右から巻き上がると富士山展望台があり、九合目を過ぎて間もなく地蔵峠・麓分岐です。ここは県境をなす主稜線上で、山頂へは右へ歩を進めます。毛無山山頂には1等三角点本点が置かれ、草原状のスロープの先に高度感満点の富士展望が広がります。
 毛無山山頂からは北へ向かって縦走開始です。毛無山最高点1964m付近も眺めは素晴らしく、明るく雰囲気もよい所です。頂稜の北端が1959m標高点の大見岳。ここから暗く湿っぽい北側斜面の下りに変わります。明るい笹原の鞍部からは、富士を傍らに、駿河湾を背にする登高です。これを登り詰めたタカデッキから深い針葉樹の森を抜け、鞍部をへて短く登り返しますが、意外にあっけなく雨ヶ岳山頂に飛び出します。雨ヶ岳からの富士展望もまた素晴らしく、この一山を目的としても十分に魅力的な頂といえます。
 雨ヶ岳から端足峠へは、高度差500m余を下ります。急峻で足元が悪い部分もあるので、雨後のスリップや転倒には十分に注意しましょう。端足峠からは最寄りバス停である根原へと右折。A沢貯水地をへて国道に出た右手に根原バス停があります。時間と体力に余裕がある場合、端足峠から本栖湖へ下るか竜ヶ岳越えで本栖湖バス停へ出れば、河口湖駅方面へのバス便が増えます。
毛無山山頂から最高点付近は眺望絶佳の稜線。
見晴台からは2段で流下する不動ノ滝を俯瞰。
タカデッキへの笹原から振り返る毛無山(左)
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