天童山から桟敷ヶ岳へ

コース難易度
中級
  • 8時間30分

コースガイド

テクニック度
山行日数
歩行時間
8時間30分
歩行距離
最大高低差
水場
トイレ
 天童山は、城丹国境尾根の西に位置し、台形状の頂をもつどっしりとした山容の山です。
 京北ふるさとバスの山国バス停で下車し、大堰川に架かる中江橋を渡って中江集落に入ります。寺の横から登山道が始まります。竹林を抜け、六地蔵を左に折れて墓地を過ぎると、京都一周トレイルの道標が立つ林道に出ます。ここから竜ヶ坂までは、かつての小浜街道をたどることになります。ところどころに残る石垣や、峠の石窟に祀られた石仏がその名残を感じさせます。
 竜ヶ坂の峠からは、天童山方面に延びるすぐそばの林道を歩きます。林道の終点である基地からは、北方の展望が開けています。尾根道をたどると、標識No.D3のある城丹国境尾根に出合います。
 左に進み、杉林の急登を越えると天童山の山頂に着きます。山頂は木々に囲まれており、展望はありません。飯森山へは一度下ってから登り返し、南方の展望が開ける消防局の反射板のある場所に出ます。さらに関電の反射板を過ぎて、飯森山の急登にかかります。山頂には展望はありませんが、雑木林に囲まれた明るい広場となっています。
 山頂を越えた鞍部が大谷峠です。登り返してしばらく進むと、左斜面が伐採されて展望が開けます。左前方には、遠く比良山系を望むことができます。自然林の中を尾根づたいに歩き、2本目の送電鉄塔をくぐると、右手に分かれる道があり、ここで城丹国境尾根を離れます。わずかなアップダウンを繰り返しながら進むと、やがて桟敷ヶ岳の山頂に到着します。山頂より雲ヶ畑の雲ケ畑岩屋橋バス停へは桟敷ヶ岳(コースガイド)を参照してください。
山と高原地図ホーダイ
道迷いの不安を軽減 登山専用地図アプリ
山と高原地図ホーダイ
紙地図60年以上の信頼をスマホで
複雑な登山道も、正確な地図で不安を軽減。
登山の専門家が調査した正確なルートやコースタイム、見どころ情報までを一つにまとめました。
紙地図「山と高原地図」として60年以上の信頼を重ねてきた情報が、アプリ「山と高原地図ホーダイ」で。
今すぐダウンロードして安全登山を楽しみましょう。

掲載書籍