広河原から白根御池を経て北岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 10時間45分
  • 10.1km

コースガイド

広河原から鬱蒼とした樹林帯を抜けて白根御池へ。さらに高山植物の豊富な草スベリ、肩ノ小屋を経由して北岳へのコース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
10時間45分
歩行距離
10.1km
最大高低差
1,673m
水場
白根御池小屋 他
トイレ
広河原 他
 広河原インフォメーションセンター前にある広河原バス停で下車し、北沢峠への林道ゲートの脇を抜け、上流へ少し歩いて野呂川に架かる吊橋を渡ります。対岸には旧広河原山荘の跡地があり、山荘の左手から大樺沢左岸を登ります。大樺沢支流の小さな沢を渡るとすぐに白根御池小屋分岐です。ここを右に進み、右手に沢を見下ろしながら、沢から遠ざかった尾根上の登山道を延々と登ります。標高1880m付近の第一ベンチ、標高2160m付近の第二ベンチは休憩の目安となるでしょう。
 第二ベンチを過ぎた標高2200m付近から道は山腹を巻くような形で南へ向かうようになります。崩壊地の上を通過し、沢を横切ってさらに南下すると白根御池小屋に到着です。雪崩での倒壊後2006年に新築された綺麗な小屋です。白根御池周辺はキャンプ指定地になっており、バットレスや八本歯の稜線を展望できます。
 白根御池から小太郎尾根までの標高差約500mの区間は草スベリと言われており、急坂の連続です。草スベリ下部はバイケイソウやミヤマシシシウドなどの草本が主体です。グングンと標高を上げてダケカンバやミヤマハンノキなどの林を抜け、左から右俣コースと合わせるあたりは、大きなお花畑となっていて、シーズンにはシナノキンバイの大群落の中にハクサンイチゲ、コイワカガミ、イワウメ、キバナノコマノツメなどを見ることができます。さらにひと登りすれば、小太郎尾根分岐に出ます。ここで一気に展望が開けます。甲斐駒ヶ岳から早川尾根、鳳凰三山、さらに仙丈ヶ岳も一望できます。足元のイワウメ、キバナシャクナゲなども楽しみながら岩稜を進んでいくと北岳肩ノ小屋に到着します。北岳肩ノ小屋は標高3000m、北岳頂上が間近に望めます。キャンプ指定地は小屋から一段下がったところであります。肩ノ小屋からさらに岩のごつごつした急坂を登り、右から両俣からのコースを合わせます。稜線の西側斜面を登り、最後の岩峰の右側を巻くといよいよ北岳山頂です。山頂からの展望は申し分ありません。目の前の甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、間ノ岳から白根南嶺の山々、鳳凰三山、そしてもちろん富士山をはじめ、中央アルプス、北アルプスも遠望できます。
 下山は、往路で使用した道を戻るか、小太郎尾根分岐下部から右俣コースを降りる、もしくは八本歯コル経由の左俣コースでもいいでしょう。詳しくは大樺沢から北岳へ(コースガイド)を参照して下さい。
小太郎尾根分岐からの甲斐駒と小太郎山
肩ノ小屋テント場。
クロユリ。
チョウノスケソウ
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