【中部】の山

この山を遠望すると、特徴的な山頂部の形から面白い山名を付けたものだと納得できます。山頂部は大天狗と小天狗の二つのピークがありますが、展望は西側の小天狗の方が開けていて景色を楽しむことができます。霧積温泉方面からや長日向方面、また旧碓氷峠からやさらに二度上峠からなど、東西南北いくつもの登山ルートがあるので、縦走コースの中継地点の山でもあります。

国師ヶ岳の南西、主脈からわずかに外れていますが、奥秩父の最高峰です。大弛峠からの登山道は整備され初級者向きの山です。山頂からは金峰山と甲武信ヶ岳の眺望が楽しめます。

大菩薩嶺の北に位置する奥秩父の展望が良い山。付近は武田家の埋蔵金伝説が残ります。

かつて五百円札に印刷された富士山の写真撮影地として知られる山。

扇山の北側に東西に長い尾根をのばしている山で、山頂直下に大ムレ権現が祀られています。行動時間が長くなりますが、主稜線は高低差が小さいので、気持ちの良い尾根歩きです。

鳥沢駅の北側にある扇を開いて置いたような山容で、古くからハイキングの山として親しまれてきました。

丹沢の北西を固めるかの様に城壁のごとくそびえる重厚な山容の山。その大きな山体で富士山を隠すので八王子方面では富士隠しと呼ばれています。山頂は樹林に囲まれており展望はありませんが、静かな雰囲気を漂わせています。

山梨県と神奈川県の甲相国稜線上にあり、山頂付近は北峰、南峰の小さな双耳峰をなしています。東海自然歩道が通りブナが多く残っており、山頂からは富士山や南アルプスの南部を望む事ができます。

ともに山名は、その昔、長者ヶ池と呼ばれた田貫湖周辺に残る炭焼き長者の伝説に由来します。山頂部から対峙する富士山西面は、大沢崩をほぼ中央に据えた迫力のある景観です。