登山用レインウェアを選ぶとき、防水性や透湿性を重視するならゴアテックス素材のモデルは有力な候補になります。価格は高めですが、雨を防ぎながらウェア内の蒸れを逃がしやすく、天候が変わりやすい山でも安心感があります。
ただし、ゴアテックスレインウェアにも、軽量で持ち運びやすいもの、耐久性を重視したもの、上下セットで雨に備えられるものなど、さまざまなタイプがあります。登山で使うなら、ブランド名だけでなく、山行スタイルに合う防水性、動きやすさ、収納性を見て選ぶことが大切です。
この記事では、ゴアテックスレインウェアの選び方と、登山やアウトドアで使いやすいおすすめブランド6選を紹介します。
目次
ゴアテックスレインウェアが信頼される理由

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登山においてレインウェアは、安全を守るために欠かせない装備です。特にゴアテックス(GORE-TEX)を使用したモデルは、防水性と透湿性を両立しており、多くの登山者に選ばれています。突然の雨だけでなく、強風や冷え込みから体を守り、低体温症のリスクを減らす点が最大の特徴です。
ゴアテックスとは?登山用レインウェアで選ばれる理由
ゴアテックスは、防水性・防風性・透湿性を備えた素材として知られています。外からの雨や風を防ぎながら、ウェア内の蒸れを外へ逃がしやすいのが特徴です。
登山では、雨を防ぐだけでなく、歩いているときの汗や蒸れへの対策も大切です。防水性だけを重視したレインウェアは、内側に熱や湿気がこもりやすく、不快感につながることがあります。その点、ゴアテックス素材のレインウェアは、雨への備えと蒸れにくさのバランスを取りやすいのが魅力です。
ただし、ゴアテックスだからまったく蒸れないというわけではありません。気温が高い日や運動量が多い登山では、汗で内側が湿ったように感じることもあります。登山で使うなら、素材の性能だけでなく、ベンチレーション、フードの調整、袖口や裾のフィット感、収納性などもあわせて確認しましょう。
ゴアテックスレインウェアは価格が高めですが、天候が変わりやすい山で安心して使える雨具を選びたい方には、有力な選択肢になります。
登山でゴアテックスレインウェアが役立つシーン
ゴアテックスレインウェアは、天候が変わりやすい登山や、雨の中を長く歩く可能性がある山行で特に役立ちます。
日帰り登山や低山ハイキングでは、急な雨や朝晩の冷え込みへの備えとして持っておくと安心です。軽量でコンパクトに収納できるモデルなら、ザックに入れておいても負担になりにくいでしょう。
縦走やテント泊登山では、雨に降られる時間が長くなることもあります。防水性だけでなく、歩行中の蒸れを逃がしやすい透湿性も重要になります。
アルプスなどの高山では、風や雨によって体が冷えやすくなります。天候の変化に備えるためにも、防水性・防風性・透湿性のバランスがよいレインウェアを選んでおくと安心です。
ゴアテックスレインウェアの選び方3ステップ

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ゴアテックスレインウェアを選ぶときは、素材名だけで判断するのではなく、使う山行に合っているかを見ることが大切です。ここでは、登山初心者でも迷いにくいように、3つのステップで選び方を整理します。
ステップ1. 使う登山シーンを決める
まずは、どのような山行で使うのかを考えましょう。日帰り登山や低山ハイキングが中心なら、軽くてコンパクトに収納できるモデルが便利です。急な雨に備えてザックに入れておきやすく、行動中の負担も少なくなります。
雨の中を長く歩く可能性がある登山や、縦走、テント泊を考えている場合は、防水性だけでなく、耐久性やフードの調整機能、袖口や裾のフィット感も確認しておきたいポイントです。
登山だけでなく、キャンプ、釣り、旅行、普段の雨具としても使いたい場合は、デザインや着心地、上下セットの有無も見て選ぶと使いやすくなります。
ステップ2. ゴアテックスのタイプを確認する
ゴアテックスレインウェアには、軽量性を重視したものから、耐久性を重視したものまでいくつかのタイプがあります。初心者がすべての素材名を覚える必要はありませんが、使う山行に合うタイプを知っておくと選びやすくなります。
| タイプ | 特徴 | 向いている使い方 |
| GORE-TEX PACLITE | 軽量でコンパクトに収納しやすい | 日帰り登山、ハイキング、携帯用の雨具 |
| GORE-TEX 3層 | 防水性・耐久性・着心地のバランスがよい | 登山全般、雨の中を歩く山行 |
| GORE-TEX Active | 軽さと透湿性を重視したタイプ | 行動量の多い登山、蒸れを抑えたい場面 |
| GORE-TEX Pro | 耐久性や悪天候への対応力を重視したタイプ | 長時間の雨や風が想定される山行 |
初めてゴアテックスレインウェアを選ぶなら、日帰り登山やハイキングでは軽量で収納しやすいタイプ、雨の中をしっかり歩く山行では3層タイプを目安にすると選びやすいでしょう。
ステップ3. 着心地と使いやすさを確認する
最後に、実際に登山で使いやすいかを確認します。レインウェアは、雨が降ったときだけでなく、風が強いときや気温が下がったときにも着ることがあります。動きやすさや着心地は、数字だけでは判断しにくいポイントです。
確認しておきたいのは、フードが顔まわりにフィットするか、袖口や裾を調整できるか、ザックを背負った状態でも肩まわりが窮屈にならないか、収納袋に入れて持ち運びやすいかです。
上下セットで選ぶ場合は、パンツの着脱のしやすさも大切です。登山靴を履いたまま着用しやすいサイドジッパー付きのモデルなら、急な雨にも対応しやすくなります。
ゴアテックスレインウェアは価格が高めですが、山行に合ったタイプを選べば、雨の日の安心感が大きく変わります。まずは「どの登山で使うか」「どのタイプが合うか」「着心地や調整機能に不満がないか」の3点を確認して選びましょう。
ゴアテックスレインウェアのおすすめブランド6選
ゴアテックスのレインウェアを選ぶときは、ブランドごとの特徴と代表モデルを見比べると、自分に合う一着を探しやすくなります。
登山で使うなら、防水性、透湿性、動きやすさ、収納性のバランスが大切です。日帰り登山やハイキングでは、軽くて持ち運びやすく、急な雨に対応しやすいモデルが使いやすいでしょう。
ここでは、おすすめのブランドの紹介とあわせて、各ブランドの代表モデルを紹介します。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
登山でも街でも使いやすい定番ブランド
ザ・ノース・フェイスは、登山用品からタウンユースまで幅広く支持されているアウトドアブランドです。代表モデルとしては「クライムライトジャケット」が候補になります。
軽量なゴアテックス素材を採用したレインウェアで、日帰り登山やハイキング、旅行時の雨対策まで使いやすいモデルです。デザインもシンプルなので、登山だけでなく普段使いも意識したい方に向いています。
特徴
・登山から街使いまで合わせやすい
・軽量で携帯しやすいモデルを選びやすい
・防水性とデザイン性のバランスがよい
こんな人におすすめ
・登山でも普段使いでも着やすい1着を選びたい人
・軽量で持ち運びやすいゴアテックスレインウェアを探している人
・初めてのゴアテックスレインウェアを定番ブランドから選びたい人
代表モデル
マムート(MAMMUT)
雨や風への対応力を重視したい人に
マムートは、登山やアウトドア向けのウェアを展開するスイス発のブランドです。おすすめモデルは「アヤコ プロ 2.0 HS フーデッド ジャケット」です。
ゴアテックス素材を採用したレインウェアで、雨や風への対応力を重視したい方に向いています。価格はやや高めですが、防水性や動きやすさ、着心地のバランスを重視して、長く使えるレインウェアを選びたい方に検討しやすいブランドです。
特徴
・雨や風への対応力を重視しやすい
・動きやすさや着心地に配慮したモデルがある
・長く使えるレインウェアを探している人に向く
こんな人におすすめ
・雨の日の登山でも安心感のあるレインウェアを選びたい人
・価格よりも防水性や着心地を重視したい人
・長く使えるゴアテックスレインウェアを探している人
代表モデル
プロモンテ(PuroMonte)
コストを抑えてゴアテックスを選びたい人に
プロモンテは、登山用テントやレインウェアを展開する日本のアウトドアブランドです。おすすめモデルは「ゴアテックスVSレインジャケット」です。
登山用として使いやすい仕様ながら、比較的価格を抑えてゴアテックスレインウェアを検討しやすいのが魅力です。派手さよりも実用性を重視したい方に向いています。
特徴
・登山向けの実用性を重視しやすい
・ゴアテックス採用モデルとしては比較的検討しやすい価格帯
・シンプルなレインジャケットを探している人に向く
こんな人におすすめ
・価格を抑えてゴアテックスレインウェアを選びたい人
・派手さよりも実用性を重視したい人
・登山用としてシンプルに使える1着を探している人
代表モデル
フォックスファイヤー(Foxfire)
軽さと着心地を重視したい人に
フォックスファイヤーは、アウトドアやフィッシング向けのウェアを展開する日本のブランドです。おすすめモデルは「クレストクライマー ジャケット」です。
ゴアテックス素材を採用した軽量なレインジャケットで、日帰り登山やハイキング、旅行時の雨具として使いやすいモデルです。登山だけでなく、釣りやキャンプなどのアウトドアにも使いやすい一着を探している方に向いています。
特徴
・軽量で持ち運びやすいモデルを選びやすい
・登山、ハイキング、釣りなど幅広いアウトドアで使いやすい
・同シリーズのパンツと合わせてレインスーツとしても使いやすい
こんな人におすすめ
・軽くて動きやすいゴアテックスレインウェアを探している人
・日帰り登山やハイキング中心で使いたい人
・登山以外のアウトドアにも兼用したい人
代表モデル
ミズノ(MIZUNO)
スポーツブランドらしい動きやすさが魅力
ミズノは、スポーツ用品を幅広く展開する日本のブランド。おすすめモデルは「GORE-TEX グラウンドジャケット」です。
登山専門ブランドではありませんが、ゴアテックス素材を採用したレインウェアもあり、動きやすさや着用感を重視したい方に向いています。登山だけでなく、アウトドア作業や釣り、普段の雨対策にも使えるモデルを探している方には候補になります。
登山で使う場合は、重量や収納性、フードの仕様を確認して選びましょう。
特徴
・動きやすさを考えた設計のモデルがある
・スポーツブランドらしい着用感を重視しやすい
・登山以外のアウトドアや普段使いにも合わせやすい
こんな人におすすめ
・スポーツブランドの動きやすさを重視したい人
・登山だけでなく、釣りや作業、普段使いにも使いたい人
・アウトドア専門ブランド以外からも比較したい人
代表モデル
ダイワ(DAIWA)
上下セットでしっかり雨対策したい人に
ダイワは、釣り用品で知られるブランドですが、ゴアテックスを採用したレインスーツも展開しています。おすすめモデルは「GORE-TEX バーサタイルレインスーツ」です。
登山専用ではありませんが、上下セットでしっかり雨を防ぎたい方や、釣り、キャンプ、アウトドア作業にも使えるレインウェアを探している方に向いています。登山で使う場合は、重量や収納性、動きやすさを確認して選びましょう。
特徴
・上下セットのレインスーツを探しやすい
・雨の中で長時間行動する用途に向く
・釣りやキャンプなど登山以外にも使いやすい
こんな人におすすめ
・ジャケットとパンツをまとめて揃えたい人
・釣りやキャンプなど、雨の中で長く過ごす用途にも使いたい人
・登山専用に限らず、幅広く使えるレインウェアを探している人
代表モデル
ゴアテックスレインウェアQ&A よくある疑問を解決しよう

ゴアテックスレインウェアを選ぶときは、価格や性能、手入れのしやすさが気になるところです。購入前に確認しておきたいポイントをQ&A形式で整理します。
Q1. 登山にゴアテックスレインウェアは必要ですか?
A. すべての登山で必須というわけではありませんが、天候が変わりやすい山や、雨の中を歩く可能性がある登山では有力な選択肢になります。防水性だけでなく、蒸れを逃がしやすい透湿性も備えているため、長時間行動する登山では安心感があります。
低山ハイキングや短時間の山歩きが中心なら、ゴアテックス以外のレインウェアも候補になります。使用頻度や登る山に合わせて選びましょう。
Q2. 安いレインウェアとゴアテックスレインウェアの違いは何ですか?
A. 大きな違いは、防水性と透湿性のバランスです。安価なレインウェアでも雨を防げるものはありますが、長く歩くと内側が蒸れやすい場合があります。
ゴアテックスレインウェアは、雨を防ぎながらウェア内の湿気を逃がしやすい点が特徴です。登山中の快適さや、長く使うことを重視するなら検討しやすい素材です。
Q3. ジャケットだけでなくパンツも必要ですか?
A. 登山でしっかり雨に備えるなら、レインジャケットとレインパンツをセットで用意するのがおすすめです。ジャケットだけでは、雨が強いと下半身が濡れて体が冷えやすくなります。
日帰りの低山ハイキングではジャケットを優先してもよいですが、縦走や高山、雨の中を長く歩く可能性がある山行では、パンツも用意しておくと安心です。
Q4. ゴアテックスレインウェアは蒸れませんか?
A. まったく蒸れないわけではありません。ゴアテックスは透湿性に優れた素材ですが、気温が高い日や運動量が多い登山では、汗で内側が湿ったように感じることもあります。
蒸れを抑えたい場合は、ベンチレーションの有無、フロントジッパーの開閉しやすさ、袖口や裾の調整機能も確認しましょう。素材だけでなく、換気しやすい仕様かどうかも大切です。
Q5. ゴアテックスレインウェアの寿命はどれくらいですか?
A. 使用頻度や手入れの状況によって変わります。生地が破れたり、シームテープが劣化したり、撥水性が落ちて水を弾きにくくなったりした場合は、買い替えを検討するタイミングです。
長く使うためには、使用後に汚れを落とし、正しい方法で洗濯・乾燥することが大切です。撥水性が落ちてきた場合は、専用の撥水剤でメンテナンスする方法もあります。
Q6. ゴアテックスレインウェアは洗濯できますか?
A. 多くのゴアテックスレインウェアは洗濯できます。ただし、洗濯方法は製品ごとに異なるため、必ず洗濯表示やメーカーの案内を確認しましょう。
汚れや汗が残ったままだと透湿性や撥水性に影響することがあります。登山後は放置せず、適切に洗って乾かすことで性能を保ちやすくなります。
Q7. 初めて買うならどのブランドを選べばよいですか?
A. 登山でも普段使いでも使いやすい1着を選びたいなら、ザ・ノース・フェイスが候補になります。雨や風への対応力を重視するならマムート、価格を抑えてゴアテックスを選びたいならプロモンテ、軽さや動きやすさを重視するならフォックスファイヤーも比較しやすいでしょう。
登山以外のアウトドアや普段使いも考えるなら、ミズノやダイワも候補になります。まずは、使う山行、予算、ジャケット単体か上下セットかを整理して選びましょう。
ゴアテックスレインウェアで雨の日の登山に備えよう

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ゴアテックスレインウェアは、雨を防ぎながら蒸れを逃がしやすく、天候が変わりやすい登山で頼りになる装備です。価格は高めですが、日帰り登山から縦走、テント泊まで、長く使える雨具を選びたい方には有力な選択肢になります。
選ぶときは、ブランド名だけでなく、使う山行に合う防水性、透湿性、動きやすさ、収納性を確認しましょう。軽さを重視するのか、雨の中を長く歩く安心感を重視するのかによって、選ぶべきモデルは変わります。
まずは、気になるブランドのゴアテックスレインウェアを比較しながら、自分の登山スタイルに合う一着を探してみましょう。
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