乗鞍岳登山ガイド 初心者向けの剣ヶ峰コースやアクセスを紹介
標高3,026mの乗鞍岳は、長野県と岐阜県にまたがる日本百名山です。標高約2,700mの畳平までバスでアクセスでき、最高峰の剣ヶ峰を往復約3時間で目指せることから、3,000m級の山に初めて登る方にも人気があります。
この記事では、畳平から剣ヶ峰へ向かう登山コースをはじめ、アクセス方法や季節ごとの見どころ、登山時の注意点を紹介します。下山後に立ち寄りたい日帰り温泉や、前泊・後泊に利用しやすい宿泊施設も紹介するので、乗鞍岳登山の計画に役立ててください。
目次
乗鞍岳について知ろう

山頂周辺からはダイナミックな北アルプスの山並みをのぞむ
北アルプスの乗鞍岳は、長野県と岐阜県にまたがる標高3,026mの火山で、日本百名山のひとつです。最高峰の剣ヶ峰をはじめとする峰々が連なり、火山地帯ならではの雄大な地形や山上の池など、多彩な景観を楽しめます。

乗鞍畳平から高山植物彩る、歩きやすい登山道が続く
標高約2,700mの乗鞍畳平までバスでアクセスでき、畳平から剣ヶ峰までは往復約3時間が目安です。比較的短時間で3,000m級の山頂を目指せますが、標高が高いため、高山病や天候の急変への備えが欠かせません。肩の小屋から先には岩や砂利の多い登山道もあるため、登山に適した装備で臨みましょう。

まさに天空に浮かぶようなロケーションの権現池
夏には色とりどりの高山植物、秋には山肌を彩る紅葉が見られ、季節ごとに異なる山岳風景を楽しめることも乗鞍岳の魅力です。
乗鞍岳へのアクセス

バスでアクセスできる日本一標高の高い登山拠点・乗鞍畳平
乗鞍岳の登山口となる乗鞍畳平へ向かう道路では、マイカー規制が実施されています。自家用車で訪れる場合は、長野県側の乗鞍高原観光センター周辺、または岐阜県側のほおのき平に駐車し、バスへ乗り換えます。
バスは天候や道路状況によって運休する場合があります。出発前に最新の時刻表と運行状況を確認し、最終便に遅れないよう余裕のある登山計画を立てましょう。
長野県側(乗鞍高原・エコーライン)からのアクセス

登山の最盛期には、何台ものバスが連なることも
長野県側からは、乗鞍高原観光センターなどでシャトルバスに乗り換え、乗鞍エコーラインを経由して乗鞍畳平へ向かいます。乗鞍高原観光センターから畳平までの所要時間は約55分です。
例年7月上旬から10月末まで運行され、往路・復路とも予約優先制です。予約がない場合は満席で乗車できないこともあるため、帰りの便も含めて事前に予約しておきましょう。
岐阜県側(ほおのき平・スカイライン)からのアクセス

バスから楽しむ山岳道路のドライブも楽しみの一つ
岐阜県側からは、ほおのき平無料駐車場に車を停め、乗鞍スカイラインを通るバスで乗鞍畳平へ向かいます。ほおのき平から畳平までの所要時間は約45分です。
例年5月中旬から10月末まで運行されますが、時期や天候によって運行ダイヤが異なります。雨天時は便数が少なくなり、道路状況によって運休する場合もあるため、当日の運行情報を確認してください。
季節で異なる乗鞍岳登山の魅力

標高3,000m級の山々に囲まれ、隔絶したロケーションの乗鞍畳平
乗鞍岳は、季節によって異なる山岳風景を楽しめます。ここでは、登山者が多く訪れる夏と秋の見どころを紹介します。
7~8月 高山植物が彩る夏の乗鞍岳

剣ヶ峰登山の前に立ち寄りたい、畳平からすぐのお花畑
7月から8月にかけては、乗鞍岳に短い夏が訪れ、さまざまな高山植物が花を咲かせます。畳平にある「お花畑」には木道が整備されており、剣ヶ峰へ向かう前後に散策できます。

荒々しい火山の斜面を彩る、たくましいコマクサの群生
登山道周辺では、コマクサやイワツメクサなどの高山植物を見られることもあります。植物を傷つけないよう、登山道や木道から外れずに観察しましょう。

雪渓が残り、風が天然クーラーのように清々しい初夏の乗鞍岳
標高の高い乗鞍岳は夏でも涼しく、晴れた日には北アルプスなどの山並みを望めます。ただし、天候が変わりやすく、風が強まると体感温度も大きく下がります。防寒着や雨具を必ず携帯してください。
9~10月 山麓へ移り変わる紅葉を楽しむ

赤や黄が織りなす絶景、乗鞍岳の紅葉パッチワーク
乗鞍岳では、例年9月中旬ごろから標高の高い場所で紅葉が始まり、乗鞍高原やほおのき平などの山麓へ徐々に見頃が移っていきます。ナナカマドやダケカンバが山肌を赤や黄色に染め、標高によって異なる紅葉を楽しめます。

移ろう季節を感じる、バス旅で楽しむ乗鞍岳の秋
乗鞍エコーラインや乗鞍スカイラインでは、バスの車窓から紅葉を眺められることも魅力です。

北アルプスや信州の山並みを一望するパノラマが待つ
標高の高い山頂付近では、紅葉シーズンでも気温が氷点下まで下がり、降雪や路面凍結によってバスが運休する場合があります。出発前に天気予報とバスの運行状況を確認し、十分な防寒着を用意しましょう。
乗鞍岳(剣ヶ峰)登山コースガイド

乗鞍バスターミナルを起点に、肩の小屋と蚕玉岳を経て、乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰を往復するコースを紹介します。歩行時間は約3時間ですが、休憩や山頂で過ごす時間も考慮し、余裕のある計画を立てましょう。
乗鞍バスターミナルから肩の小屋までは、比較的緩やかな道が続きます。標高約2,700mから歩き始めるため、体を高度に慣らすようにゆっくり進みましょう。
肩の小屋から先は本格的な登りとなり、岩や砂利の多い道が続きます。蚕玉岳を経て剣ヶ峰へ向かい、山頂からは往路と同じ道を戻ります。下山時は浮き石や滑りやすい砂利に注意してください。
コース情報
・歩行時間:約3時間
・歩行距離:約6km
・累積標高差:約400m
・難易度:初心者~中級者向け
・トイレ:乗鞍バスターミナル、肩の小屋など
乗鞍岳登山の注意点
標高2,700mを超える場所から歩き始めるため、高山病に注意が必要です。頭痛や吐き気、強い息苦しさなどの症状が現れた場合は無理に登り続けず、休憩しても改善しなければ高度を下げましょう。
山頂付近は夏でも気温が低く、強風や急な天候変化が起こることがあります。防寒着と雨具を携帯し、岩や砂利の多い登山道に対応できる登山靴を着用してください。紫外線も強いため、帽子やサングラス、日焼け止めも用意しておくと安心です。
乗鞍バスターミナルから肩の小屋へ

左の赤い屋根が乗鞍バスターミナル
登山のスタート地点は、標高2,702mの乗鞍バスターミナルです。バスを降りた直後は、標高の低い場所との気圧差に体が慣れていません。乗鞍バスターミナル周辺で身支度を整え、体調に問題がないことを確認してから歩き始めましょう。
乗鞍バスターミナルを出発したら、鶴ヶ池の脇を通り、剣ヶ峰方面へ向かいます。肩の小屋までは比較的なだらかな道が続き、左手に富士見岳を眺めながら歩けます。歩きやすい区間ですが、標高が高いため、普段よりも息が上がりやすくなります。景色を楽しみながら、意識してゆっくりと進みましょう。
途中からは乗鞍大雪渓が見え、その先に肩の小屋が現れます。残雪の量や周囲の景色は訪れる時期によって異なり、夏でも高山らしい風景を楽しめる区間です。日差しを遮る場所が少なく、風が吹くと体感温度が下がるため、帽子や防寒着をすぐに取り出せるようにしておくと安心です。

この先は登りが急になるため、ここで休憩を入れよう
乗鞍バスターミナルから約35分で、標高2,765mの肩の小屋に到着します。肩の小屋には食堂や売店があり、営業期間中は休憩や食事に利用できます。ただし、営業日や営業時間は天候などによって変わる場合があるため、飲料や行動食はあらかじめ用意しておきましょう。

肩の小屋の先には、これから登る剣ヶ峰方面の山並みが広がります。ここまでは比較的緩やかな道ですが、肩の小屋から先は岩や砂利の多い本格的な登山道です。剣ヶ峰までは約260mの標高差があるため、肩の小屋で休憩を取り、天候と体調を改めて確認してから出発しましょう。
肩の小屋から蚕玉岳へ

乗鞍コロナ観測所
肩の小屋で休憩を取ったら、剣ヶ峰方面へ向けて登山道を進みます。ここからは、それまでの緩やかな道とは様子が変わり、岩や砂利の多い斜面を登ります。足元には浮き石もあるため、前を歩く人との間隔を空け、落石を起こさないよう慎重に進みましょう。
振り返ると肩の小屋が次第に小さくなり、その向こうには摩利支天岳が見えてきます。山上に立つ丸い建物は、かつて太陽コロナの観測に使われていた「乗鞍コロナ観測所」です。現在は観測所としての役割を終えていますが、乗鞍岳の歴史を伝える特徴的な建物として残されています。

登山道から見える乗鞍大雪渓
登山道の左手には、夏まで雪が残る乗鞍大雪渓が広がります。残雪の量は時期や年によって異なりますが、雪渓と周囲の岩肌が織りなす高山らしい景観を楽しめます。雪渓から吹く風で体が冷えることもあるため、休憩時には防寒着を羽織るなどして体温を調整しましょう。

剣ヶ峰と間違えやすい蚕玉岳
肩の小屋から約50分で、剣ヶ峰へ続く稜線上にある蚕玉岳(こだまだけ)に到着します。山頂のように見えるため剣ヶ峰と間違えやすい場所ですが、乗鞍岳の最高峰まではもう少し登山道が続きます。

権現池
蚕玉岳付近まで登ると視界が大きく開け、眼下には火口湖の権現池が見えてきます。周囲の荒々しい火山地形と濃い青色の湖面が対照的で、乗鞍岳ならではの景観を楽しめる場所です。ただし、景色に気を取られて登山道から外れないよう注意しましょう。
蚕玉岳から剣ヶ峰へ

蚕玉岳を越えると、剣ヶ峰へ続く稜線に出ます。左手には権現池、正面には剣ヶ峰を望みながら進む、乗鞍岳登山のなかでも眺望に恵まれた区間です。登山道には岩や砂利が多いため、景色を眺めるときは足を止め、安全な場所で楽しみましょう。
稜線を進むと、剣ヶ峰直下に建つ頂上小屋が見えてきます。営業期間中は飲み物や記念品などを販売していますが、営業状況は天候などによって変わる場合があります。飲料や行動食は自身でも用意しておきましょう。
頂上小屋を過ぎると、剣ヶ峰まで最後の登りです。山頂に近づくにつれて傾斜が増し、岩や砂利で足元が滑りやすくなります。登山者が多いときは、登る人と下る人で道を譲り合いながら慎重に進んでください。

乗鞍本宮
蚕玉岳から約30分で、標高3,026mの剣ヶ峰に到着します。山頂には、古くから山岳信仰の対象となってきた乗鞍本宮の頂上本社(奥宮)が鎮座しています。
山頂付近はスペースが限られ、混雑することがあります。参拝や記念撮影を終えたら長時間とどまらず、ほかの登山者と譲り合って過ごしましょう。風を遮る場所も少ないため、体が冷える前に防寒着を着用することも大切です。
剣ヶ峰山頂から望む名山

南東側は南アルプスと中央アルプスが見える
剣ヶ峰の山頂からは360度の展望が広がり、天候に恵まれれば北アルプスや中央アルプス、南アルプスなどを望めます。空気が澄んだ日には、遠く富士山や白山まで見えることもあります。

山頂以外に冨士見岳からも見える
南東方向には、南アルプスの山並みの向こうに富士山の山頂が見えることがあります。特徴的な山容を手がかりに探してみましょう。

槍ヶ岳を一望できる
北側には、鋭い穂先を持つ槍ヶ岳をはじめ、穂高連峰など北アルプスの山々が連なります。槍ヶ岳は特徴的な形をしているため、周囲の山並みのなかでも見つけやすい山です。

権現池の向こうに見える白山
西側に目を向けると、天候や空気の状態によっては、岐阜県と石川県にまたがる白山を望めます。権現池の先に広がる山並みをたどりながら探してみてください。
剣ヶ峰から乗鞍バスターミナルへ下山

登山の拠点であるバスターミナルをはるかに見下ろす。登りやすいところとはいえ、その高さを実感できる
剣ヶ峰からは、登ってきた道を引き返して乗鞍バスターミナルへ戻ります。山頂直下から肩の小屋までは岩や砂利の多い下りが続くため、浮き石に注意し、登山者と譲り合いながら慎重に歩きましょう。
肩の小屋を過ぎると比較的緩やかな道になります。剣ヶ峰から乗鞍バスターミナルまでは約1時間5分が目安です。帰りのバスに遅れないよう、時間に余裕を持って下山してください。
乗鞍岳登山後の楽しみ方
乗鞍岳の周辺には、登山後の疲れを癒やせる日帰り温泉をはじめ、ご当地グルメや観光スポット、ゆっくり滞在できる温泉宿があります。岐阜県側と長野県側で立ち寄りやすい場所が異なるため、下山後の移動経路に合わせて選びましょう。
乗鞍岳登山後に立ち寄りたい日帰り温泉
乗鞍岳周辺には、登山後に立ち寄れる日帰り温泉が点在しています。岐阜県側へ下山する場合は奥飛騨温泉郷、長野県側へ下山する場合は乗鞍高原の温泉が利用しやすいため、帰りの交通手段や移動経路に合わせて選びましょう。
ひらゆの森

乗鞍岳の余韻に浸る、ひらゆの森で贅沢なひと休み
平湯温泉にある「ひらゆの森」は、岐阜県側から乗鞍岳へアクセスした際に立ち寄りやすい日帰り温泉施設です。広い敷地内に趣の異なる露天風呂が点在し、豊かな自然に囲まれながら登山後の疲れを癒やせます。食事処や休憩スペースもあり、入浴後にゆっくり過ごせるのも魅力です。
荒神の湯

大自然に包まれる極上の湯、荒神の湯
栃尾温泉にある「荒神の湯」は、蒲田川沿いに設けられた共同露天風呂です。山々や川の流れを身近に感じられる開放的な温泉で、奥飛騨らしい素朴な湯浴みを楽しめます。露天風呂のみの施設で、天候や河川の状況などによって利用できない場合があるため、訪れる前に最新情報を確認しましょう。
乗鞍岳とあわせて楽しみたいグルメ・観光スポット
乗鞍岳の周辺には、登山後に味わいたい飛騨高山のグルメや、乗鞍高原の自然を楽しめる観光スポットがあります。岐阜県側と長野県側で立ち寄れる場所が異なるため、下山後の移動経路や残り時間に合わせて選びましょう。
国八食堂

ジュワッと広がる旨み!鉄板焼き豆腐の香ばしさがやみつきに
岐阜県側へ下山したあとに食事を楽しむなら、ほおのき平から車で約30分の「国八食堂」が候補です。看板メニューの鉄板焼き豆腐は、香ばしく焼いた豆腐に濃いめの味付けを絡めた、ご飯が進む一品。熱々の鉄板で提供されるため、最後まで温かい状態で味わえます。

濃い味わいが、一日体力を使った身体に染み渡る
ホルモン焼きも人気があり、登山後にしっかり食事を取りたい人に向いています。混雑したり、売り切れ次第営業を終了したりする場合があるため、時間に余裕を持って立ち寄りましょう。
住所:岐阜県高山市下切町1441-3
電話番号:0577-33-5171
営業時間:11:00~14:40、17:00~20:30(L.O. 19:50)、売り切れ次第終了
定休日:水曜日
乗鞍高原の三本滝・善五郎の滝・番所大滝

乗鞍岳が作り上げた芸術作品のごとき三本滝
長野県側の乗鞍高原には、「乗鞍三滝」と呼ばれる三本滝、善五郎の滝、番所大滝があります。それぞれ場所が離れているため、登山後にすべてを回ろうとせず、時間や体力に合わせて立ち寄る滝を選びましょう。
三本滝は、水源や流れ方の異なる3本の滝が1か所に集まる珍しい景勝地です。「日本の滝百選」にも選ばれており、周囲の森林と一体になった迫力ある景観を楽しめます。

朝の光に包まれ、幻想的に輝く善五郎の滝
善五郎の滝は、滝見台から間近に眺められる落差約22mの滝です。滝と乗鞍岳をあわせて望める場所もあり、乗鞍高原らしい風景を楽しめます。

まるで水のベール、岩を伝う壮麗な番所大滝
番所大滝は、乗鞍岳の噴火によってできた溶岩の断崖を流れ落ちる、落差約40mの滝です。展望台へ向かう道には急な階段や滑りやすい場所があるため、登山後の疲労を考慮して歩きましょう。
乗鞍岳登山の前後に泊まりたい温泉宿
乗鞍岳は、シャトルバスの運行時間に合わせて行動する必要があります。早い時間から登り始めたい場合は登山前日に宿泊し、下山後に温泉や食事をゆっくり楽しみたい場合は後泊を組み合わせるのがおすすめです。利用するシャトルバスに合わせて、岐阜県側の平湯温泉または長野県側の乗鞍高原から宿を選びましょう。
深山桜庵別館 湯めぐりの宿 平湯館
岐阜県側から乗鞍岳へ向かう際に利用しやすい、平湯温泉の温泉宿です。平湯バスターミナルから徒歩約5分の場所にあり、公共交通機関を利用する登山計画にも組み込みやすい立地です。
館内では、豊富な湯量を生かした大浴場や露天風呂を楽しめます。夕食と朝食はバイキング形式のため、登山前後に自分の食欲に合わせて食事を取りやすいのも魅力です。乗鞍岳だけでなく、奥飛騨温泉郷や上高地をめぐる旅行の拠点にも向いています。
乗鞍高原温泉 休暇村 乗鞍高原
長野県側から登る場合の拠点にしやすい、乗鞍高原の温泉宿です。乗鞍岳を望む高原に位置し、登山の前泊にも下山後の宿泊にも利用できます。
館内の温泉では、乗鞍岳の自然に育まれた湯に浸かりながら体を休められます。夕食と朝食には信州の食材を取り入れたビュッフェが用意され、登山後に食事をしっかり楽しみたい人にもおすすめです。周辺には牛留池や善五郎の滝などがあり、翌日に乗鞍高原を散策する旅程も組み立てられます。
乗鞍岳周辺の宿をもっと探す
紹介した宿で日程や予算が合わない場合は、平湯温泉や乗鞍高原を含む周辺エリアから、条件に合う宿を探してみましょう。
乗鞍岳登山に関するよくある質問

乗鞍岳の難易度や登山時間、服装、高山病など、登山前に確認しておきたいポイントをまとめました。
Q. 乗鞍岳は初心者でも登れますか?
A. 畳平から剣ヶ峰を往復するコースは歩行距離が比較的短く、初心者も挑戦しやすいコースです。ただし、標高3,000mを超える高山のため、岩や砂利の多い登山道、急な天候変化、高山病などへの備えが必要です。登山に適した装備を整え、体調に不安がある場合は無理をせず引き返しましょう。
Q. 乗鞍岳の登山にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 乗鞍バスターミナルから剣ヶ峰を往復する場合、歩行時間は約3時間が目安です。休憩や山頂で過ごす時間を含め、4時間程度を確保すると余裕を持って行動できます。帰りのバスに間に合うよう、出発前に時刻表も確認してください。
Q. 乗鞍岳の登山に適した服装や持ち物は何ですか?
A. 岩や砂利の多い道を歩くため、滑りにくい登山靴を履きましょう。夏でも山頂付近は気温が低く、風が強くなることがあるため、レインウェアや防寒着も必要です。飲料、行動食、帽子、サングラス、日焼け止め、登山地図、モバイルバッテリーなども用意してください。
Q. 乗鞍岳で高山病になることはありますか?
A. 登山口の乗鞍バスターミナルが標高2,702mにあるため、高山病になる可能性があります。到着後すぐに速いペースで歩き始めず、体を高度に慣らしながらゆっくり登りましょう。頭痛や吐き気、強い息苦しさなどを感じた場合は登山を続けず、標高の低い場所へ下りてください。
Q. 乗鞍岳登山のベストシーズンはいつですか?
A. 一般的な夏山登山を楽しみやすいのは、シャトルバスが運行する夏から秋にかけてです。7~8月は高山植物、9月下旬以降は山麓へと広がる紅葉を楽しめます。ただし、標高の高い場所では夏でも残雪があり、秋には降雪することがあります。道路やバスの運行期間も年によって異なるため、出発前に最新情報を確認しましょう。
Q. 乗鞍岳へ車で行けますか?
A. 乗鞍岳へ通じる乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインではマイカー規制が行われており、自家用車で畳平まで行くことはできません。長野県側は乗鞍高原、岐阜県側はほおのき平などに車を停め、シャトルバスへ乗り換えます。通行状況や運行時刻は変更される場合があるため、事前に確認してください。
乗鞍岳の雄大な景色を楽しむ登山へ出かけよう

雲の上の特別な時間、乗鞍岳で最高の思い出を
乗鞍岳は、標高2,702mの畳平から登り始められ、比較的短い歩行時間で3,000m峰の剣ヶ峰を目指せる山です。登山道からは権現池や北アルプスなどの雄大な景色を楽しめ、高山植物や紅葉など季節ごとの自然にも出会えます。
初心者も挑戦しやすい一方、山頂付近には岩や砂利の多い道があり、天候の急変や高山病への注意も必要です。服装や装備を整え、シャトルバスの運行状況と帰りの時刻を確認したうえで、時間と体調に余裕を持って歩きましょう。
登山の前後に平湯温泉や乗鞍高原で宿泊すれば、温泉や周辺観光も含めて、乗鞍岳の旅をゆっくり楽しめます。

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