乗鞍高原のおすすめハイキングコース2選 日帰り・宿泊の楽しみ方も紹介
乗鞍岳の東麓に広がる乗鞍高原は、池や滝、湿原、白樺林など、多彩な自然を楽しめるハイキングエリアです。一の瀬園地には比較的高低差の少ない散策路があり、初心者でも歩きやすいコースを選べます。
乗鞍高原からシャトルバスで標高2,702mの畳平へ向かえば、高山植物が咲くお花畑や、北アルプスを見渡す山岳風景も楽しめます。短いコースを選んで日帰りで歩くほか、乗鞍高原に宿泊し、一の瀬園地と畳平を組み合わせて巡るのもおすすめです。
この記事では、乗鞍高原周辺のおすすめハイキングコースを、所要時間や見どころとともに紹介します。アクセス、季節ごとの楽しみ方、ハイキング後に立ち寄れる温泉や宿泊施設も紹介するので、旅の計画に役立ててください。
目次
乗鞍高原ハイキングの魅力

乗鞍高原では、乗鞍岳を望む池や白樺林、迫力のある滝などを巡りながら、変化に富んだ景色を楽しめます。春のミズバショウ、初夏のレンゲツツジ、夏の高山植物、秋の紅葉と、季節によって見どころが変わるのも魅力です。
この記事で紹介する一の瀬園地ハイキングコースは、乗鞍高原内の池や滝を巡るコースです。一方、畳平・お花畑ハイキングコースは、乗鞍高原からシャトルバスで標高2,702mの畳平へ移動し、高山植物や山岳風景を楽しみます。
歩く場所の標高や道の状態が異なるため、所要時間だけでなく、体力や経験、見たい景色に合わせてコースを選びましょう。
日帰りと宿泊、どちらがおすすめ?

どちらか一方のコースを歩くなら、日帰りでも楽しめます。歩きやすさを重視する場合や、池・滝・白樺林を巡りたい場合は、一の瀬園地がおすすめです。高山植物や標高2,000mを超える山岳風景を楽しみたい場合は、畳平・お花畑コースが向いています。
ただし、畳平へ向かうにはシャトルバスへの乗り換えが必要です。日帰りの場合は、往復のバス時刻と最終便を確認し、時間に余裕のある計画を立てましょう。
乗鞍高原に宿泊すれば、1日目に一の瀬園地を歩き、2日目の朝から畳平へ向かうなど、2つのコースを余裕を持って巡れます。ハイキング後に温泉を楽しみたい人や、早朝の静かな高原を歩きたい人にも宿泊がおすすめです。
季節別の見どころ

乗鞍高原で一般的なハイキングを楽しめるのは、雪解け後の春から紅葉シーズンにかけてです。ただし、乗鞍高原と畳平では標高差が大きく、同じ時期でも気温や植物の様子が異なります。
春の一の瀬園地では、雪解けとともにミズバショウが咲き始めます。初夏にはレンゲツツジが草原を彩り、残雪の乗鞍岳と新緑、花が重なる風景を楽しめます。
夏は、一の瀬園地の山野草に加え、畳平のお花畑も見どころです。畳平では7月から8月ごろに高山植物が見頃を迎えます。標高が高いため、真夏でも防寒着や雨具を用意しましょう。
秋は、一の瀬園地の草原や池の周囲が色づきます。池に映る紅葉や、赤く染まるオオカエデも見どころです。標高の高い場所から順に紅葉が進むため、訪問前に現地の紅葉情報を確認してください。
冬の乗鞍高原は雪に覆われるため、一般的なハイキングとは装備や歩き方が異なります。積雪期に歩く場合は、スノーシューなどを使った冬季向けのコースやガイドツアーを利用しましょう。
乗鞍高原へのアクセス

乗鞍高原へ公共交通機関で向かう場合は、松本駅からアルピコ交通上高地線で新島々駅へ移動し、乗鞍高原方面の路線バスに乗り継ぎます。車の場合は、長野自動車道の松本ICから国道158号、県道84号を経由するルートが一般的です。
一の瀬園地は乗鞍高原内にありますが、畳平は乗鞍高原からさらにシャトルバスで移動します。歩くコースによってアクセス方法が異なるため、出発前に確認しておきましょう。
電車・バスで乗鞍高原へ行く場合
新宿駅 ⇒(JR中央本線特急)⇒ 松本駅 ⇒(アルピコ交通上高地線)⇒ 新島々駅 ⇒(路線バス)⇒ 乗鞍高原
東京方面からは、JR中央本線の特急で松本駅へ向かい、アルピコ交通上高地線に乗り換えて新島々駅へ移動します。新島々駅から乗鞍高原までは、路線バスを利用します。
畳平・お花畑ハイキングコースへ向かう場合は、乗鞍高原観光センター前で、乗鞍山頂(畳平)行きのシャトルバスに乗り換えます。路線バスとシャトルバスの接続時間も含めて、往復の時刻を確認しておきましょう。
車で乗鞍高原へ行く場合
長野自動車道 松本IC ⇒(国道158号・県道84号)⇒ 乗鞍高原
松本ICから乗鞍高原までは約40kmです。国道158号を高山方面へ進み、前川渡交差点から県道84号を経由して乗鞍高原へ向かいます。
一の瀬園地ハイキングコースを歩く場合は、コースの起点に合わせて乗鞍高原内の駐車場を利用します。休日や紅葉シーズンは混雑することもあるため、時間に余裕を持って到着しましょう。
畳平へはシャトルバスに乗り換える
畳平へ通じる乗鞍エコーラインでは、自然環境保護のためマイカー規制が実施されています。自家用車で畳平まで直接行くことはできないため、乗鞍高原内の駐車場に車を停め、シャトルバスまたはタクシーに乗り換えます。
長野県側から向かう場合は、乗鞍高原観光センター前などから乗鞍山頂(畳平)行きのシャトルバスを利用します。公共交通機関で訪れる場合も、乗鞍高原観光センター前で乗り換えます。
シャトルバスは運行期間が限られ、天候や道路状況によって運休・変更されることがあります。往路・復路ともに、運行日、予約方法、最終便を事前に確認してください。
>>乗鞍高原~乗鞍山頂(畳平)シャトルバスの運行情報を確認する
乗鞍高原までの移動方法を確認したら、所要時間や歩行距離、見どころを比較し、自分に合ったハイキングコースを選びましょう。
乗鞍高原のハイキングコース2選を比較
乗鞍高原周辺で楽しめる2つのハイキングコースは、歩行時間に大きな差はありませんが、標高や道の状態、見られる景色が異なります。
歩きやすさを重視するなら一の瀬園地、高山植物や山岳風景を楽しみたいなら畳平・お花畑コースがおすすめです。それぞれの特徴を比較して、体力や目的に合ったコースを選びましょう。
| 比較項目 | 一の瀬園地 ハイキングコース |
畳平・お花畑 ハイキングコース |
| 歩行時間の目安 | 約2時間30分 | 約2時間15分 |
| 歩行距離 | 約5.5km | 約3.5km |
| 主な見どころ | あざみ池、牛留池、善五郎の滝、白樺の小径 | 鶴ヶ池、富士見岳、お花畑、高山植物 |
| コースの特徴 | 平坦な道が中心。善五郎の滝付近には急な坂道がある | 標高2,702mの畳平から歩く。富士見岳では石の多い登山道を通る |
| 体力・テクニック | 体力:★☆☆ テクニック:★☆☆ |
体力:★★☆ テクニック:★★☆ |
| こんな人におすすめ | 池や滝、白樺林を巡りながら、比較的歩きやすいコースを楽しみたい人 | 高山植物と北アルプスの展望を楽しみ、短時間の登山にも挑戦したい人 |
一の瀬園地ハイキングコースは歩行距離が長いものの、平坦な道が中心です。畳平・お花畑ハイキングコースは距離が短い一方、標高が高く、富士見岳では石の多い登山道を歩きます。
次からは、それぞれのコースの順路と見どころを詳しく紹介します。まずは、乗鞍高原らしい池や滝、白樺林を巡る一の瀬園地ハイキングコースを見ていきましょう。
乗鞍高原ハイキングコース① 一の瀬園地ハイキングコース

一の瀬園地は、乗鞍高原らしい池や滝、白樺林を巡るハイキングコースです。起伏の少ない道が中心で、初心者でも比較的歩きやすい一方、善五郎の滝付近には急な坂道やアップダウンがあります。
ネイチャープラザ一の瀬を出発し、あざみ池、ねじねじの木、牛留池、善五郎の滝を経て、白樺の小径からスタート地点へ戻ります。歩行時間は約2時間30分、歩行距離は約5.5kmです。
一の瀬園地ハイキングコースの順路
【START】ネイチャープラザ一の瀬 ⇒徒歩15分⇒ ①あざみ池 ⇒徒歩50分⇒ ②ねじねじの木 ⇒徒歩すぐ⇒ ③牛留池 ⇒徒歩25分⇒ ④善五郎の滝 ⇒徒歩1時間⇒ ⑤白樺の小径 ⇒徒歩すぐ⇒ 【GOAL】ネイチャープラザ一の瀬
歩行時間:約2時間30分
歩行距離:約5.5km
体力:★☆☆
テクニック:★☆☆
トイレ:2カ所
一の瀬園地では、雪解け後のミズバショウから初夏のレンゲツツジ、夏の山野草まで、季節ごとに異なる植物を観察できます。全体として平坦な道が多いものの、善五郎の滝付近では急な坂道が続くため、滑りにくい靴を履いて歩きましょう。
晴れて風の弱い日には、牛留池の水面に乗鞍岳が映る「逆さ乗鞍」を見られることがあります。
【Start】ネイチャープラザ一の瀬

ネイチャープラザ一の瀬からハイキングを始めます。出発前にトイレを済ませ、飲料や雨具などの持ち物を確認しておきましょう。
ここから渓流沿いの道を進み、最初の目的地であるあざみ池へ向かいます。
①あざみ池

あざみ池は、白樺林に囲まれた静かな池です。池の周囲には遊歩道があり、水辺の植物や昆虫、野鳥を観察しながら歩けます。
春にはミズバショウ、初夏にはレンゲツツジなど、時期によってさまざまな植物が見られます。池の周囲にはベンチもあるため、景色を眺めながら休憩するのもよいでしょう。
あざみ池から林道を進み、緩やかな坂道を越えて「ねじねじの木」へ向かいます。
②ねじねじの木

ねじねじの木は、幹が輪を描くように曲がった松の木です。自然に生まれた特徴的な形から、一の瀬園地の散策スポットとして親しまれています。
木の周囲には立ち入り防止の柵があるため、柵の外から観察しましょう。ねじねじの木から少し進むと、牛留池を望む展望所に到着します。
③牛留池

牛留池は、乗鞍岳の噴火によって生まれたくぼ地に水がたまってできた池です。池の周囲には木道が整備され、森林の中を歩きながら水辺の景色を楽しめます。
晴れて風が弱い日には、水面に乗鞍岳が映る「逆さ乗鞍」が見られることがあります。水面が穏やかになりやすい朝は、写真撮影にも適した時間帯です。
牛留池を出たら山道へ戻り、分岐から下って善五郎の滝へ向かいます。
④善五郎の滝

善五郎の滝は、落差約21.5m、幅約8mの滝で、三本滝、番所大滝と並ぶ「乗鞍三名滝」のひとつです。滝見台からは、天候に恵まれれば滝の背後に乗鞍岳を望めます。

滝見台からの眺め
滝見台から滝の近くにある展望デッキまでは、遊歩道をさらに下ります。急な坂道や濡れて滑りやすい場所があるため、足元に注意してください。
展望デッキでは、水音や水しぶきを感じながら、間近で滝を眺められます。滝を見た後は、アップダウンのある道を進み、滝見橋を渡って白樺の小径へ向かいます。
⑤白樺の小径

白樺の小径は、道の両側に白樺が並ぶ散策路です。白い幹と緑の葉のコントラストを眺めながら、木漏れ日の差す道を歩けます。
白樺林を抜けると、スタート地点のネイチャープラザ一の瀬に戻ります。善五郎の滝からはアップダウンが続くため、最後まで無理のないペースで歩きましょう。
時間に余裕があれば一の瀬園地の池巡りもおすすめ
ネイチャープラザ一の瀬の南側には、偲ぶの池、まいめの池、どじょう池などを巡る散策路もあります。メインコースとは別に歩くため、時間や体力に余裕がある場合に組み合わせましょう。
偲ぶの池

水面をのぞけば、乗鞍岳が映り込む
偲ぶの池は、草原の中にある小さな池です。周囲の景色が水面に映り、秋には紅葉を楽しめます。静かな高原風景を眺めながら休憩するのにも適しています。
まいめの池

水面は浅く、ところどころで底が見える
まいめの池は、乗鞍岳を正面に望める池です。風の弱い日には、水面に乗鞍岳や青空、周囲の木々が映り込みます。紅葉期にも人気の撮影スポットです。
どじょう池

開花時期には水辺にミズバショウやミツガシワが広がる
どじょう池では、春にミズバショウ、初夏にミツガシワを観察できます。池の近くに立つ「オオカエデ」も、一の瀬園地を代表する紅葉スポットです。

秋に赤く色づく一の瀬園地のオオカエデ
一の瀬園地の紅葉は例年10月ごろに進みますが、見頃はその年の気候によって変わります。訪問前に現地の紅葉情報を確認しましょう。
池巡りを追加すると歩行時間が延びるため、日帰りの場合は日没時刻も考慮して行程を組んでください。
乗鞍高原ハイキングコース② 畳平・お花畑ハイキングコース

畳平・お花畑ハイキングコースは、標高2,702mの乗鞍バスターミナルを起点に、鶴ヶ池、富士見岳、お花畑を巡るコースです。
富士見岳では石の多い登山道を歩きますが、お花畑には木道が整備されています。北アルプスの展望と高山植物の両方を楽しみたい人におすすめです。
歩行時間は約2時間15分、歩行距離は約3.5kmです。畳平は乗鞍高原より気温が低く、天候も変わりやすいため、防寒着や雨具を用意して歩きましょう。
畳平・お花畑ハイキングコースの順路
【START】乗鞍バスターミナル ⇒徒歩5分⇒ ①鶴ヶ池 ⇒徒歩5分⇒ 富士見岳口 ⇒登り約30分⇒ ②富士見岳 ⇒徒歩約20分⇒ ③お花畑(一周約40分)⇒徒歩5分⇒ 【GOAL】乗鞍バスターミナル
歩行時間:約2時間15分
歩行距離:約3.5km
体力:★★☆
テクニック:★★☆
トイレ:3カ所
コース最大の見どころは、7月から8月にかけて高山植物が咲くお花畑です。富士見岳の山頂からは、畳平や鶴ヶ池、不消ヶ池のほか、天候に恵まれれば北アルプスの山々を望めます。
富士見岳の登山道には石の多い区間があるため、歩きやすい登山靴やトレッキングシューズを履きましょう。高地では息が上がりやすいので、普段よりゆっくりとしたペースで歩くことも大切です。
【Start】乗鞍バスターミナル

乗鞍バスターミナルは、畳平散策や乗鞍岳登山の拠点です。館内には案内所や売店、軽食コーナー、トイレなどがあります。
バスを降りたら、天候や帰りの便を確認し、飲料や雨具などの装備を整えてから出発しましょう。標高が高いため、到着直後は急いで歩き始めず、体を慣らす時間を取ると安心です。

乗鞍本宮中之社にはお守りなどが置かれている
バスターミナルの近くには、乗鞍本宮中之社があります。ここから県道沿いの遊歩道を進み、最初の目的地である鶴ヶ池へ向かいます。
①鶴ヶ池

鶴ヶ池は、乗鞍バスターミナルの近くにある池です。池の周囲からは、大黒岳や魔王岳など、畳平を囲む山々を望めます。
残雪や周囲の山並みが水面に映ることもあり、バスターミナルから短時間で立ち寄れる撮影スポットです。池の近くを通って富士見岳口へ向かいます。
時間と体力に余裕があれば大黒岳へ

大黒岳山頂からは焼岳や穂高連峰なども見える
鶴ヶ池の近くから大黒岳へ向かう登山道もあります。山頂からは、乗鞍岳の峰々や穂高連峰、焼岳などを望めます。
ただし、大黒岳は今回紹介する基本コースには含まれません。立ち寄る場合は、帰りのバス時刻や天候、体力を考慮して行程を調整しましょう。
②富士見岳

富士見岳は標高2,817mで、富士見岳口から山頂までの所要時間は約30分です。短時間で登れる山ですが、登山道には石の多い区間や傾斜があります。
足元を確認しながら無理のないペースで登りましょう。風が強いと体感温度が下がるため、天候が悪化した場合は登頂にこだわらず、引き返す判断も必要です。

富士見岳山頂から望む穂高連峰
山頂からは、鶴ヶ池や畳平を見下ろせます。天候に恵まれれば、穂高連峰をはじめとする北アルプスの山々も望めます。

夏にも残雪が見られる不消ヶ池
富士見岳の西側にある不消ヶ池は、夏にも残雪が見られる池です。池の青色と残雪、周囲の山肌がつくる高山らしい景色を楽しめます。

富士見岳山頂。奥に見える山は乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰
山頂からは、乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰も望めます。富士見岳を下りたら、お花畑へ向かいましょう。
③お花畑

畳平のお花畑には木道が整備され、約40分で一周できます。富士見岳へ登らず、お花畑だけを散策することも可能です。
7月から8月にかけては、ハクサンイチゲやミヤマキンポウゲ、ウサギギクなど、さまざまな高山植物が見られます。積雪や気候によって開花時期は変わるため、訪問前に現地の開花情報を確認しましょう。

畳平のお花畑に咲くウサギギクなどの高山植物
高山植物は厳しい環境のなかで育っています。木道から外れず、植物を踏んだり採取したりしないように観察してください。
お花畑を一周した後は、階段と遊歩道を通って乗鞍バスターミナルへ戻ります。
時間と体力に余裕があれば魔王岳へ

乗鞍バスターミナルから登れる魔王岳
魔王岳は、乗鞍バスターミナルの北側から登れる山です。登山口から山頂付近までは階段や登山道が続き、山頂からは乗鞍スカイラインや穂高連峰方面を望めます。
魔王岳も基本コースには含まれません。立ち寄る場合は、天候と帰りのバス時刻を確認し、十分な時間を確保してください。
乗鞍バスターミナルへ戻ったら、乗車する便を確認してハイキングを終えます。バスの待ち時間がある場合は、売店や軽食コーナーを利用して休憩するのもよいでしょう。
ハイキング後に立ち寄りたい乗鞍高原の温泉
乗鞍高原には、特徴の異なる「乗鞍高原温泉」「安曇乗鞍温泉」などの源泉があります。
ハイキング後に日帰り温泉へ立ち寄るほか、温泉のある宿に泊まり、時間を気にせず体を休めるのもおすすめです。
日帰りなら「乗鞍高原温泉 湯けむり館」

乗鞍高原温泉 湯けむり館は、乗鞍高原観光センターの向かいにある日帰り温泉施設です。畳平からシャトルバスで戻った後や、一の瀬園地を歩いた後にも立ち寄りやすい場所にあります。
温泉は、乳白色で硫黄の香りがする単純硫黄泉です。内湯と露天風呂があり、天候に恵まれれば乗鞍岳を眺めながら入浴できます。
営業時間や休館日が変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。
温泉をゆっくり楽しむなら宿泊がおすすめ

乗鞍高原の宿泊施設では、宿によって異なる源泉を楽しめます。温泉の色や泉質などを比較し、好みに合った宿を選びましょう。
| 源泉 | 湯の特徴 | こんな人におすすめ |
| 乗鞍高原温泉 | 乳白色の単純硫黄泉。硫黄特有の香りがある | 温泉地らしいにごり湯を楽しみたい人 |
| 安曇乗鞍温泉 | 無色透明で、カルシウムやマグネシウムを多く含む温泉 | 乳白色の硫黄泉とは異なる泉質を楽しみたい人 |
乗鞍高原に宿泊すれば、1日目に一の瀬園地、2日目に畳平・お花畑コースを歩くなど、2つのハイキングコースを余裕のある日程で楽しめます。早朝から歩き始めたい人や、ハイキング後に温泉でゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。
乳白色の湯を楽しめる「乗鞍高原温泉」から探す
乗鞍高原温泉は、乗鞍岳の山腹から高原内へ引かれている温泉です。乳白色の湯と硫黄の香りが特徴で、3つの源泉のなかでは最も多くの施設に引かれています。
乗鞍高原らしいにごり湯を楽しみたい人は、乗鞍高原温泉を引く宿を選びましょう。
カルシウムやマグネシウムを含む「安曇乗鞍温泉」から探す
安曇乗鞍温泉は、地下約1,300mから湧き出す無色透明の温泉です。カルシウムやマグネシウムを多く含み、乗鞍高原温泉やすずらん温泉とは異なる泉質を楽しめます。
安曇乗鞍温泉を引いている宿は限られるため、予約前に各宿の温泉情報を確認しましょう。
乗鞍高原ハイキングのよくある質問

乗鞍高原ハイキングのコース選びや服装、訪れる時期など、出発前に確認しておきたいポイントをまとめました。
乗鞍高原ハイキングは初心者でも楽しめますか?
乗鞍高原には、初心者でも楽しみやすいハイキングコースがあります。
歩きやすさを重視するなら、比較的なだらかな道が多い一の瀬園地ハイキングコースがおすすめです。ただし、善五郎の滝周辺には急な坂道や滑りやすい場所もあるため、足元に注意しましょう。
畳平・お花畑ハイキングコースでは、標高2,700mを超える高地を歩きます。富士見岳へ登る区間には石の多い登山道もあるため、体調や体力に合わせてコースを調整してください。
乗鞍高原ハイキングの所要時間はどれくらいですか?
一の瀬園地ハイキングコースは約2時間30分、畳平・お花畑ハイキングコースは約2時間15分が目安です。
いずれも休憩や写真撮影の時間は含まれていません。花や景色をゆっくり楽しむ場合は、余裕を持った予定を立てましょう。
大黒岳や魔王岳へ立ち寄る場合は、基本コースとは別に時間が必要です。帰りのバス時刻も確認したうえで判断してください。
乗鞍高原ハイキングのおすすめシーズンはいつですか?
一の瀬園地では、春のミズバショウや初夏のレンゲツツジ、夏の山野草、秋の紅葉など、季節ごとに異なる景色を楽しめます。
畳平のお花畑では、例年7月から8月にかけてさまざまな高山植物が見頃を迎えます。ただし、積雪やその年の気候によって開花時期は変わるため、訪問前に最新の開花情報を確認しましょう。
乗鞍高原ハイキングにはどのような服装が必要ですか?
一の瀬園地を歩く場合は、動きやすい服装と、滑りにくく履き慣れた靴を用意しましょう。雨の後は遊歩道や滝の周辺が滑りやすくなるため、防水性のある靴があると安心です。
畳平は標高が高く、夏でも気温が低くなることがあります。風が強い日や天候が急変する場合もあるため、レインウェアや防寒着を携行してください。日差しを遮るものが少ないので、帽子や日焼け止めなどの紫外線対策も必要です。
乗鞍高原や畳平まで車で行けますか?
乗鞍高原までは車で行けますが、畳平へ通じる乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインではマイカー規制が行われています。
長野県側から畳平へ向かう場合は、乗鞍高原観光センターなどの駐車場に車を停め、シャトルバスへ乗り換えます。運行期間や時刻は変更されることがあるため、出発前に最新の交通情報を確認してください。
雨天時でもハイキングできますか?
雨の日や雨上がりは、木道や石の多い登山道、善五郎の滝周辺などが滑りやすくなります。畳平では風が強まり、気温が大きく下がることもあります。
天候が悪い場合は無理に歩かず、コースの短縮や予定の変更を検討してください。出発前だけでなく、ハイキング中も天候の変化に注意しましょう。
乗鞍高原のおすすめハイキングコースを楽しもう
乗鞍高原には、滝や池、湿原を巡る「一の瀬園地ハイキングコース」と、標高2,700mを超える高地で高山植物や雄大な景色を楽しむ「畳平・お花畑ハイキングコース」があります。
比較的歩きやすいコースを選びたい人は一の瀬園地、乗鞍岳ならではの高山風景を楽しみたい人は畳平がおすすめです。乗鞍高原に宿泊し、2日間で両方のコースを歩くのもよいでしょう。
訪れる時期や当日の天候によって、花の見頃やコースの状況、シャトルバスの運行情報は変わります。出発前に最新情報を確認し、服装や装備を整えて、乗鞍高原の自然を楽しんでください。
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