しらび平から木曽駒ヶ岳・宝剣岳へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 4時間35分
  • 8.9km

コースガイド

駒ヶ岳ロープウェイを使い、木曽駒ヶ岳の最高峰を目指すルート。最高峰を踏むのであれば最も一般的なルート選択となる
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
4時間35分
歩行距離
8.9km
最大高低差
1,294m
水場
駒ヶ岳頂上山荘
トイレ
宝剣山荘
 千畳敷の駅舎に降り立つと目の前にはそそり立つ岩峰、宝剣岳、足元に広がる千畳敷のお花畑、爽やかな涼風、そこはすでに高山の一角です。自覚症状は少ないですが、ロープウェイで一気に高所に移動した事で、身体はまだ順応していません。歩き出す前にここでゆっくりと準備をしましょう。しばらく千畳敷のお花畑の中を左右の高山植物を観察しながらゆっくり歩きます。剣ヶ池へ下る散策コースを右に分け八丁坂にかかると次第に傾斜がきつくなりコースもジグザグになります。このあたりから乗越浄土までの間は落石に十分注意しながら登りましょう。
 オットセイ岩を左に見るころが一番つらいところ。登山者も多く休むところもありません。鉄パイプを利用したステップまで来たらもう少し。振り返るとホテル千畳敷がはるか下に見えます。乗越浄土に出ると正面に中岳、左には宝剣岳が手の届きそうなところに、宝剣山荘、天狗荘も目の前に見えてきます。宝剣山荘のトイレは有料ですが環境保全のためにも用のある人はここで済ませておきましょう。
 中岳へはコマクサの増殖地の前を過ぎるとすぐに中岳の巻き道の分岐となります。巻き道は便利だが危険もともなうのでおすすめできません。巻き道を左に分けハイマツの間をゆるやかに登ると巨岩の立ち並ぶ中岳です。ここで初めて駒ヶ岳本峰を見る事が出来ます。
 ここから頂上山荘めがけて下ります。頂上山荘前は中央アルプスでは唯一のキャンプ指定地。利用する人は頂上山荘もしくは宝剣山荘に申し込みましょう。水は6月下旬までだと雪渓がありますが(年によって違う)、以後は山荘から供給を受ける事になります。頂上山荘付近はいくつもの道が交差しガスに巻かれたときなどには注意しましょう。石間の道をひと登りでハイマツの上に出て右に回り込むと木曽駒ヶ岳頂上です。頂上には伊那側と木曽側それぞれに駒ヶ岳神社があり、それぞれの地方の山岳信仰に対する歴史を物語ります。
 復路は同じコースで帰るのが一番早いですが、馬ノ背方面へ少し下り頂上山荘に帰るコースがおすすめです。ここには特産のヒメウスユキソウ、オヤマノエンドウなどの可憐な花々を見ながら雲上散歩が楽しめます。
 宝剣山荘まで戻ったら山荘に荷物を預け宝剣岳を往復しましょう。天狗岩を右に見て北稜に取り付き少し登るとすぐ鎖場です。登り下りの人で混み合うので譲り合いながら慎重に通過しましょう。頂上から出ている小さな稜を乗り越え、鎖に導かれてトラバースし稜線に出て左に回り込むと宝剣岳頂上です。
 下りも頂上直下を右に回り込み北稜に戻ります。以前霧の中を下山するとき、この回り込みに気が付かず遭難した例があるので注意しましょう。
馬ノ背から濃ヶ池を見おろす
登山地図ナビアプリ
山と高原地図ホーダイ
山と高原地図ホーダイ
登山のための専用地図
60年以上の実績を誇る「山と高原地図」がスマホで使える!各山の専門家の現地調査に基づいた信頼できる登山情報アプリ。
登山道、コースタイム情報、コースの見どころ、山小屋や水場など登山者に必須の情報がすべて掲載!

掲載書籍