上松Aコースから木曽駒ケ岳へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 8時間40分
  • 12.2km

コースガイド

古くからの信仰の道である上松Aコースから木曽駒ヶ岳を目指す。下山は登山口に戻るか、ロープウェイでしらび平へ向かう
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
8時間40分
歩行距離
12.2km
最大高低差
1,886m
水場
金剛水
トイレ
玉乃窪山荘
 木曽谷から木曽駒ヶ岳への道は、古くから御嶽山信仰登山と合わせて登られていたようでいくつかのルートがあります。ここで紹介する上松Aコースと呼ばれる道は、上高地などで行われる「ウェストン祭」で有名なウォルター・ウェストンが木曽駒ヶ岳登山の際に登り、伊那市へ下山したとされる登山道です。
 登山口へはマイカーもしくはタクシーを利用して入ります。休業中の敬神キャンプ場のすぐ上に駐車場があります。歩き始めは砂防工事が行われている滑川沿いを案内表示に従って進みます。林道に出て右に折れると敬神ノ滝小屋(会員制・利用不可)があります。小屋の奥から森の中へと登山道が伸びています。この先水場がほとんどないので、ここで補給しましょう。
 展望のきかない樹林帯の急登を黙々と歩き続け少し視界が開けるようになると五合目の金懸小屋につきます。無人の避難小屋ですがきれいで快適な小屋です。この少し先に「金剛水」と呼ばれる水場がありますが、涸れていることもあるので注意が必要です。
 一息入れ、再び歩き出すと胸突き八丁の急登に差し掛かります。展望もきかず苦しい登りが続き、木々の隙間から見える山々を心の支えに登り七合目を過ぎ、森林限界が近づくと八合目はもうすぐです。八合目では山頂を巻く横手道の分岐もありますが、天気が良ければ素晴らしい展望の木曽前岳山頂をお勧めします。この辺りは展望だけでなく足元の高山植物も大変きれいなところです。
 山頂から少し下ると青い屋根の玉乃窪山荘があります。山荘の前を過ぎ、信仰の登山道であることが納得できる石像に見守られながらもう一登り。今度は赤い屋根の頂上木曽小屋が見えてくれば木曽駒ヶ岳山頂はもうすぐです。すれ違う人もまばらだった登山道とは打って変わって、山頂にはきっと沢山の人がいることでしょう。富士山や北岳をはじめとする国内の3000M峰をほとんど見ることができる素晴らしい眺望が待っています。
 ここからの帰り道は、マイカーの方は引き返すのがベストですが、JRや高速バス利用の方は駒ヶ岳ロープウェイを経由してJR駒ケ根駅方面へ下山することもできます。
 ロープウェイ方面へは登ってきた道とは反対方向へ下り、中岳を超えて宝剣山荘の前を過ぎ、乗越浄土から千畳敷カールへと下ります。ロープウェイから先は中央道駒ヶ根ICを経由してJR駒ヶ根駅行きのバスが出ています。
正面に麦草岳左に宝剣岳
金懸小屋。
天の岩戸
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