鳥居峠から四阿山へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 4時間55分
  • 7.9km

コースガイド

国の天然記念物である的岩や、往事の山岳信仰が偲ばれる花童子の宮跡などをめぐり、眺望の良い県境尾根を歩く中級コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
4時間55分
歩行距離
7.9km
最大高低差
764m
水場
嬬恋清水
トイレ
林道終点ロータリー(仮設)
 嬬恋村の管理のもと、例年5月から11月まで鳥居峠林道は登山者のために解放されるようになり、登山口になる林道終点ロータリーまで車(大型車不可)で入ることができます。林道終点ロータリーの広場には、車10台ほどの駐車スペースと案内板や登山ポスト、簡易トイレ(整備協力金200円)が設置されています。
 ここから四阿山への登山道は二コースに分かれますが、今回は花童子の宮跡コースを登りルートにして、的岩コースを下山ルートに選びます。花童子の宮跡コースは、広場の右手から森の奥深くへと続く緩やかな小道です。手入れが行き届いたカラマツの人工林は清々しく、やがてミズナラや白樺の天然林の斜面を登ります。しばらくすると尾根上に出て、登山道は左に折れて登って行きます。道沿いはレンゲツツジなど灌木帯になり、明るい林の中を縫うように歩いて行きます。途中雨を避けて休憩できる東屋を通過し、さらに進んでいくと、花童子の宮跡に出ます。東屋がありゆっくり休憩ができます。ここまでいくつも発見することができた古い石の祠や花童子の宮跡は、四阿山がかつて山岳信仰の山として盛んだった頃の修験道の名残です。
 さらに急な登りを頑張ると、やがて的岩コースと合流する古永井分岐です。東屋が設置してあるので、下山時にもゆっくり休めます。登山道は1本に合流し、ここからはコメツガなどの針葉樹の森やガレ場など変化のある尾根コースを歩きます。急坂には木の階段が設置されていますが、雨で濡れている時は、スリップによる転倒に要注意です。嬬恋清水分岐からは、四阿山頂が眼前に立ちはだかりますが、ここまでくれば急登をもうひと頑張りです。トウヒやオオシラビソの森を抜ければ、「四阿山頂まであと0.3km」の看板に出ます。山頂へは右の古い木の階段を選びます。老朽化で傾いていたり破損していたりするので、スリップや転倒に注意です。100mほどで四阿高原と菅平高原からのメインルートの登山道に合流すれば、四阿山山頂はもうすぐそこです。
 下山は同じ道を戻りますが、古永井分岐から的岩コースを選びます。途中コメツガ原生林を通過する際には、道迷いしないようにトラロープが張ってあるので安心です。森の中に突然自然の城壁が現れますが、これが国の天然記念物にも指定され、源頼朝の伝説が残る的岩です。地中深くのマグマが冷えて固まってできた柱状節理が露出したもので、長さ約200m、高さは20mにも達します。この的岩でコースは左に折れます。あとは林道終点ロータリーまで森の中の一本道を下っていくだけです。
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