丹沢主脈縦走

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 12時間20分
  • 22.9km

コースガイド

丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳を含むのびやかで代表的な縦走路を 1泊2日で歩く
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
12時間20分
歩行距離
22.9km
最大高低差
1,383m
水場
塔ノ岳
トイレ
丹沢山
 丹沢を南北に貫くポピュラーな縦走コースであり、山塊最高峰の蛭ヶ岳、東海自然歩道の最高地点である姫次を通るクラシックルートです。丹沢南麓の登山基地、大倉から入山し北上、山中に1泊宿をとり相模原市緑区の焼山登山口に下山する1泊2日のコースです。大倉から丹沢山までは、大倉から丹沢三峰へ(コースガイド)を参照して下さい。
 丹沢山からはつるべ落としと呼ばれる急な道を不動ノ峰との鞍部まで下り、丹沢山塊第二位の標高を誇る不動ノ峰まで登り返します。不動ノ峰のピーク手前には不動峰休憩所があり、登山道を挟んで反対側に数分下ると水場もあります。不動ノ峰は、丹沢の中心部にあるため、ピークからは大山、丹沢山、塔ノ岳、あるいは蛭ヶ岳や西丹沢の檜洞丸など、四方をぐるりと見渡せる丹沢の名山で、ツツジ類も多く、草原状の気持ちの良い場所です。不動ノ峰から少し下って棚沢ノ頭まで登ります。ここからは、弁当沢ノ頭経由でユーシンへの道が通じています。このあたりから鬼ヶ岩ノ頭までは西側の展望に優れ、西丹沢の山並みと富士山を友としての快適な登山道が続きます。緩やかな登降を繰り返し進んでいくと鬼ヶ岩が現れます。鬼の角の様な2本の大岩で、目前にこれから登る蛭ヶ岳が迫力ある姿でそびえ立ちます。クサリのある鬼ヶ岩の岩場を慎重に通過、最低鞍部から蛭ヶ岳に登り返します。
 蛭ヶ岳山頂には山小屋があるのでここに宿泊です。山頂からは、西丹沢の山々を前景に富士山や南アルプスの素晴らしい展望です。翌日、蛭ヶ岳からの景色を堪能したら山頂北側の姫次方面の登山道に入ります。最初は木の階段の多い急な下りですが下り切ってベンチのある所からは緩やかな道になります。このあたりから地蔵平、原小屋平、姫次にかけてはブナやカラマツ等の樹林帯の中を細かく上下する雰囲気の良いルートです。蛭ヶ岳から1時間半ほどで姫次に到着。折花姫の悲しい伝説の残る場所ですが、付近にはカラマツが多くあり、新緑や黄葉の頃にはひときわ美しい姿を見せてくれます。また、春は残雪、秋には新雪の富士山とカラマツというコンビネーションも一見の価値があります。
 姫次からは八丁坂、青根、大平の各分岐を見送り、黍殻山を巻いて平丸分岐も左に見て通り越します。しばらく歩くと焼山に到着。展望塔(2024年10月現在、立入禁止)があり登れば宮ヶ瀬湖や仏果山を見ることができます。焼山から下っていくと尾根の末端で登山道は左右に分かれ、ここは右に進みます。林道に出てさらに行けば国道413号、右に歩けばようやく焼山登山口バス停に到着です。
同角山稜大石山からの蛭ヶ岳(左)と不動ノ峰(右)
不動ノ峰付近の稜線
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