不動谷から釈迦ヶ岳へ

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 3時間45分
  • 8.1km

コースガイド

太尾登山口から釈迦ヶ岳まで向かう稜線歩きのコースです。古田ノ森周辺の植物の美しさは特筆に値します。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
3時間45分
歩行距離
8.1km
最大高低差
500m
水場
かくし水
トイレ
太尾登山口
 国道168号の田長瀬トンネルを抜けた旭橋で右に折れ、旭川に沿う林道に入ります。旭ダムの先で道は二方に分かれ、右の栗平線を取り不動小屋谷に沿う道を登れば登山口に至ります。旭橋から約1時間ほどです。登山口には駐車場と水場もあり、幕営地としても好適地です。
 前夜のうちにここまで入り、翌朝は太尾登山口まで車で上がり山道に取り付きます。春にはシャクナゲが沿道を飾る尾根道の起伏を登って行くとササの茂る1465mの分岐に出ます。ブナとオオイタヤメイゲツの林にミヤコザザの美しい尾根を緩やかにたどります。ブナの疎林の明るい尾根は展望もよく、滝川を隔ててこれから目指す釈迦ヶ岳を望む絶好のビューポイントで大日岳の特異な岩峰が目を引きます。やがて古田ノ森に達すると左手前方に七面山の大嵓(南壁)が宇無ノ川に切れ落ち、奥方には弥山、八経ヶ岳が顔を覗かせています。
 古田ノ森から緩やかに下った鞍部の平坦地にはヌタ場が見られます。平坦地を過ぎ尾根が東に向きを変えるあたりが千丈平で、アルプスを思わせる規模でバイケイソウが群落を作っています。そのお花畑の左尾根にはシロヤシオの古木が多く、初夏にはさながら日本庭園のようになります。近くには「かくし水」と呼ばれる湧き水があり、幕営地としても絶好のロケーションです。
 バイケイソウに代わってトウヒ、シラビソの針葉樹の中を登って行けば、釈迦ヶ岳の南肩で奥駈道に合流します。釈迦ヶ岳へは左へ10分足らずの登りで達します。標高1799.9mの山頂には1等三角点の標石と釈迦如来像が安置されています。眺望は広潤で北には孔雀岳から弥山、八経ヶ岳へと続く大峰北部奥駈の山々、西には遥か奥高野や果無山脈が遠くに見えます。東から南に目を転じれば、眼下の大日岳から南奥駈の山稜が笠捨山、玉置山へと脈打っています。展望を満喫したら下山は往路を古田ノ森を経て太尾登山口へと引き返しましょう。
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