吉野駅をスタートし前鬼まで

コース難易度
上級
  • 3泊4日
  • 31時間35分
  • 58.6km

コースガイド

吉野から修験の道場、山上ヶ岳へ。名花、オオヤマレンゲの浄土から奥駈の醍醐味、釈迦ヶ岳まで縦走し、前鬼へ下る
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
3泊4日
歩行時間
31時間35分
歩行距離
58.6km
最大高低差
1,715m
水場
香精水など
トイレ
弥山小屋など
 吉野駅から吉野の町に入り金峯山寺を過ぎ愛染から青根ヶ峰を踏み、一旦車道に出たのち稜線を行く古道に入ります。四寸岩山を越えて下り、足摺茶屋跡の先で林道を横切り二蔵宿小屋から古道は大天井ヶ岳に向かっての登りとなります。在来道は東面を絡んでいます。大天井ヶ岳から下った鞍部が五番関で女人結界門が立ちます。山上ヶ岳へは急坂の登りとなります。洞辻茶屋で洞川道が合流して油こぼし、鐘掛岩に続いて西ノ覗岩を見て山上ヶ岳に着きます。5件ある宿坊のいずれかに泊まります。
 2日目、水の流れがある小笹ノ宿を過ぎると阿弥陀ヶ森の分岐で柏木道と分かれて右の奥駈道を取ります。脇ノ宿跡、小普賢岳と過ぎ、大普賢岳の山頂に立ちます。水太覗へと急斜を下り薩摩転げの鎖場をこなし、七曜岳の絶頂に立ちます。次のピーク行者還岳を往復したのち、行者還避難小屋に下ります。ブナ林の中を起伏の上下を繰り返し一ノ垰に出ると、道はは角度を変え弥山までは西向きとなります。弁天ノ森ピークを越し聖宝八丁を登り詰めると弥山小屋の前に出てザックをを下ろします。
 3日目、向かい合う八経ケ岳へは古今宿の暗部に下り、オオヤマレンゲの花を見て登り返して八経ヶ岳の山頂に立ちます。次の明星ヶ岳は西側を巻いて通過するとやがて七面山が姿を現します。禅師ノ森を経て舟ノ垰に出ます。次の楊枝ノ森は東側を巻くと楊子ヶ宿小屋があります。小屋の前から仏生ヶ岳の登りが始まります。トウヒに覆われた斜面を登り、続く孔雀岳も頂上を越えずに西面を通って南肩に出ます。孔雀覗の絶壁があり、五百羅漢の奇岩が林立します。岩場を避けて左手に回ると鐺返し、両部分けを下ると椽の鼻、弥勒岩の東側を巻き杖捨ての急坂を登りきって釈迦ヶ岳の山頂に立ちます。眺望は四方広潤、大峰山脈屈指の展望台です。釈迦の山頂から南に下れば峰中の要所、深仙ノ宿に到着です。宿には灌頂堂と避難小屋が建ちます。南に上がり聖天森を過ぎると大日岳の岩峰が迫ります。頂上へは三十三尋といわれる鉄鎖を攀じりますが、西側に巻き道も有ります。絡み終えると太古ノ辻に出ます。ここから先は南奥駈道となりますが次の機会に譲り、左に折れて前鬼へと下ります。二つ岩を見送り階段道を下り切ると前鬼に辿り着きます。小仲坊が宿泊の便を計ってくれます。その日は前鬼でもう1泊して、翌日裏行場を探勝すればより充実した山行となります。裏行場は一巡に約3時間を要します。前鬼からは林道を前鬼口バス停までは休憩も含めて約3時間の所要です。
釈迦ヶ岳から今日越えてきた大峰北部奥駈の山々を振り返り見る