前鬼をスタートし熊野本宮へ

コース難易度
上級
  • 3泊4日
  • 29時間45分
  • 56.5km

コースガイド

太古ノ辻以南、笠捨山、玉置山を経て熊野本宮に至る南奥駈道を紹介します。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
3泊4日
歩行時間
29時間45分
歩行距離
56.5km
最大高低差
1,478m
水場
行仙宿山小屋など
トイレ
小仲坊など
 前鬼口でバスを下車します。前鬼林道をさかのぼるとやがて見事な姿を見せる不動七重滝を眺め、林道を歩いて前鬼に着き、1日目は小仲坊に泊まります。
 主稜の太古ノ辻まではほぼ谷沿いの階段道が続きます。太古ノ辻からは南へ石楠花岳を越えミヤコザサの小道を登ると天狗山に着きます。南へ下り奥守岳を越えると嫁越峠(滝川辻)です。峠から急登すること30分で地蔵岳です。ここから尾根は西南に振り、起伏をたどり乾光門、涅槃岳と過ぎさらに登りなおすと証誠無漏岳で、西に派生する支稜は奥八人山、中八人山などの山を起こしています。雑木の茂る急坂を下降し阿須迦利岳に達し坂道を下りきると、持経ノ宿に着きます。車道を横切り小ピークを3つ越えると平冶ノ宿が道端に建っています。宿から30分で転法輪岳に登り着きます。次の倶利迦羅岳は西を巻いて通過し、怒田宿跡へは横駈道を伝い、行仙岳を過ぎ南へと下ると行仙宿山小屋の建つ佐田辻に到着です。水場は四ノ川へ10分程下ったところで得られます。
 3日目、早朝出発として奥駈道を笠捨山に向かいます。鉄塔のあるピークを越え小さく上下して3つ目のピーク1246mに立つと、笠捨山の双耳峰が眼前に立ちはだかります。鞍部に下って急坂を登りきり、右へ数分で笠捨山の山頂を踏みます。葛川辻まで下り、地蔵岳へは尾根伝いに登ります。シャクナゲが目立つようになると岩稜となり岩角や木の根にすがって登ると鎖場が出てきて槍ヶ岳の石漂を見ます。次のピークが地蔵岳で、小さい地蔵石仏が安置してあります。地蔵岳からはさらに難所が続き岩壁に付けられたクサリを伝い急降下します。尾根に出て四阿宿跡、南に拝み返しへと緩やかに下って行きます。香精山から急斜面を下ると大岩の貝吹金剛に出ます。上葛川への分岐のある塔ノ谷峠を過ぎ、登り返して緩やかに下ります。稚児ノ森を過ぎると玉置山へと通じる林道と併走しますが、わずかに残ったピークを踏み花折塚に着きます。奥駈道を直進すると再び林道に出て、展望台の先からかつえ坂を登り玉置山の山頂に立ちます。玉置神社へは南側の階段道を下ります。
 4日目も早朝出発となります。南へと下り、玉置辻を経て大平多山分岐へは約1時間30分です。分岐から山稜の左よりを登ると大森山ですが展望はありません。次の三角点から下った鞍部が篠尾辻です。大黒天神岳からは尾根通しに下ると宝経塔のある山在峠で、さらに南へたどり吹越宿跡から七越峰へはほぼ尾根伝いを進みます。備崎へは北側の登り口まで戻り、散策道を下って備崎の河原に出て熊野川を渡渉して対岸に渡り、本宮旧社地(大斎原)を抜けて熊野本宮大社に参拝して終了となります。
備崎(右)と本宮旧社地、後方は七越峰
天狗山へと向かう尾根筋、初夏にはシロヤシオが沿道を彩る
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