姿見の池から旭岳

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 7時間30分
  • 11.3km

コースガイド

北海道最高峰・旭岳を踏み、表大雪核心部の御鉢平へ。中岳温泉で足湯を楽しんだ後は、裾合平で広大なお花畑が待っています。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
7時間30分
歩行距離
11.3km
最大高低差
691m
水場
裏旭野営指定地
トイレ
ニセ金庫岩付近(携帯トイレブース)
 観光客で賑わう大雪山旭岳ロープウェイ姿見駅から遊歩道を歩いて姿見の池に到着します。いく筋も噴煙を上げる旭岳は大雪山系で最も若い火山の一つで今も活動を続けています。
 姿見の池から先は登山道となります。植生はほとんど見られず、火山特有の荒々しさを感じながら登っていきます。右手遥か遠くに見えるトムラウシ山は、初めのうちは頭を出すだけですが、登るにつれてその姿がどんどんあらわになります。忠別川源流部を挟んで見るトムラウシ山は大雪山の雄大さを感じさせてくれます。9合目を越えニセ金庫岩・金庫岩のあたりで登山道がS字を描くと最後の登り。広い旭岳山頂に到着します。北海道最高峰、一等三角点の置かれた山頂は草木一本たりとも無く、景色を遮るものはありません。間近に表大雪北部が迫り、高根ヶ原からトムラウシ山にかけては伸びやかな台地状の尾根が続き、その一列後ろに東大雪の山、十勝連峰は遠くへと連なっていきます。条件が良ければ、道南を除く北海道の著名な山のほとんどを見られるので、じっくりと山座同定するのも良いでしょう。
 景色を堪能したら裏旭野営指定地に向けて下ります。7月中は雪が残る急坂ですが、雪が無くなってからの方がざらざらと滑りやすいので一層の注意が必要です。裏旭野営指定地は旭岳・後旭岳・熊ヶ岳に囲まれた鞍部に位置します。どれも標高2200mを超え、順に北海道で1位・4位・5位の高峰です。熊ヶ岳の斜面を登り、間宮岳分岐に至ると、そこは御鉢平の縁。巨大な火口跡である御鉢平の対面には黒岳が、左右には北鎮岳・白雲岳が鎮座し、雄大な景色を見せてくれます。それぞれ北海道2位と3位の高峰なので、ここまでで標高ベスト5が出揃ったことになります。広く平らな地形なのであまり高度感がありませんが、確かに北海道の屋根とも呼ばれる高所の上を歩いているのです。分岐を左に進み間宮岳を越え、御鉢平の縁を下ります。この辺りの高山植物は広いお花畑を作るわけではありませんが、種類は豊富で見飽きることはありません。
 中岳分岐を左に折れて中岳温泉へ。眼下に広がる平坦地が裾合平です。広大なグラウンドのような開けた場所で、チングルマを始めとする高山植物が群生します。7月には花が、9月には紅葉が一面を染め上げるので、遠くからでもその色がよくわかります。沢に向けて急坂を下ったら岸壁に挟まれた谷底に中岳温泉があります。石で囲った湯船があるだけの簡素な温泉ですが、湯が湧き出るのを間近に見ながら足湯が楽しめます。中岳温泉から沢沿いに進むと先ほど見下ろした裾合平に出ます。裾合分岐まではお花畑や紅葉を楽しむ散歩道。分岐からは旭岳の裾野を巻くように姿見駅に向かい、最高峰を巡る一周の完成となります。
裾合平から紅葉と冠雪の旭岳
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