平取から幌尻岳へ(振内コース)

コース難易度
上級
  • 2泊3日
  • 16時間10分
  • 70.8km

コースガイド

幌尻岳登山では最もポピュラーなルート。額平川から渡渉を繰り返し山頂を目指します。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
2泊3日
歩行時間
16時間10分
歩行距離
70.8km
最大高低差
1,829m
水場
命の水
トイレ
幌尻山荘
 幌尻岳は標高2052mの日高山脈襟裳十勝国立公園の最高峰です。北カール、東カール、七ッ沼カールを抱え、アイヌ語で大きい山「ポロ・シリ」を意味します。
 1日目は平取町とよぬか山荘より専用シャトルバス(要予約、7/1〜9/30の期間、1日3便)を利用し林道第2ゲートへ向かいます。ゲートからは北海道電力の取水施設まで約7.5kmの林道歩きです。取水施設から幌尻山荘までは額平川の沢沿いに十数回渡渉を繰り返しながら進みます。しっかりとした沢登り用の装備を整えましょう。なお沢の増水時には渡渉が困難になり非常に危険です。時に引き返す勇気を持ちましょう。左岸に五ノ沢の落ち込みが見えてきたら、幌尻山荘は近いです。幌尻山荘は夏期のみ管理人が滞在する予約制の山小屋です。
 2日目は山荘から幌尻岳山頂を目指します。いきなり急斜面のジグザグ登りが続きます。飽きるほどのターンを繰り返すことになりますが、1497mからは展望も開けて、ヌカビラ岳から北戸蔦別岳の山々が見えてきます。しばらく稜線を進むと命の水の案内があります。踏み跡を少し下ると命の水が湧き出しているので水を補給します。
 稜線を進むとハイマツ帯に植生も変わり、登り切ると北カール越しに幌尻岳の山が眼前に広がります。北カールにはヒグマがいることがあるので注意しましょう。エゾウサギギク、ツガザクラ類、エゾヒメクワガタなど高山植物が咲く登山道を進み、新冠コース分岐と合流し山頂を目指します。幌尻岳山頂は礫地となっており、遮るもののない360度の大展望を満喫することが出来ます。日高山脈主峰からは遠くに大雪山、十勝岳などを望むことが出来ます。
 帰りは往路を下り幌尻山荘に戻ります。なお幌尻岳山頂より戸蔦別岳を経由し1881mから六ノ沢に下り幌尻山荘に周回するコースもありますが、不明瞭な道、ヒグマも多いので経験者向きのコースです。
額平川の渡渉を繰り返す。
命の水は秋に涸れることもある。
山頂からは雄大な山々を見渡すことができる
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