【佐賀県】の登山コースガイド

佐賀県

登山コース検索

絞り込み条件
エリア
コース難易度
山行日数
歩行時間
歩行距離
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
7件
リセット
検索結果7件中  1-7件
  • 椎原峠から脊振山

    椎原峠から脊振山

    西鉄バス椎原行きは、地下鉄七隈線の野芥駅からバスを利用し、早良営業所まで行って乗り継ぐことになります。終点の椎原で下車後、集落を抜けて椎原川に沿って登ります。 辻橋を渡り500m進むと林道が分岐しますが、直進し、杉林を抜けて橋を渡り、舗装された広域林道に出ます。これを横切ったところが車谷の入口で、主稜縦走路の矢筈峠に向かう谷沿いの登山ルートが左に分かれます。椎原峠は林道を300m進んで左にカーブする地点が事実上の登山口です。正面の登山路をたどり、すぐに右に分岐する細い道を見送り、流れを渡って植林地を登ると林道に出ます。これを横切り、山腹を伝うように続き、左下に見下ろしていた谷が徐々に近づきます。スッポリと土が洗われたような岩岸を過ぎると、流れは穏やかになり広い谷に出ます。道は二つに分かれ、左の尾根が椎原峠への道です。落ち葉の積もった道を伝うと明るい草地の峠に着きます。 椎原峠から脊振山までの4.3kmは、大きな登りもなく、美しい稜線を歩きます。ミヤコザサの林床にカシやミズナラの林はこの山地の特徴であり、脊振山に近づくとブナの木が増えてきます。ところどころに展望台があり、巨石を配置したような唐人の舞からは、福岡市街が遠望できます。測候所近くで舗装道に出て自衛隊道路を横切り、ブナ林を登ると石段となり、脊振神社の建つ山頂に着きます。 脊振山から椎原へ下るのは、往路を戻って矢筈峠から車谷を下るか、自衛隊道路を下り、途中から九電反射板を経て板屋峠から荒谷集落を通って行くことになります。
    西鉄バス椎原行きは、地下鉄七隈線の野芥駅からバスを利用し、早良営業所まで行って乗り継ぐことになります。終点の椎原で下車後、集落を抜けて椎原川に沿って登ります。 辻橋を渡り500m進むと林道が分岐しますが、直進し、杉林を抜けて橋を渡り、舗装された広域林道に出ます。これを横切ったところが車谷の入口で、主稜縦走路の矢筈峠に向かう谷沿いの登山ルートが左に分かれます。椎原峠は林道を300m進んで左にカーブする地点が事実上の登山口です。正面の登山路をたどり、すぐに右に分岐する細い道を見送り、流れを渡って植林地を登ると林道に出ます。これを横切り、山腹を伝うように続き、左下に見下ろしていた谷が徐々に近づきます。スッポリと土が洗われたような岩岸を過ぎると、流れは穏やかになり広い谷に出ます。道は二つに分かれ、左の尾根が椎原峠への道です。落ち葉の積もった道を伝うと明るい草地の峠に着きます。 椎原峠から脊振山までの4.3kmは、大きな登りもなく、美しい稜線を歩きます。ミヤコザサの林床にカシやミズナラの林はこの山地の特徴であり、脊振山に近づくとブナの木が増えてきます。ところどころに展望台があり、巨石を配置したような唐人の舞からは、福岡市街が遠望できます。測候所近くで舗装道に出て自衛隊道路を横切り、ブナ林を登ると石段となり、脊振神社の建つ山頂に着きます。 脊振山から椎原へ下るのは、往路を戻って矢筈峠から車谷を下るか、自衛隊道路を下り、途中から九電反射板を経て板屋峠から荒谷集落を通って行くことになります。
  • 坂本峠から蛤岳を経て脊振山

    坂本峠から蛤岳を経て脊振山

    那珂川市から佐賀県吉野ヶ里町をつなぐ国道385号の坂本峠を起点にして脊振山に至るルートは九州自然歩道の一部で、登山道の整備状況もよく、興味深いルートです。坂本峠は、市ノ瀬から南畑ダムを経由し五ヶ山ダム右岸から旧道をたどります。スタートは自然歩道の標識で階段を上がり、杉の植林の中の広い道を行くと高圧電線をくぐります。すぐにピークを越え林道に出て、少し進んで尾根を登ります。この先はゆるい起伏を繰り返して行きますが、稜線の林道が風情を壊しています。734mピークを越えると永山林道に出ます。これを横切り蛤水道沿いの道を行きます。1620年代に築造された蛤水道は、尾根を越えて佐賀側に導水する仕掛けが珍しいです。橋を渡り10分も登って蛤岳山頂に到着します。山頂付近に名前の由来の巨石があります。 山頂を下り自然林の美しい林を行き、細い流れを渡り伐採地の縁を通ります。脊振山から延びている稜線の中腹をトラバースするあたりでは佐賀側の眺望が開けます。稜線上のアンテナなどの施設用の道や階段を横切り、美しいササのなかを下って小川を渡ると、斜面に継ぎ足したような木道が延々と続いて毘沙門堂の前に出ます。そこから石段を登って駐車場に出て、道路から山頂の神社に上がります。坂本峠から脊振山まで8.2kmの長駆コースです。 また、九州自然歩道は坂本峠から北東に向かい、七曲峠を経て九千部山に続いています。
    那珂川市から佐賀県吉野ヶ里町をつなぐ国道385号の坂本峠を起点にして脊振山に至るルートは九州自然歩道の一部で、登山道の整備状況もよく、興味深いルートです。坂本峠は、市ノ瀬から南畑ダムを経由し五ヶ山ダム右岸から旧道をたどります。スタートは自然歩道の標識で階段を上がり、杉の植林の中の広い道を行くと高圧電線をくぐります。すぐにピークを越え林道に出て、少し進んで尾根を登ります。この先はゆるい起伏を繰り返して行きますが、稜線の林道が風情を壊しています。734mピークを越えると永山林道に出ます。これを横切り蛤水道沿いの道を行きます。1620年代に築造された蛤水道は、尾根を越えて佐賀側に導水する仕掛けが珍しいです。橋を渡り10分も登って蛤岳山頂に到着します。山頂付近に名前の由来の巨石があります。 山頂を下り自然林の美しい林を行き、細い流れを渡り伐採地の縁を通ります。脊振山から延びている稜線の中腹をトラバースするあたりでは佐賀側の眺望が開けます。稜線上のアンテナなどの施設用の道や階段を横切り、美しいササのなかを下って小川を渡ると、斜面に継ぎ足したような木道が延々と続いて毘沙門堂の前に出ます。そこから石段を登って駐車場に出て、道路から山頂の神社に上がります。坂本峠から脊振山まで8.2kmの長駆コースです。 また、九州自然歩道は坂本峠から北東に向かい、七曲峠を経て九千部山に続いています。
  • 野河内から井原山

    野河内から井原山

    曲渕から野河内まで進み、水無鍾乳洞方面の林道へ向かいます。野河内橋を渡り、すぐに野河内渓谷の道と分かれ、野河内の急流地帯を高巻いて上流に上がり、盆地状の水無に入ります。かつてそこに集落があり、登山者が立ち寄り井原山へ向かったという道の一部が復活され、一帯にキツネノカミソリ群生が見出されました。林道は水無橋で瑞梅寺からの林道に出会い、その後駐車場に到着します(鍾乳洞は対岸です)。 木橋を渡り、流れに沿って30分進むと谷は狭まり、突き当たりの尾根に取り付くことになります。この間、七月初旬にはオオキツネノカミソリの群落が見られます。急な斜面を15分登ってゆるくなると稜線に出て、西に進むと高原状の山頂に到着します。
    曲渕から野河内まで進み、水無鍾乳洞方面の林道へ向かいます。野河内橋を渡り、すぐに野河内渓谷の道と分かれ、野河内の急流地帯を高巻いて上流に上がり、盆地状の水無に入ります。かつてそこに集落があり、登山者が立ち寄り井原山へ向かったという道の一部が復活され、一帯にキツネノカミソリ群生が見出されました。林道は水無橋で瑞梅寺からの林道に出会い、その後駐車場に到着します(鍾乳洞は対岸です)。 木橋を渡り、流れに沿って30分進むと谷は狭まり、突き当たりの尾根に取り付くことになります。この間、七月初旬にはオオキツネノカミソリの群落が見られます。急な斜面を15分登ってゆるくなると稜線に出て、西に進むと高原状の山頂に到着します。
  • 瑞梅寺から井原山

    瑞梅寺から井原山

    瑞梅寺方面からは井原山自然歩道が整備されています。井原山入口バス停で下車し、すぐ先で瑞梅寺山の家、洗谷方面の道が右に分かれます。奇徳橋から右に自然歩道案内標識に従い、林道を15分進むと、大きく右に曲がる地点から谷を渡り、右岸へ進みます。新設された林道を横切り、さらに2度本流を渡るとアンノ滝に到着します。滝の手前から左岸に渡り、なお谷を詰めると、右岸から尾根に向けてジグザグの登りが始まります。尾根に上がると傾斜はゆるくなり、自然林を通って稜線上に出ます。広い尾根を東へ5分進むと頂上に到着します。
    瑞梅寺方面からは井原山自然歩道が整備されています。井原山入口バス停で下車し、すぐ先で瑞梅寺山の家、洗谷方面の道が右に分かれます。奇徳橋から右に自然歩道案内標識に従い、林道を15分進むと、大きく右に曲がる地点から谷を渡り、右岸へ進みます。新設された林道を横切り、さらに2度本流を渡るとアンノ滝に到着します。滝の手前から左岸に渡り、なお谷を詰めると、右岸から尾根に向けてジグザグの登りが始まります。尾根に上がると傾斜はゆるくなり、自然林を通って稜線上に出ます。広い尾根を東へ5分進むと頂上に到着します。
  • 雷山観音から雷山

    雷山観音から雷山

    JR筑前前原駅から糸島市コミュニティバスで雷山観音前終点で下車し、千如寺まで歩きます。手前の川沿いの道に「雷山自然歩道」の標識があり、これが入口となります。コンクリート舗装の道が民家の間を通り、最後の民家の上を回ってフェンス沿いに進むと杉林の中に導かれます。セメントが剥離した路をたどり、未舗装の林道を横切ってひとしきり登ります。次の林道に出て、道脇の防火水槽の横から登山道に入ります。流れに沿って登り、やがて渡れば林道(支線)終点の広場が見えます。目の前には、二段の清賀の滝が美しく広がります。 滝の正面で橋を渡り、急登して狭い尾根に上がりこむと、木の根張りがあらわになった道が延びています。やがて林に入ると道は尾根の右側を巻いて進み、空谷を横切り、また尾根を巻いて行きます。きれいに手入れされた杉林に入ると、3つの祠がたたずむ上宮に到着します。小ぶりながら端正な石造りの祠は、重厚で厳かな雰囲気を漂わせています。 上宮から広い尾根をゆるやかにジグザグで登り、展望台の岩を左に巻くと石の祠があり、再び尾根に出てブナやカエデの林から狭いササの道を抜けると山頂に飛び出します。広い草地に巨石が点在する山頂は、遮るもののない開放感に満ちた場所です。西に下ればスキー場跡の草原が広がり、東には井原山へ向かう広い道が延びています。
    JR筑前前原駅から糸島市コミュニティバスで雷山観音前終点で下車し、千如寺まで歩きます。手前の川沿いの道に「雷山自然歩道」の標識があり、これが入口となります。コンクリート舗装の道が民家の間を通り、最後の民家の上を回ってフェンス沿いに進むと杉林の中に導かれます。セメントが剥離した路をたどり、未舗装の林道を横切ってひとしきり登ります。次の林道に出て、道脇の防火水槽の横から登山道に入ります。流れに沿って登り、やがて渡れば林道(支線)終点の広場が見えます。目の前には、二段の清賀の滝が美しく広がります。 滝の正面で橋を渡り、急登して狭い尾根に上がりこむと、木の根張りがあらわになった道が延びています。やがて林に入ると道は尾根の右側を巻いて進み、空谷を横切り、また尾根を巻いて行きます。きれいに手入れされた杉林に入ると、3つの祠がたたずむ上宮に到着します。小ぶりながら端正な石造りの祠は、重厚で厳かな雰囲気を漂わせています。 上宮から広い尾根をゆるやかにジグザグで登り、展望台の岩を左に巻くと石の祠があり、再び尾根に出てブナやカエデの林から狭いササの道を抜けると山頂に飛び出します。広い草地に巨石が点在する山頂は、遮るもののない開放感に満ちた場所です。西に下ればスキー場跡の草原が広がり、東には井原山へ向かう広い道が延びています。
  • 木の香ランドから女岳

    木の香ランドから女岳

    JR筑肥線大入駅から歩き出し国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどる。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝して真名子にある木の香ランドにたどり着く。アプローチは長いが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道である。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園。この施設を起点にして女岳、浮嶽の登山をする。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋がある。これを渡り植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出る。そこが第二の登山口になる。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着く。頂上は明るく、北側の海岸線が望める。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出る。
    JR筑肥線大入駅から歩き出し国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどる。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝して真名子にある木の香ランドにたどり着く。アプローチは長いが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道である。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園。この施設を起点にして女岳、浮嶽の登山をする。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋がある。これを渡り植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出る。そこが第二の登山口になる。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着く。頂上は明るく、北側の海岸線が望める。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出る。
  • 荒谷峠から浮嶽

    荒谷峠から浮嶽

    JR筑肥線大入駅から歩き出し、国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどります。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝しながら真名子にある木の香ランドにたどり着きます。アプローチは長いですが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道です。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園です。この施設を起点にして女岳や浮嶽の登山を行います。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋があります。これを渡り、植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出ると、そこが第二の登山口となります。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり、大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着きます。頂上は明るく、北側の海岸線が望めます。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出ます。
    JR筑肥線大入駅から歩き出し、国道202号から加茂川に設置されたゆらりんこ橋を経て二丈渓谷をたどります。渓谷沿いには遊歩道があり、滝を探勝しながら真名子にある木の香ランドにたどり着きます。アプローチは長いですが、かつては地元の小学生が通学路として利用したという道です。 旧二丈町が整備した木の香ランドは二丈岳の麓にあり、研修棟などを備えた森林公園です。この施設を起点にして女岳や浮嶽の登山を行います。 木の香ランドからキャンプ場に向かうと、まもなく右へ渡るつばき橋があります。これを渡り、植林帯を抜けて雷山浮嶽林道に出ると、そこが第二の登山口となります。杉林の中を登り尾根に上がると荒川峠からの登山道に合流し、右に向かい尾根を登ると自然林となり、大きな岩を回り込んでまもなく女岳頂上に着きます。頂上は明るく、北側の海岸線が望めます。西に下れば木々の間に浮嶽を見て、30分で西側の登山口(荒谷峠)に出ます。