朝日鉱泉から大朝日岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 12時間20分
  • 18.6km

コースガイド

朝日鉱泉から最短距離である中ツル尾根コースで大朝日岳を目指し、鳥原山を経由する周回コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
12時間20分
歩行距離
18.6km
最大高低差
1,311m
水場
朝日鉱泉登山口他
トイレ
朝日鉱泉登山口他
 朝日鉱泉から大朝日岳を目指すルートは3コースあります。ロングルートで縦走気分が味わえる御影森山コース、直登ダイレクトルートで高度を稼ぐ中ツル尾根コース、初心者にもおすすめの鳥原山コースです。いずれも健脚であれば日帰り可能ですが、山頂の小屋に泊まって周回する1泊2日のコースを紹介します。
 朝日鉱泉登山口には朝日鉱泉ナチュラリストの家があります。前泊して翌朝出発すればゆとりのある山行ができます。営業期間中は宿のトイレを24時間使えるようにしてくれています。
 目指す大朝日岳のピラミダルなピークが谷の奥にきれいに見えます。ダムの吊り橋を渡り、鳥原山への分岐、御影森山への分岐を過ぎると、朝日川沿いに何度も沢や吊り橋を渡ります。険阻な沢に下りていく箇所では足場が悪くロープが設置してあります。出合(二俣)までは荒天時は大変危険で通行できなくなるほどです。
 出合(二俣)の吊り橋を渡ると急な登りが始まります。下山で中ツル尾根を利用する場合は、転落の危険性がある最も注意すべき場所です。斜度が緩くなり平らな場所に出ると長命水の入口です。
 6合目地点まで登ると、ブナ林から灌木帯に変わります。7合目付近は、ダケカンバとハイマツが美しく、見晴らしもどんどん良くなっていきます。天に向かってそそり立つ三角錐は偽ピークです。8合目まで来ると山頂が確認できるようなり、高山植物を楽しみながら大朝日岳山頂へと達します。10分ほど下ると大朝日岳山頂避難小屋です。大朝日岳山頂避難小屋に泊まる醍醐味は、最高峰からの夕照と日の出を見られることでしょう。南北に延びる主稜線、無数に広がる枝尾根と谷、日本海と佐渡島、漁火に夜景、夏には花火大会、信越の山々から岩手山八幡平まで眺めることもできます。
 避難小屋を後にし、銀玉水まで下ります。7月上旬頃までは銀玉水上の斜面には雪渓が残り、朝早い時間の通過、特に下りでは注意が必要です。アイゼンが必携な場合もあります。ここから小朝日岳までは、6月末から7月上旬頃までは見事なヒメサユリロードになります。熊越からの急坂を登りきると小朝日岳山頂す。
 小朝日岳から急な斜面を下っていくと、滑りやすい岩場のロープ場があり、足場の不安定なトラバース道に入ります。残雪がある時は最も注意が必要な箇所です。登り返すと展望の良い鳥原山に着きます。石段を下り、木道を進むと鳥原山避難小屋があります。小屋周辺は各登山口への分岐が多いので、しっかりと確認しながら進むようにします。ブナ林の中を金山沢まで下り、渡渉後小さな峰をいくつか超えて、最後に高度をぐっと下げていくと中ツル尾根コースと合流します。吊り橋を渡って、階段を登ると朝日鉱泉登山口に到着です。
中ツル尾根から見た山頂ニセピーク
鳥原山山頂から望む小朝日岳(右)と大朝日岳(左)。
朝日に照らされる大朝日岳山頂避難小屋。
朝日鉱泉ナチュラリストの家
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