針生平から大朝日岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 17時間55分
  • 24.8km

コースガイド

針生平登山口から大朝日岳を目指し、祝瓶山へ縦走して戻る、半周回コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
17時間55分
歩行距離
24.8km
最大高低差
1,441m
水場
蛇引清水他
トイレ
針生平登山口他
 荒川源流域のブナの原生林と、源流域を囲む深く険しい山稜を眺めることができるのが魅力のコースです。
 針生平登山口は徳網集落からも近く容易に入ることができ、駐車スペースと仮設トイレがあります。吊り橋を渡り沢を渡ると大石沢小屋がありますが、登山道以外の道もあるため間違わないように注意します。間もなく祝瓶山への鈴振尾根との分岐に出て、左に進みます。一本丸太の吊橋を渡ると角楢小屋です。ぜんまい小屋として使用していた小屋でトイレはありませんが、利用することはできます。しばらく平坦な道を進みますが、見事なブナの原生林が続きます。大玉沢出合で一本丸太の吊橋を渡ると、尾根道の急登が始まります。蛇引清水の分岐を過ぎ急坂を登り切ると平らな尾根上に出ます。荒川源流域の深い沢と雪崩で削り取られた荒々しい岩肌をさらす袖朝日岳の稜線が間近に広がる、素晴らしい展望が得られます。北大玉山分岐を直進し、平岩山へ向かいます。途中の水場は細く、あまりあてにはできないかもしれません。平岩山からは平たい地形の砂礫風衝地で、視界不良時には道を見失わないように注意が必要です。チングルマなどの高山植物がたくさん見られます。大きな岩がゴロゴロしている場所を過ぎると急登が始まります。朝日連峰で最もアルペン的な景観でダイナミックな登りです。天に突き刺さるように正面に立ちはだかる尖がりは偽ピークです。偽ピークを超えると大朝日岳山頂は目の前ですが、砂と子砂利で足を取られながらジグザグと登り上げていきます。山頂からはどこまでも見渡せるような素晴らしい展望が待っています。10分ほど北に下ると大朝日岳山頂避難小屋です。水は、金玉水か銀玉水まで下って得るようにします。
 小屋を早朝に発ち、大朝日岳山頂に登り返して平岩山へ下っていきます。北大玉山分岐から左へ、祝瓶山への縦走路を進みます。大玉山を過ぎ、1319m地点までは展望の良い尾根歩きが続きます。樹林帯に入り赤鼻分岐を過ぎて最低鞍部に達します。ここからは岩場交じりの急なヤセ尾根を登って行き、分岐に達します。左に折れ15分ほど登ると祝瓶山の山頂です。
 大朝日岳から辿ってきた道のりを振り返る展望を楽しんだら下山開始です。先ほどの分岐を直進すると一ノ塔です。鈴振尾根の樹林の中をひたすら下っていくと行きに直進した分岐に到着します。左に進み、大石沢小屋を過ぎれば針生平登山口はもうすぐです。
 悪天候時や体力的に不安がある場合には、大朝日岳から祝瓶山への縦走はせず、北大玉山分岐から往路を戻るとよいでしょう。
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