蓮華温泉から朝日岳

コース難易度
中級
  • 2泊3日
  • 8時間10分
  • 11.4km

コースガイド

テクニック度
山行日数
2泊3日
歩行時間
8時間10分
歩行距離
11.4km
最大高低差
水場
トイレ
 このコースは、蓮華温泉から、瀬戸川、白高地沢へいったん下り、そこからカモシカ坂を急登し、五輪尾根を朝日岳をめざして登る健脚向きのコースです。近年、花巡りの山旅を楽しめるコースとして人気がありますが、計画不十分なまま安易に登るのは禁物です。またこのコースは、途中見るべきものも多く、ついついのんびりと登ってしまうコースでもあります。山行を楽しむためには、なるべくならば蓮華温泉に一泊し、朝はできるだけ早立ちしましょう。
 蓮華温泉ロッジの前からブナやトチの樹林帯を下り、キャンプ場を左に見て、蓮華ノ森自然歩道の周遊道に出ます。鉱山道を左に分けて右に進むと、大きな湿原となり、整備された木道に出ます。ここは兵馬ノ平と呼ばれ、ヒオウギアヤメなどが咲き、小川も流れています。雪倉岳や朝日岳の展望の良いところです。
 瀬戸川へは、木道や、滑りやすい樹林の中の急坂を下って行きます。立派な鉄橋を渡り、白高地沢に沿った道を行けば、左にヒョウタン池を見て白高地沢の鉄橋を左岸に渡ります。やがて、カモシカ坂の急登になります。以前は滑りやすい急坂でしたが、木道の整備により歩きやすくなりました。しかし、木道が濡れているときなどはスリップに十分注意が必要です。
 高度を上げて行くと、視界が開け、緩斜面になり、草原に出ます。ここがカモシカ原で、きれいなお花畑が広がっています。低樹林帯の中にある花園三角点を過ぎて広い草原に出ると、ベンチが作られていて近くに水場があります。やがて道は稜線状を行くようになります。青ザクと呼ばれるザク道を登りきると、再び樹林帯に入り、山腹をトラバースしながら白高地に入って行きます。清水が縦横に流れ、道はぬかるんだ幾筋もの踏跡をたどるように行きます。ぬかるみにはうんざりしますが、チングルマやハクサンコザクラなどの花が咲き乱れる中を行くので、元気づけられることでしょう。
 さらに南面の緩斜面の草地をトラバースしながらどんどん登って行きますが、早い時期ならば、雪渓をいくつも横断することになるので慎重に。やがて朝日岳の鞍部(吹上のコル)に出ます。ここは栂海新道の分岐点にもなっています。
 反対側の斜面の下に朝日池を見ながら、広い斜面をジグザグに登って行くと、左手に雪渓がある場所に出ます。その横を回るとまもなく、朝日岳の頂上です。
 旭岳の頂上には、展望指示盤がはめ込まれた台石が立っています。周辺にはハイマツが点在し、ミヤママツムシソウやタカネシオガマなどが咲きます。また、ライチョウの遊ぶ姿もよく見られるスポットです。西に延びる尾根を、道標に従い40分あまりで朝日小屋に到着します。
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