屯鶴峯から大和葛城山、金剛山へ

コース難易度
上級
  • 日帰り
  • 10時間40分
  • 23.1km

コースガイド

ダイトレ北起点の屯鶴峯から峠を越えながら二上山、岩橋山、大和葛城山を経てダイトレ最高峰の金剛山に至るコース。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
10時間40分
歩行距離
23.1km
最大高低差
1,025m
水場
水越峠
トイレ
馬ノ背、山麓公園分岐など
 近鉄南大阪線二上山駅から北方向への車道をたどり、穴虫峠から起点碑のある屯鶴峯入口に出ます。奈良県指定の天然記念物、火山活動に起因する凝灰岩の奇岩群があり、風光明媚な名勝として知られています。
 ダイトレ北入口は、さらに府道を進んだ道標が目印。左手に二上山・雄岳を眺めながら雑木林のアップダウンを繰り返し、万葉の森からの舗装路に合流すると、鞍部の馬ノ背を経てひと登りで、遠く近畿最高峰・大峰山脈まで見渡せる二上山・雌岳に到達します。
 目指す大和葛城山、金剛山を遠望しつつ、岩屋峠から竹内峠に下り立ちます。国道を横断し舗装された林道を経ての人工林、春にはヤマザクラが散見される登山道を、分岐に注意しながら進むと平石峠、登山道脇には葛城第二十四経塚があり、役行者と不動明王が鎮座しています。左に奈良盆地、右に大阪平野を垣間見ながら、長い木段をいくつか喘ぎ登ると岩橋山山頂に出ます。展望のない地味な山頂ですが、奈良県側からは存在感のある容姿です。
 木段を激下りし、十字路となる岩橋峠を過ぎると快適な登山道となり、着実に高度を稼いでゆきます。長かったルートも自然林に包まれるようになると、大和葛城山の山腹となります。北尾根への分岐を過ぎても連続の木段が容赦しませんが、弘川寺分岐に達すると急登は終わります。山頂部の無線中継所、キャンプ場、葛城ロープウェイのルートが合流し、一気に賑やかになります。白樺食堂脇から笹の斜面を登ると、ダイトレで随一の展望を誇る大和葛城山山頂です。
 大阪都心のビル群や六甲山、明石海峡大橋の左手には淡路島、東には室生山群や高見山の尖峰、大峰山脈などの絶景が広がり、ゆっくりと眺望を楽しみたいところです。春は山肌を紅く染めるツツジ園、秋には揺らぐススキを愛でることができます。自然研究路は約4kmに渡り、ブナやミズナラの小道、カタクリやイカリソウの群落、樹木のトンネルなど、季節ごとの草花や野鳥に親しむことができます。金剛山より標高は低いものの、金剛山頂は奈良県に属しており、大阪府最高峰はこの大和葛城山となります。
 大和葛城山から水越峠へは急な下り。特に登山口に近い石段では、スリップに注意してください。水越峠から続くガンドガコバ林道は傾斜があり、脚に負担がかかります。金剛の水でひと息入れましょう。屋根のあるカヤンボ休憩所からは、樹林帯のキツイ登りが待っています。越えてきた大和葛城山を振り返りつつ最後の木段を登りきり、郵便道と合流すると、すぐに金剛山の一の鳥居です。右に行けば最高地点の葛木神社と賑わう金剛山山頂広場、左に参道を進むと子どもたちの歓声が上がるちはや園地に至ります。
ススキ揺れる大和葛城山より金剛山を望む
屯鶴峯の奇岩。
大和葛城山自然研究路
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