千早本道から金剛山山頂を経て文殊尾を下る

コース難易度
初級
  • 日帰り
  • 2時間40分
  • 5.4km

コースガイド

金剛山で最も利用が多い初心者向けコース。最短の千早本道を登り、木漏れ日の文殊尾をゆっくり下ります。
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
2時間40分
歩行距離
5.4km
最大高低差
570m
水場
岩屋文殊
トイレ
のろし台跡、山頂広場
 千早本道は、登山道起点の辻堂から山上の金剛山転法輪寺に至るまでに13の石仏があり、一三仏信仰の対象となっています。登山道へは、金剛山登山口バス停から少し下った交差点を右折するのが一般的ですが、千早本道の起点となる辻堂は、そこを左折して坂を約7〜8分下った千早交差点にあります。
 時間に余裕があれば、金剛登山口バス停の先にある長い石段を上り、楠木正成ゆかりの千早城跡を巡って歴史に思いを馳せながら千早本道に合流するのもよいでしょう。
 全般に階段や手すりの整備された歩きやすい道ですので、石仏や合目表示を高さの目安に、息が上がらないようゆっくりしたペースで登るのがバテないコツです。五合目の、のろし台跡にはトイレやベンチがあるので、木陰で汗をぬぐい、ゆっくりと休みましょう。
 その後、緩やかな傾斜地や階段が続きますが、夏はヤマボウシ、新緑と紅葉には美しいブナの樹など自然に癒されながら、高度を上げます。八合目の分岐は、景観の優れた新道(右)にとるほうがよいでしょう。北側(左)の道は寒くなると凍結の恐れがあるので注意が必要です。
 金剛山山上には食堂や売店、トイレのほか、登山回数を記録する金剛錬成会の押印所や登拝回数掲示板が設けられています。広い山頂広場では、六甲の山並みや遠く淡路島などが一望できます。また、ライブカメラが一定時間ごとに撮影する静止画はホームページに掲載されています。疲れた体を休めたら、転法輪寺と最高峰の葛木岳(立入禁止)を神域とする葛木神社に立ち寄って心も休めましょう。
 帰路は、葛木神社へ参った急坂を戻り、突き当たりを左に取ります。ほどなく「楠木正成も智略を授かり、入学や進学、勝利への道等にご利益がある」とされる岩屋文殊のある三叉路があり、文殊尾はその先を下ります。登山道はよく踏まれており、ブナ林の木漏れ日が気持ち良い広い尾根の稜線です。ところどころ木の根が出ているので、足を引っかけないように注意しましょう。大きなベンチがある広い分岐を左へ進むと、杉やヒノキの植林帯を縫う階段。右の尾根道に進むとその先にも分岐があり、左は百ヶ辻を経てロープウェイ前バス停に着きますが、右に進むとバス停より少し離れた馬場谷方面に下り、初心者には不向きです。
 冬でも手軽に登れますが、凍結する箇所があるのでチェーンスパイクやアイゼンをお忘れなく。
売店やトイレもある山頂広場、ライブカメラが撮影されるポイント
金剛山の霧氷。金剛山積雪情報で、霧氷の状態も確認できます
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