室堂から釈迦新道へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 11時間35分
  • 19.7km

コースガイド

白山第二の高峰、大汝峰からの展望と、ほかのコースにはない高山植物との出会いのある静かな山歩き
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
11時間35分
歩行距離
19.7km
最大高低差
1,872m
水場
室堂、湯の谷乗越
トイレ
室堂
 御前峰に勝るとも劣らぬ展望が楽しめる白山第二の高峰大汝峰を通り、白山のほかのコースにはない高山植物との出会いや見事なブナ林歩きができる道です。下山の釈迦新道は、利用者は少なく静かな山歩きができますが、避難小屋がなく初心者向きではありません。市ノ瀬から釈迦岳までの日帰り登山にも使われます。別当出合から室堂、御前峰を経て千蛇ヶ池分岐までは砂防新道から御前峰・観光新道下山(コースガイド)を参照してください。
 千蛇ヶ池分岐から5分くらいで中宮道と大汝峰の巻き道と大汝峰山頂への大汝峰南の分岐に着きます。天気が良ければぜひ山頂へのルートをおすすめします。少し急な道を赤マークを頼りに岩の間を登りきると、緩やかな尾根筋となり山頂の石積みを目指して進みます。石積みの中に大汝神社の祠がある広々とした大汝峰山頂からは、御前峰と剣ヶ峰や翠ヶ池などが近くに見え、別山や遠く北アルプスなどの山並みを見渡すことができます。北へ進むと、御前峰では大汝峰に隠れていた七倉山や四塚山の彼方に金沢の市街地も見えるでしょう。やがて巻き道と合流し、ハイマツの樹海の中を進み下って行くと御手水鉢のある鞍部です。東方の谷をのぞくと地獄谷と火ノ御子峰の赤茶けた山肌が見え、すぐ右手に昔の室跡の石積みを見て緩やかに登って行きます。ハクサンイチゲやシナノキンバイ、ハクサンフウロやコバイケイソウなどのお花畑の斜面を横切って七倉山分岐に着きます。
 釈迦新道は道標に従って左方向へ進み、はっきりした道の下りとなります。様々な花の咲くお花畑を通りますが、クガイソウ、グンナイフウロ、オオサクラソウ、ミズバショウなど、ほかのコースには少ないか見られない花がよく現れるのが楽しみです。やがて湯の谷乗越の鞍部になりますが、すぐ手前の右側で水を得られます。そこから緩やかに登り、白山釈迦岳の三角点は通らずに西側にある池を右下に見ながら下り、登り返すと釈迦岳前峰に着きます。この先の下りの連続を控えて休みたい場所です。湯の谷左岸の急斜面の上に、御前峰と大汝峰や下ってきた七倉山、四塚山が連なっていて、別山や赤兎山、経ヶ岳、荒島岳なども望めるでしょう。
 釈迦岳前峰から下って行くと、やがてダケカンバやオオシラビソの高木林から見事なブナ林へと植生が変わっていきます。標高1460m付近に水場(標識あり)があり、さらに下ると釈迦岳登山口の車道に出ます。車道の途中で白山禅定道と交差している位置に道標があり、これを右に下って行くとブナやトチノキの林から杉林を通り、別当出合への車道に出てしばらくで市ノ瀬に着きます。
大汝峰から御前峰(右)と剣ヶ峰(左)、翠ヶ池。雲海の彼方に御嶽山が見える
釈迦岳前峰から御前峰(右)、大汝峰、七倉山、四塚山。
御手水鉢から北を望む。
オオサクラソウ
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