実川口から大日岳・飯豊山へ

コース難易度
上級
  • 2泊3日
  • 20時間20分
  • 22.8km
注意情報
2024年10月現在、2022年8月の豪雨被害により実川から湯ノ島小屋までの車道は徒歩含め通行不可。これにともない湯ノ島小屋〜大日岳間の登山道も刈り払いがされていないので注意。

コースガイド

林道歩きが長いため敬遠されがちですが、牛首山の岩場歩きが魅力的な、最高峰大日岳に直接登り上げるコースです。
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
2泊3日
歩行時間
20時間20分
歩行距離
22.8km
最大高低差
1,548m
水場
月心清水 他
トイレ
湯ノ島小屋 他
 湯ノ島小屋は林道から左手のブナ林の中にあり、裏に小沢が流れ、静寂に包まれた通年無人の避難小屋です。
 林道終点の取水ダム脇を直進してアシ沢に降り立ち、飛び石で渡り対岸の尾根末端から這い上がりますが、増水した場合は渡れません。また釣り人の踏み跡に迷い込まないでください。アシ沢の渡渉箇所はこれまで何度か変更されています。過去の資料に惑わされないよう注意が必要です。
 対岸にある河岸段丘のブナ林から、尾根伝いに高度を稼いで行きます。月心清水は分岐からほぼ水平に東に進んだ小沢です。水場分岐に小さな石仏があります。水場から急斜面を登ると、目の前に櫛ヶ峰が聳えています。数カ所にロープが設置されていますが、古くなっているので注意しましょう。
 一服平の広場には大江勝広記念碑が設置されています。鏡山から飯豊山に至る展望を望み、登高意欲が湧き上がります。
 尾根は急傾斜と緩傾斜を繰り返して登って行きますが、道傍には玉葱のように幾重にも皮で覆われたタマネギ岩があります。
 主尾根直下の急斜面はお花畑になっており、古い針金も残っています。櫛ガ峰北の鞍部は「早川ノ突キ上ゲ」と呼ばれています。
 風化した花崗岩の登山道が高山の雰囲気が漂わせます。遠望すると、複数の山頂を持ち雪崩に磨かれた烏帽子山が印象的です。
 鞍部を牛ヶ首と呼んでいます。御西岳方面から大日岳を望んだ時、山頂から連なるオンベマツ尾根を牛に見立てたのでしょう。
 東側に絡んで急な草の斜面を越えます。主尾根は庇のように東面に被さっており、両手を使って岩を登ると、足元の登山道に穴が空いており、千尋の谷の上を歩いている気分になります。惣十郎清水は残雪がなくなると使えなくなります。
 大日岳の山頂の標柱から僅かに東に進んだ場所からは、雄大な主稜線を見下ろすことができます。
 西大日岳方向の踏み跡は現在藪が密生しており、雪田周辺の草原はクマ達の遊び場になっています。
 湖面に映る大日岳の姿で写真集を飾った文平ノ池に下る付近は、裸地化が進んでいます。登り返しの途中、残雪によりコースが変わる二つの道付近は、チングルマなどの咲くお花畑です。
 御西小屋で振り返ると、牛首山を従えた荘厳な大日岳が聳えています。ここからは、連峰随一の牧歌的なお花畑を辿り、飯豊山に向かいましょう。下山は往路を湯ノ島小屋まで引き返します。
ヤマチズ

「山と高原地図」がアプリでも!

登山地図ナビアプリ ヤマチズで 登山をもっと快適に。

  • 専門家の現地調査による情報をわかりやすく表示

    しっかりと色分けされた登山道、コースタイム・見どころ・危険箇所など、毎年改訂の情報を厳選して、必要な場所に掲載。安全に楽しみながら目的の場所に辿り着けます。

  • 行程表と地図が連動!
    計画が立てやすい

    計画したルートと現在地を見て登山ができるので今どこにいるのかが一目でわかります。計画の編集もできるようになりました。

  • 山と高原地図Webの記事が
    アプリで読める

    日本の魅力的な山々の見どころを紹介。厳選された記事で登りたい山を見つけられます。

7日間無料トライアル実施中!

アプリダウンロードはこちら>

掲載書籍