大弛峠から甲武信ヶ岳へ

コース難易度
中級
  • 1泊2日
  • 10時間20分
  • 17.1km

コースガイド

アプローチしやすい大弛峠から、奥秩父縦走路の一部を味わえるコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
10時間20分
歩行距離
17.1km
最大高低差
1,491m
水場
大弛峠
トイレ
大弛峠
 登山の起点となる大弛峠へは塩山駅北口から季節運行の乗合タクシーが運行されています。峠には駐車場とトイレがあります。大弛小屋は東側の林の中にあり、予約により宿泊・幕営も可能です(有料)。
 国師ヶ岳へは、峠の小屋横の水場から登山道を登って行きます。10分ほどで、夢の庭園への道が分かれ、やがて尾根通しの道と合流。しばらくの急登で前国師、さらに少し下って三繋平に着きます。縦走路を外れて右に進むと、奥秩父最高峰の北奥千丈岳に至ります。分岐から往復30分足らずの道のりです。三繋平から直進して、樹林帯を抜けた所が国師ヶ岳山頂です。
 国師ヶ岳から頂稜をなだらかに下ると、10分ほどで天狗尾根を分けます。縦走路は左へ直角に曲がって急下降し、三つほどコブを越えると最低鞍部の国師のタルに着きます。
 タルから小さなコブを越えて緩やかに登り、1峰過ぎてようやく東梓。コメツガやシャクナゲ越しに国師ヶ岳が見えますが、展望はあまり良くないところです。東梓から大木のコメツガの樹林帯を下ってシダの茂る鞍部を過ぎ、ひとコブ越えると尾根が広く穏やかになります。右手の梢越しに両門ノ頭の岩壁が見えます。
 両門ノ頭は山梨県側が絶壁をなし、本コース中最も展望が良いところ。足元の東沢の谷筋が1本1本はっきり見えます。再び樹林帯の中を進み登り詰めると富士見です。名前通りにはいかず、展望はありません。ここは北に向って五郎山に至る長大な支稜の分岐峰です。正確には富士見は、この支稜が起こす最初のピークで、この分岐峰より20m高いのです。
 ここから縦走路は直角に右折します。枝尾根に踏み込まないようロープが張ってあります。雨水で溝状になった縦走路を下ると、枯木立の中に入り、立ちはだかるように水師が見えます。水師へは一直線の登りとなり、やがて右に尾根筋を外れて巻くように登ると水師に着きます。ここも展望はありません。
 水師からシラベの中を下ると、右手にガレ場が現れ、甲武信ヶ岳と木賊山が目前に迫ります。まもなく千曲川源流コースの分岐です。この分岐から縦走路は格段に良く踏まれており、まもなく幅広いガレ状の尾根筋の急登となります。見上げると甲武信ヶ岳山頂の標柱が見えます。もうひと踏ん張りで頂上に着きます。甲武信小屋へは急坂を15分で下れますが、右側がガレているので要注意。
 下りは戸渡尾根をたどって西沢渓谷入口へ向かいます。
前国師付近から金峰山方面を望んで。
三県の県境でもある甲武信ヶ岳山頂。
開けた両門ノ頭