雁坂峠から甲武信ヶ岳・戸渡尾根へ

コース難易度
上級
  • 1泊2日
  • 12時間5分
  • 19.7km

コースガイド

広瀬湖を起点として、雁坂峠から奥秩父縦走路をたどり、甲武信ヶ岳から戸渡尾根を下って広瀬湖畔に戻る周回コース
テクニック度
岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
1泊2日
歩行時間
12時間5分
歩行距離
19.7km
最大高低差
1,375m
水場
甲武信小屋ほか
トイレ
甲武信小屋ほか
 本コースは、数ある甲武信ヶ岳の登路のうち最も交通の便が良く、効率的に歩くことができると人気です。
 西沢渓谷行のバスで道の駅みとみで下車。国道を少し戻って久渡沢に出て車道を行くと、鶏冠山大橋の下をくぐって雁坂トンネル料金所の東側に出ます。タクシーはここまで入れます。
 登山コースは林道終点まで進みます。なおこの林道は私設につき一般車両は乗り入れ禁止。終点の沓切沢橋を渡って、従来の峠道に取り付きます。急坂を登ってなだらかに下るとナメラ沢の標識。やがてクッキリ沢を渡ると、すぐ久渡沢本流の川原に出ます。しばらく川原を歩いて、右岸の山道に入ります。沢筋を離れて樹林帯を登ると、やがて峠直下の急登になります。カヤトの斜面をジグザグに登り切ると、開けた雁坂峠に着きます。この峠は、日本三大峠のひとつに数えられています。
 縦走路を北西に進み、草原から樹林に入れば雁坂嶺。小広く穏やかな山頂です。雁坂嶺からゆるやかな樹林帯を下ったあと、東破風山への急登にさしかかります。その頂上から岩だらけの尾根道を少し下り、登り返せば破風山(西破風山)。
 破風山の頂稜にはシャクナゲが群生しています。山頂を過ぎた先、尾根が急に落ち込む地点に来ると、視界が開けて、木賊山・甲武信ヶ岳・三宝山・金峰山が一望できます。露岩が重なり合った尾根を下り切ると、避難小屋が建っている笹平。水場は南斜面を下ること20分のヌク沢源頭にあります。
 笹平から木賊山へは長い登りで、賽ノ河原でひと息ついて、いくらか平らになった先で道が分かれます。左は木賊山を越える尾根通しの道、右は巻き道。甲武信ヶ岳にはその日のうちに往復するのも良いし、翌日でもかまわないでしょう。
 甲武信小屋に宿泊した翌日、木賊山を越えて下山にかかります。すぐ鶏冠尾根への入口がありますが危険防止のため進入禁止の標識があります。さらに少し下ると、戸渡尾根分岐。戸渡尾根に入って山腹の左手を巻き気味に下ると、次第に尾根道らしくなります。しばらくはシラベやコメツガが密生して歩きにくい道が続きます。まもなく鶏冠尾根が一望できるようになると、道は樹林帯を急下降します。あたりはシャクナゲの群生地。やがて新道分岐です。右は徳ちゃん新道、左はヌク沢を渡る近丸新道です。近年は前者を通る人が多いようです。これを下りきると、西沢山荘の脇に出ます。
 そこからは、西沢渓谷の遊歩道歩き。西沢渓谷入口バス停から山梨市駅または塩山駅行バスの便があるので、利用するとよいでしょう。
木賊山西側のガレ場から望む甲武信ヶ岳
日本三大峠のひとつにも数えられる雁坂峠。
甲武信ヶ岳山頂。
清潔感のある破風山避難小屋
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