中丸山コースから熊野岳へ

コース難易度
中級
  • 日帰り
  • 5時間25分
  • 8.3km

コースガイド

賑やかな中央蔵王の登山コースに比べ、蔵王本来の静かで変化の楽しめるコース
テクニック度
岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
難易度の目安
難易度の目安
テクニック度
    岩場やクサリ場などがなく、問題なく歩ける
    岩場やクサリ場などがあり、部分的に注意が必要
    岩場やクサリ場などがあって、中級以上の技術と経験が必要
山行日数
日帰り
歩行時間
5時間25分
歩行距離
8.3km
最大高低差
791m
水場
お清水の森
トイレ
なし
 蔵王ライザワールドのゲレンデを少し登ると、ペンションTOOコットンの裏側に「お清水の森」のおいしい湧水があるので補給して行きましょう。
 仙人沢方面に少し進むと、リフト降り場と案内標識があります。このあたりは道が入り組み、分かりづらい所があるので注意しましょう。つづら折りを下りきったところに立派な仙人橋があります。高さがあり揺れるので、一人一人慎重に渡りましょう。対岸に着くと急登になります。足を踏み外さないよう慎重に歩を進めましょう。仙人沢沿いにしばらく進むと、不動滝が見えるビューポイントに着きます。険しくも勇壮な滝を眺められます。美しいブナ林になり、鳥のさえずりを聞きながら気持ちよい道を歩きます。ブナ林から背の低いハイマツなどの灌木帯に入り、ようやく中丸山の肩に取りつくと、視界が一気に広がり、目前に中丸山の山頂が見えてきます。
 木道になり快適な尾根歩きとなります。対岸にはエコーラインや刈田岳も見渡せ、振り返るとライザワールドスキー場が眼下に見えます。景色を眺めながら歩いていると程なく中丸山の山頂です。山頂からはこれから向かう熊野岳がどっしりと構えて見えます。熊野岳方面はアオモリトドマツの林が見事で、蔵王らしい景色です。
 中丸山山頂から木道を下ると、アオモリトドマツの林の中に入り視界は閉ざされます。アオモリトドマツの林を抜け、再度視界が開けて尾根歩きになります。右手に仙人沢が見えてきて沢の音が近くなれば、高山植物を楽しめる緩やかな登り道になります。8月初旬頃はザオウアザミとタカネニガナが道一面に咲き、疲れた体を励ましてくれます。しばらく進むと再度木道が現れ熊野岳の赤い岩肌が近づいてきます。この木道周辺は6月中旬頃までは残雪で木道が隠れ、道に迷いやすい場所でもあります。
 木道を過ぎ、灌木帯の登りになり森林限界の岩と砂礫の道へと変わってきます。眼下には蔵王温泉スキー場のユートピアゲレンデと青い屋根のトドマツヒュッテが見え、足元には愛らしいコマクサが道の両脇に咲いて、思わず足を止めて見入ってしまう光景です。展望のきく石の並べられた登山道を登って行くと、斎藤茂吉の歌碑が見えてきて程なく熊野岳の山頂です。休日であれば、多くの登山者で賑わいます。山頂からは朝日連峰、月山、吾妻連峰の景色を楽しめますが、刈田岳方面に少し移動して、南蔵王の峰々を眺めるのも良いものです。
 帰りは往路を戻りますが、仙人橋上部の下りはとくに注意して下りましょう。
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