【関東】の山

相模湖の南の山で、顕鏡寺からのコースは奇岩の道が続きます。大明神展望台では相模湖を眼下に北側の美しい山並みが見えます。

この山は麓の寄集落のカヤ場であった事から三ノ萱と呼ばれていました。山頂は草原状で、富士山や箱根方面の展望も良く、塔ノ岳との周遊コースでよく歩かれます。

西丹沢の盟主とも言うべき山で、ツツジ咲き乱れる山として特に有名です。丹沢主脈の姫次から見るこの山は、神ノ川の深い谷を隔てて力強くそそり立っています。檜洞丸と蛭ヶ岳の間の丹沢主稜縦走路は深山の趣が強く一度は歩きたいコースです。

富士山や金時山などの眺めが良い山です。ここから金時山までの縦走ルートは人気があり、多くの人に歩かれています。最乗寺からのコースは箱根路の中で最古といわれています。

荒沢岳や中ノ岳の南側に位置する山。丹後山の北側には利根川の水源地でもある大水上山が聳え、そこと合わせて登ることが多いようですが、アプローチが長いため最近では訪れる人が少なくなっていると聞きます。しかし、巻機山や平ヶ岳、中ノ岳、荒沢岳などの展望に優れているため、通い詰める人もいるようです。山頂の手前には避難小屋があり、ここを利用すれば中ノ岳や荒沢岳へ縦走することが可能となります。丹後山だけに登るなら、十字峡登山センターから三国川沿いの林道を経由して登るコースが最も早く山頂に立てます。稜線に乗ると、ニッコウキスゲやタテヤマリンドウなどの高山植物が足元を染めてくれます。

山頂部の長野県側に見られる赤茶けた大岩稜が山名の由来です。魚野川とガラン沢とを分ける分水嶺の山でもあり、横手山方面と岩菅山方面、さらに白砂山方面からの3つの稜線を集めています。群馬県側の山里から見ると、山頂直下に鯛の形をした大崩壊地を見ることができ、昔から赤はげ山と呼ばれている山でもあります。